ペット保険のアニコム損保、「ペットにかける年間支出調査2019」最新版を発表!
[20/03/31]
提供元:PRTIMES
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犬で30万円、猫では16万円。人気のエキゾチックアニマルも初調査!
ペット保険シェアNo.1のアニコム損害保険株式会社(以下、アニコム損保 代表取締役:野田真吾)は、アニコム損保のペット保険契約者5,000名以上から得られた回答をもとに2019年の1年間にペットにかけた年間支出費用を発表します。犬・猫だけでなくうさぎ・鳥・フェレット・ハムスター・ハリネズミといった小動物まで調査しています。
(※)シェアは、各社の2018年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2019年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
■犬にかける年間費用は30万円、猫では16万円
犬・猫それぞれについて、病気の治療費やフード代、トリミング料といった各項目にかかる費用を調べたところ、犬では306,801円(前年比92.5%)、猫では158,680円(前年比98.6%)でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28421/31/resize/d28421-31-331514-3.png ]
【調査結果ハイライト】
前年との合計額の対比では、犬猫ともにほぼ変わらず、わずかに減少傾向
犬猫ともに、費用が高い項目TOP 3は「治療費」「保険」「フード」
「フード・おやつ」は犬と猫で金額がそう変わらない
「ケガや病気の治療費」は犬猫ともに費用が減少、犬の方が猫より2万円以上高い
犬で大幅に増加した項目は「日用品」
犬の費用、増加した項目は娯楽系を中心としたプラスα
猫では、洋服にかける支出が約1.8倍に上昇
サプリメントの支出は、犬猫ともに前年から減少
猫の方が支出額の多い項目は、「防災用品」と「光熱費」
防災用品の支出は、犬猫ともに前年から上昇。猫では約2.2倍に
合計額では前年から大きな変動はなく、犬で30万円台前半の費用を支出、猫ではその半分ほどの飼育費用となっています。最大の支出項目は、犬猫ともに「フード・おやつ(約5万円)」であり、月4千円ほどの支出となっています。防災への意識の高まりからか、犬猫ともに防災にかける費用は上昇しており、災害の続く日本では、今後も防災関連費用は高まっていくであろうことが予想されます。
■体の大きさ別にみる年間費用(犬)
[画像2: https://prtimes.jp/i/28421/31/resize/d28421-31-500438-0.png ]
犬の大きさ別に支出した費用を見てみると、基本的には大きさに準じてそれぞれの費用も高くなっています。特に、「フード・おやつ」では、大型犬は小型犬の2倍以上支出しており、食べる量に比例して支出も大きくなっています。また、「しつけ・トレーニング」にかける金額も、小型・中型犬の3倍ほどとなっており、咬傷事故の防止に対する意識の高さがうかがえます。エアコン等を含む光熱費も、大型犬が最も高い結果となりましたが、大型犬も室内で飼育されている傾向が背景にあるのかもしれません。
一方で、小型犬の方が支出の多い項目は、「シャンプー・カット・トリミング」と「洋服」でした。小型犬は大型犬に比べ、トリミングを必要とするトイ・プードルなどの犬種が人気であることや、犬の洋服を楽しむ飼い主が多いのかもしれません。
■小動物のペット(エキゾチックアニマル)にかけた費用も初めて調査。最大支出は「うさぎ」
[画像3: https://prtimes.jp/i/28421/31/resize/d28421-31-904791-2.png ]
犬・猫以外のエキゾチックアニマル(うさぎ・鳥・フェレット・ハムスター・ハリネズミ)についても初めて調査を行いました。最も費用が高かったのは「うさぎ」で、年間88,410円。次いで、フェレットが年間69,690円という結果となりました。
エキゾチックアニマルは、犬猫よりも飼育費用が低く、散歩する必要がない、鳴き声の心配がないなどの理由から、マンションなどの集合住宅や一人暮らしでも飼いやすいため、近年犬猫以外のペットの選択肢として人気を集めています。
エキゾチックアニマルは、体温調節が苦手な種も多いからか、犬猫よりも光熱費が高いという結果も見えています。犬猫が15,000円程度であるのに対して、ウサギは24,114円、フェレットは20,474円と、フードに次ぐ費用を支出していることがわかりました。
一方、飼育に必須の費用4項目(治療費・フード・日用品・光熱費)だけで比べてみると、うさぎの合計額88,410円に対し、猫は100,934円と、それほど大差ない額であることもわかりました。一般的には小動物の平均寿命の長さは犬猫に比べ短いので、生涯の飼育費用は少ないかもしれませんが、年間の最低限の飼育費用で考えれば、あまり変わらないと言えそうです。
■ペットへの支出の多さは、「愛情の証」
近年のペット飼育費用の増大は、ペットへの愛情の証とも言えます。「庭で放し飼い」というライフスタイルではなく、ペットを家族として迎えいれ、子どもやパートナー同然の存在として、共に楽しく暮らそうとする意思の表れが、この傾向につながっているものと考えられます。
ペットを飼うには、当然お金がかかります。たとえ小動物であっても、飼育に最低限の費用はかかります。実際に「お金がかかること」は「ペットと暮らして困ったこと」の一つとして挙げられます。それでもペットを飼う人たちはお金以上に「ペットと暮らしてよかったこと」があるからではないでしょうか。
今回発表した費用はあくまで平均値で、大きな怪我や病気などになればもっと大きな出費となる可能性もあります。費用を理由に飼育放棄となることが決してないよう、家族できちんと検討したうえで、ペットを迎えていただければ幸いです。
あわせて、アニコムが運営するペットに関する情報サイト「anicom you(https://mag.anicom-sompo.co.jp/)」でも、ペットにかかる年間費用についての情報を掲載しております。そちらも併せてご覧ください。
?anicom you の記事はこちら(https://mag.anicom-sompo.co.jp/11984)
【調査方法】
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2019年1月1日〜12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
(■2019年分調査:有効回答数 6,111 / ■2018年分調査:有効回答数 2,668)
【本調査に関する集計方法の変更について】
当社では、2008年より「ペットにかける年間支出調査」として毎年調査を行っておりますが、今回の調査(2019年度)より、一部集計方法を変更することといたしました。具体的には、これまでは、調査サンプルのうち、「回答なし」、および「0円」の回答を除外して集計しておりましたが、本年度より、「回答なし」は除外し、「0円」の回答を集計に含めることで、より各支出の実態に合わせた集計方法へと変更しております。
ペット保険シェアNo.1のアニコム損害保険株式会社(以下、アニコム損保 代表取締役:野田真吾)は、アニコム損保のペット保険契約者5,000名以上から得られた回答をもとに2019年の1年間にペットにかけた年間支出費用を発表します。犬・猫だけでなくうさぎ・鳥・フェレット・ハムスター・ハリネズミといった小動物まで調査しています。
(※)シェアは、各社の2018年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2019年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
■犬にかける年間費用は30万円、猫では16万円
犬・猫それぞれについて、病気の治療費やフード代、トリミング料といった各項目にかかる費用を調べたところ、犬では306,801円(前年比92.5%)、猫では158,680円(前年比98.6%)でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28421/31/resize/d28421-31-331514-3.png ]
【調査結果ハイライト】
前年との合計額の対比では、犬猫ともにほぼ変わらず、わずかに減少傾向
犬猫ともに、費用が高い項目TOP 3は「治療費」「保険」「フード」
「フード・おやつ」は犬と猫で金額がそう変わらない
「ケガや病気の治療費」は犬猫ともに費用が減少、犬の方が猫より2万円以上高い
犬で大幅に増加した項目は「日用品」
犬の費用、増加した項目は娯楽系を中心としたプラスα
猫では、洋服にかける支出が約1.8倍に上昇
サプリメントの支出は、犬猫ともに前年から減少
猫の方が支出額の多い項目は、「防災用品」と「光熱費」
防災用品の支出は、犬猫ともに前年から上昇。猫では約2.2倍に
合計額では前年から大きな変動はなく、犬で30万円台前半の費用を支出、猫ではその半分ほどの飼育費用となっています。最大の支出項目は、犬猫ともに「フード・おやつ(約5万円)」であり、月4千円ほどの支出となっています。防災への意識の高まりからか、犬猫ともに防災にかける費用は上昇しており、災害の続く日本では、今後も防災関連費用は高まっていくであろうことが予想されます。
■体の大きさ別にみる年間費用(犬)
[画像2: https://prtimes.jp/i/28421/31/resize/d28421-31-500438-0.png ]
犬の大きさ別に支出した費用を見てみると、基本的には大きさに準じてそれぞれの費用も高くなっています。特に、「フード・おやつ」では、大型犬は小型犬の2倍以上支出しており、食べる量に比例して支出も大きくなっています。また、「しつけ・トレーニング」にかける金額も、小型・中型犬の3倍ほどとなっており、咬傷事故の防止に対する意識の高さがうかがえます。エアコン等を含む光熱費も、大型犬が最も高い結果となりましたが、大型犬も室内で飼育されている傾向が背景にあるのかもしれません。
一方で、小型犬の方が支出の多い項目は、「シャンプー・カット・トリミング」と「洋服」でした。小型犬は大型犬に比べ、トリミングを必要とするトイ・プードルなどの犬種が人気であることや、犬の洋服を楽しむ飼い主が多いのかもしれません。
■小動物のペット(エキゾチックアニマル)にかけた費用も初めて調査。最大支出は「うさぎ」
[画像3: https://prtimes.jp/i/28421/31/resize/d28421-31-904791-2.png ]
犬・猫以外のエキゾチックアニマル(うさぎ・鳥・フェレット・ハムスター・ハリネズミ)についても初めて調査を行いました。最も費用が高かったのは「うさぎ」で、年間88,410円。次いで、フェレットが年間69,690円という結果となりました。
エキゾチックアニマルは、犬猫よりも飼育費用が低く、散歩する必要がない、鳴き声の心配がないなどの理由から、マンションなどの集合住宅や一人暮らしでも飼いやすいため、近年犬猫以外のペットの選択肢として人気を集めています。
エキゾチックアニマルは、体温調節が苦手な種も多いからか、犬猫よりも光熱費が高いという結果も見えています。犬猫が15,000円程度であるのに対して、ウサギは24,114円、フェレットは20,474円と、フードに次ぐ費用を支出していることがわかりました。
一方、飼育に必須の費用4項目(治療費・フード・日用品・光熱費)だけで比べてみると、うさぎの合計額88,410円に対し、猫は100,934円と、それほど大差ない額であることもわかりました。一般的には小動物の平均寿命の長さは犬猫に比べ短いので、生涯の飼育費用は少ないかもしれませんが、年間の最低限の飼育費用で考えれば、あまり変わらないと言えそうです。
■ペットへの支出の多さは、「愛情の証」
近年のペット飼育費用の増大は、ペットへの愛情の証とも言えます。「庭で放し飼い」というライフスタイルではなく、ペットを家族として迎えいれ、子どもやパートナー同然の存在として、共に楽しく暮らそうとする意思の表れが、この傾向につながっているものと考えられます。
ペットを飼うには、当然お金がかかります。たとえ小動物であっても、飼育に最低限の費用はかかります。実際に「お金がかかること」は「ペットと暮らして困ったこと」の一つとして挙げられます。それでもペットを飼う人たちはお金以上に「ペットと暮らしてよかったこと」があるからではないでしょうか。
今回発表した費用はあくまで平均値で、大きな怪我や病気などになればもっと大きな出費となる可能性もあります。費用を理由に飼育放棄となることが決してないよう、家族できちんと検討したうえで、ペットを迎えていただければ幸いです。
あわせて、アニコムが運営するペットに関する情報サイト「anicom you(https://mag.anicom-sompo.co.jp/)」でも、ペットにかかる年間費用についての情報を掲載しております。そちらも併せてご覧ください。
?anicom you の記事はこちら(https://mag.anicom-sompo.co.jp/11984)
【調査方法】
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2019年1月1日〜12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
(■2019年分調査:有効回答数 6,111 / ■2018年分調査:有効回答数 2,668)
【本調査に関する集計方法の変更について】
当社では、2008年より「ペットにかける年間支出調査」として毎年調査を行っておりますが、今回の調査(2019年度)より、一部集計方法を変更することといたしました。具体的には、これまでは、調査サンプルのうち、「回答なし」、および「0円」の回答を除外して集計しておりましたが、本年度より、「回答なし」は除外し、「0円」の回答を集計に含めることで、より各支出の実態に合わせた集計方法へと変更しております。