100人のアーティストがロシアのミュージシャン解放に立ち上がる
[13/07/23]
提供元:PRTIMES
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マドンナが、アデルが、コールドプレイが、ポール・マッカートニーが、アムネスティとともに釈放を訴える
昨年ロシアでは、大統領選を前に多くの人たちがプーチンに抗議した。女性のパンクロックバンド「プッシー・ライオット」もそのひとつで、大聖堂前でプーチン大統領とロシア正教幹部に対する抗議パフォーマンスを行った。そして、メンバーのうち3人が「宗教的嫌悪によるフーリガン行為」の罪に問われ、禁固2年の有罪となった。アムネスティは、表現の自由を不公正な裁判で踏みにじったと、3人の釈放を求めてきた。これまでに1人の仮釈放が認められたが、残りの2人はまだ刑務所の中で、今週、仮釈放の審問を控えている。それを目前に、世界中の名だたるミュージシャンたちが釈放の呼びかけに加わり、獄中の2人を励ます公開レターを作成した。
アムネスティ・インターナショナルは、ロシアの女性パンクバンド、プッシー・ライオットのメンバー、マリア・アリョーヒナ(25歳)さんとナジェージダ・トロコンニコワ(23歳)さんの釈放を求めるキャンペーンを展開してきた。2人の仮釈放審問を控えた今週、世界のミュージシャンたちとともに、獄中の2人を励ます公開レターを作成した。その中でミュージシャンたちは力強い支援を表明し、プッシー・ライオットに対する「恐るべき不公正な裁判と収監が、とりわけ仲間のアーティスト、ミュージシャン、さらに世界中の人たちに大きな衝撃を与えている」と語っている。
さらに、「教会での抗議は配慮が必要ではあるけれど、私たちはロシア当局に過酷な判決の見直しを求め、2人が子どもや家族のもとに帰り、もとの生活に戻れることを切に願っている」と続く。
手紙の署名人の一人、オノ・ヨーコさんは、「プッシー・ライオットが表現の自由のために毅然と信念を貫いていることに感謝したい。世界中のすべての女性は、女性であることを誇らしく思っている」と語った。
アムネスティの担当者ルーシー・マクナマラは次のようにコメントしている。
「プッシー・ライオット事件は世界中のミュージシャンに衝撃を与えました。今回、2人へのレターへの署名呼びかけに、予想をはるかに上回る反響がありました。『プロテストソングを歌うと逮捕されるのでは、と恐れなければならないとすれば、何かがおかしい』と語るミュージシャンたちもいました。ロシア当局が、最終的には良識を持って、マリアとナジェージダを釈放することを願いましょう」
プッシ―・ライオットのメンバー、アリョーヒナさん、トロコンニコワさん、エカテリーナ・サムツェビッチさんの裁判開始が大きく報道されたのは、1年ほど前のこと。3人は昨年2月、モスクワにあるロシア正教会の首座聖堂でプーチン政権を批判する曲を演奏したとして、「宗教的嫌悪によるフーリガン行為」の罪で起訴された。3人は有罪とされ、禁固2年の判決を受けた。アムネスティはこの判決を、ロシアにおける「表現の自由に対する大きな打撃」と批判した。
ロシア政府はその後、「宗教的感情を侮辱する目的で行われた公共活動」に対して最長3年の拘禁刑を科すことができるよう刑法を改正するなど、表現、集会、結社の自由に対するいくつかの規制を新たに導入した。
サムツェビッチさんは後に執行猶予で釈放されたが、アリョーヒナさんとトロコンニコワさんの申請は却下された。その2人の審問が今週、地区上級裁判所で開かれる。
▽今週の仮釈放審問でアリョーヒナさんとトロコンニコワさんが釈放されるよう求める署名はこちらから
http://bit.ly/13WHPJO
▽上記は英文になります。日本語での文面および参加方法説明はこちらから
https://www.facebook.com/amnesty.japan
(ここから署名サイトへのリンクがあります)
▽公開レターの内容、賛同ミュージシャン一覧はこちら
http://www.amnesty.or.jp/news/2013/0723_4072.html
昨年ロシアでは、大統領選を前に多くの人たちがプーチンに抗議した。女性のパンクロックバンド「プッシー・ライオット」もそのひとつで、大聖堂前でプーチン大統領とロシア正教幹部に対する抗議パフォーマンスを行った。そして、メンバーのうち3人が「宗教的嫌悪によるフーリガン行為」の罪に問われ、禁固2年の有罪となった。アムネスティは、表現の自由を不公正な裁判で踏みにじったと、3人の釈放を求めてきた。これまでに1人の仮釈放が認められたが、残りの2人はまだ刑務所の中で、今週、仮釈放の審問を控えている。それを目前に、世界中の名だたるミュージシャンたちが釈放の呼びかけに加わり、獄中の2人を励ます公開レターを作成した。
アムネスティ・インターナショナルは、ロシアの女性パンクバンド、プッシー・ライオットのメンバー、マリア・アリョーヒナ(25歳)さんとナジェージダ・トロコンニコワ(23歳)さんの釈放を求めるキャンペーンを展開してきた。2人の仮釈放審問を控えた今週、世界のミュージシャンたちとともに、獄中の2人を励ます公開レターを作成した。その中でミュージシャンたちは力強い支援を表明し、プッシー・ライオットに対する「恐るべき不公正な裁判と収監が、とりわけ仲間のアーティスト、ミュージシャン、さらに世界中の人たちに大きな衝撃を与えている」と語っている。
さらに、「教会での抗議は配慮が必要ではあるけれど、私たちはロシア当局に過酷な判決の見直しを求め、2人が子どもや家族のもとに帰り、もとの生活に戻れることを切に願っている」と続く。
手紙の署名人の一人、オノ・ヨーコさんは、「プッシー・ライオットが表現の自由のために毅然と信念を貫いていることに感謝したい。世界中のすべての女性は、女性であることを誇らしく思っている」と語った。
アムネスティの担当者ルーシー・マクナマラは次のようにコメントしている。
「プッシー・ライオット事件は世界中のミュージシャンに衝撃を与えました。今回、2人へのレターへの署名呼びかけに、予想をはるかに上回る反響がありました。『プロテストソングを歌うと逮捕されるのでは、と恐れなければならないとすれば、何かがおかしい』と語るミュージシャンたちもいました。ロシア当局が、最終的には良識を持って、マリアとナジェージダを釈放することを願いましょう」
プッシ―・ライオットのメンバー、アリョーヒナさん、トロコンニコワさん、エカテリーナ・サムツェビッチさんの裁判開始が大きく報道されたのは、1年ほど前のこと。3人は昨年2月、モスクワにあるロシア正教会の首座聖堂でプーチン政権を批判する曲を演奏したとして、「宗教的嫌悪によるフーリガン行為」の罪で起訴された。3人は有罪とされ、禁固2年の判決を受けた。アムネスティはこの判決を、ロシアにおける「表現の自由に対する大きな打撃」と批判した。
ロシア政府はその後、「宗教的感情を侮辱する目的で行われた公共活動」に対して最長3年の拘禁刑を科すことができるよう刑法を改正するなど、表現、集会、結社の自由に対するいくつかの規制を新たに導入した。
サムツェビッチさんは後に執行猶予で釈放されたが、アリョーヒナさんとトロコンニコワさんの申請は却下された。その2人の審問が今週、地区上級裁判所で開かれる。
▽今週の仮釈放審問でアリョーヒナさんとトロコンニコワさんが釈放されるよう求める署名はこちらから
http://bit.ly/13WHPJO
▽上記は英文になります。日本語での文面および参加方法説明はこちらから
https://www.facebook.com/amnesty.japan
(ここから署名サイトへのリンクがあります)
▽公開レターの内容、賛同ミュージシャン一覧はこちら
http://www.amnesty.or.jp/news/2013/0723_4072.html