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全国の20歳〜69歳の男女1000人に聞いた「2017年 食品購入に関する生活者意識調査」

買いたいと思う国産の食材は?前年に続き「牛乳」94.8%が第1位 約9割が「食品の安心・安全にはコストがかかるものだ」と回答!

アメリカがトランプ政権になり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)から離脱すると表明しました。しかし、ニュージーランドが、日本に次いで2か国目のTPP国内手続きを終えるなど、TPPに関するニュースは絶えず報道されています。目まぐるしく変化する報道により、消費者の気持ちにどのような変化があるのでしょうか。そこで今回、「食材や食料品を購入する際に重視すること」や「日本の食品・食材はどのようにして安心・安全が守られてきたと思うか」など「食品購入」に関する調査を行ないました。




全国の20歳〜69歳の男女1000人に聞いた
「2017年 食品購入に関する生活者意識調査」
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買いたいと思う国産の食材は?前年に続き「牛乳」94.8%が第1位
約9割が「食品の安心・安全にはコストがかかるものだ」と回答!
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総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2017年3月29日(水)〜2017年3月30日(木)の2日間、全国の20歳〜69歳の男女1000人を対象に「食品購入」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。

<調査背景>
アメリカがトランプ政権になり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)から離脱すると表明しました。しかし、ニュージーランドが、日本に次いで2か国目のTPP国内手続きを終えるなど、TPPに関するニュースは絶えず報道されています。目まぐるしく変化する報道により、消費者の気持ちにどのような変化があるのでしょうか。そこで今回、「食材や食料品を購入する際に重視すること」や「日本の食品・食材はどのようにして安心・安全が守られてきたと思うか」など「食品購入」に関する調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。

【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳〜69歳の男女を対象に実施
3.有効回答数:1000名(20代・30代・40代・50代・60代の男女:各100名)
4.調査実施日:2017年3月29日(水)〜2017年3月30日(木)

◆「2017年 食品購入に関する生活者意識調査」主な質問と回答

◆日本の食品・食材はどのようにして安心・安全が守られてきたと思う?:
「農家や農協、行政などの努力によって」65.2%、「制度や法律によって」57.3%。
◆輸入食品・輸入食材全般に対し不安に思うことは?:「農薬」62.9%、「添加物」57.2%等。
「特になし」は8.6%に留まる結果に。
◆日本で売られている牛乳(種類別「牛乳」)が100%国産であることは?:
「意義があることだと思う」合計86.0%が回答。
◆あなたが、次の食材それぞれについて、国産を買いたいと思うものをお選びください。
前年に続き、「牛乳」が94.8%で第1位となった。

■食材購入時には、「味」、「価格」、「賞味期限」を重視。また、“どこで作られたか”を重視する方も多い。「安心・安全を維持するのには、コストがかかるものだ」等、食品の安心・安全に対する意識が高いことが調査から明らかに。

Q1. あなたが食材や食料品を購入する際に重視することをお答えください。(複数回答)【n=1000】

[画像1: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-238604-5.jpg ]

食材や食料品を購入する際に重視することをお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「味」となり90.5%が回答しました。「価格」81.6%、「賞味期限」63.2%と続きます。また、「産地」や「国産であること」という“どこで作られたか”を重視する方も多いようです。各選択肢、年代を重ねるごとに回答が増え、食材や食料品を購入する際に重視することが増える傾向にあるようです。

Q2. 食品に関して、あなたが当てはまると思うものをお答えください。(単数回答)【n=1000】

[画像2: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-445608-1.jpg ]

食品に関して当てはまると思うことをそれぞれお聞きしたところ、「食品の安心・安全を維持するのには、コストがかかるものだ」に対し、計92.2%が「そう思う」と回答しました。「現状より食品の価格が安くなるより、安心・安全を維持してほしい」計85.5%、「多少価格が高くても安心・安全と思われる商品を購入したい」計82.7%と食品の安心・安全に対する意識が高いことが調査からわかりました。

■輸入食品・輸入食材は「農薬」、「添加物」、「食品表示の偽装」が不安。日本の食品・食材は「農家や農協、行政などの努力によって」守られているという認識が高い結果になった。

Q3. あなたは日本の食品・食材はどのようにして安心・安全が守られてきたと思いますか。(複数回答)【n=1000】

[画像3: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-160709-3.jpg ]

日本の食品・食材はどのようにして安心・安全が守られてきたと思うかをお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「農家や農協、行政などの努力によって」となり65.2%が回答しました。年代でみると、60代は72.5%と最も多く回答しています。次いで「制度や法律によって」57.3%となっています。

Q4. あなたが輸入食品・輸入食材全般に対し不安に思うことをお答えください。(複数回答)【n=1000】


[画像4: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-422205-2.jpg ]

次いで、輸入食品・輸入食材全般に対してお聞きしました。不安に思うことをお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「農薬」となり62.9%が回答しました。次いで「添加物」57.2%、「食品表示の偽装」48.0%となっています。性別で比較をすると、どの項目も食事をつくることの多い女性が多く回答する結果となりました。また、「特になし」と回答したのは8.6%に留まり91.4%が何らかの不安を持っていることが明らかになっています。

■国産の食材で買いたいと思うもの第1位は前年に引き続き「牛乳」で94.8%。合計86.0%が、牛乳が国産であることに意義があると思うと回答。その理由は「安心」「安全」が多数。

Q5. あなたが、次の食材それぞれについて、国産を買いたいと思うものをお選びください。(単数回答)【n=1000】

[画像5: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-840149-0.jpg ]

国産の食材で買いたいと思うものをお聞きしました。「外国産より価格が高くても、国産のものを買いたい」、「外国産と価格が同じなら、国産のものを買いたい」を合計すると、最も多い回答は「牛乳」で94.8%となりました。「牛乳」は前年に引き続き第1位となっています。他の食材と比べて国産の牛乳に対する信頼感を持っている方は変わらず多いようです。前年の1月の同調査ではTOP10以外の食材でも「国産を買いたい」という回答が7割以上を占めていましたが、今年は8割以上を占めたことから国産に対する意識が高まっているのではないでしょうか。

Q6. あなたは牛乳が国産であることについてどう思いますか。(単数回答)【n=1000】

[画像6: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-788297-4.jpg ]

国産を買いたいと思う食材で第1位となった牛乳ですが、牛乳が国産であることについてどう思うかをお聞きしたところ、「とても意義があることだと思う」46.8%、「意義があることだと思う」39.2%と合計86.0%が、意義があると思うと回答しました。2016年は合計82.9%となり前年同様、高い数値となっています。

Q7. 「とても意義があることだと思う」、「意義があることだと思う」と回答した理由についてお答えください。(複数回答)【n=860】

[画像7: https://prtimes.jp/i/3149/68/resize/d3149-68-447741-6.jpg ]

前問で牛乳が国産であることについて「とても意義があることだと思う」、「意義があることだと思う」と回答した方に対し、その理由をお聞きしました。全体で最も多い回答は「安心だから」となり77.0%が回答しました。次いで「安全だから」75.2%となり、国産の牛乳に対し、安心・安全だと感じている方が多いことがわかりました。また、多くの項目で男性よりも女性が多く回答しています。買い物や料理をすることが多い女性だからこそ、牛乳の安心・安全を考え国産牛乳に対し、意義があると思っているのではないでしょうか。2001年、国連食糧農業機関(FAO)は牛乳への関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの方に知ってもらうことを目的に、6月1日を「世界牛乳の日(World Milk Day)」と定めました。これにちなんで日本でも2008年から毎年6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」としています。これを機に牛乳について、酪農について考えてみるのもよいかもしれませんね。

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「アイリサーチ」
URL : http://www.i-research.jp/
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