一年中いつでも食べたい!アイスクリームが大好きな県はどこ?
[18/05/31]
提供元:PRTIMES
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〜人口10万人当たりの業種分類「アイスクリーム」登録件数トップ3は、高知県、福島県、青森県〜
NTTタウンページ株式会社(代表取締役社長:岡田 昭彦、本社:東京都港区虎ノ門3-8-8)は、タウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用してさまざまなマーケティング情報を提供しており、自社が運営するタウンページデータベース紹介サイト(http://tpdb.jp)では、独自の都道府県ランキングを発表しています。今回のテーマは、「アイスクリーム」に関するランキングです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-935028-1.jpg ]
5月9日は「アイスクリームの日」。1964年に、東京アイスクリーム協会(当時)が福祉施設などへ寄贈したことをきっかけに制定されました。毎年、この日は各地でアイスクリームを味わうイベントが行われています。アイスクリームは日々進化を繰り返し、今では季節に関係なく好まれるスイーツとなりました。
今回は、大人から子どもまで大人気のアイスクリームにまつわるランキングです。
【古代では健康食品だった?!アイスクリームの始まりと今】
アイスクリームの歴史は、紀元前の古代ギリシャやローマの時代まで遡ります。冬に貯蔵しておいた氷や雪を加工し、兵隊の士気を鼓舞して肉体を元気付ける健康食品として利用されていました。また、ジュリアス・シーザーや皇帝ネロ、マルコ・ポーロといった歴史上の人物も、雪や氷に果汁や蜜をかけて味わったという記録が残っています。
16世紀に入ると冷凍技術が開発され、アイスクリームは高級なデザートとしてヨーロッパ各地の大富豪たちの間で広まりました。17世紀末には、フランスのパリに世界初のアイスクリーム専門店が開店。そして、1920年にアメリカで禁酒法が始まった際には、ビール会社がアイスクリーム産業に参入し、バラエティに富んだアイスクリームが生み出されるきっかけとなりました。
日本では1869年に横浜で日本初のアイスクリーム「あいすくりん」が作られたことを皮切りに、続々とアイスクリーム専門店が登場しました。しばらくは高級な嗜好品でしたが、1920年からは工業化され、次第に家庭でも味わえるようになりました。その中からはヒット商品も多数生まれ、今では日常に欠かせないスイーツとなりました。
参考サイト:一般社団法人日本アイスクリーム協会(https://www.icecream.or.jp/ice/history/world01.html)
【あの県にアイスクリーム店が多い理由とは?】
業種分類「アイスクリーム」の登録件数は、減少傾向にあります。しかし、アイスクリーム類及び氷菓販売金額は年々右肩上がりとなっており、10年間で1,000億円以上も伸びています。ここから、一人当たりのアイスクリーム購入金額が上昇していること、アイスクリーム産業自体が大きく成長していることがわかります。
<図1>業種分類「アイスクリーム」の登録件数推移(2006年〜2017年)
[画像2: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-156018-6.jpg ]
<図2>アイスクリーム類及び氷菓販売金額の推移(2007年〜2016年)
[画像3: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-262235-5.jpg ]
<図3>業種分類「アイスクリーム」の登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2017年)
[画像4: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-955458-3.jpg ]
都道府県別の傾向としては、意外にも東北の登録件数が多く、関西や九州は少なめです。そんな中、見事1位に輝いたのは高知県。高知のアイスクリームといえば、名物のアイスクリンです。県民のソウルフードとも言われるほど親しまれており、県内の幼稚園などではおやつに出ることもあるようです。他のアイスクリームに比べると乳脂肪分が少なめで、サクサクとしたシャーベットに近い食感が人気です。
参考サイト:土佐食彩物語[高知県食品産業協議会](https://shokusan-kochi.jp/story/201003.htm)
[画像5: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-379201-4.jpg ]
[画像提供:GOTRIP!(http://gotrip.jp/2015/07/20112/)]
2位の福島県は、酪農や農業が盛んで、食材が豊富な土地です。最近では、「酪農カフェオレアイス」という福島のご当地アイスが人気を博し、各地で売り切れ続出となるなど、話題となりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-370512-0.jpg ]
[画像提供:酪農乳業株式会社|アイスクリーム(https://www.rakuou-milk.co.jp/icecream/)]
3位の青森県では、カランカランアイス(別名:チリンチリンアイス、花火アイス、チンチンアイスなど)が定番で、お祭りなどのイベントでは行商がよく行われています。売り手によってはコーンにヘラで花びらのように盛り付けるなど、味だけでなく見た目も楽しめることで人気があります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-357741-2.jpg ]
[画像提供:&GP「ババヘラじゃない!青森の夏のソウルフードは「カランカランアイス」です!」(https://www.goodspress.jp/reports/116795/)]
【アイスクリームは人気のスイーツ不動の第1位!】
アイスクリームに関する調査「アイスクリーム白書2017」によると、数あるスイーツの中で、ケーキやチョコレート、和菓子といった強豪を抑えてアイスクリームが「好きなスイーツ」一番人気です。しかも、1997年の調査開始以来、20年間不動の1位だとか。「アイスクリームはお好きですか」という質問に対して、「好き」または「やや好き」と回答した人は全体の94%に上ることからも、多くの人に好まれていることがわかります。
さらに興味深いのは、「アイスクリームについて気に入っている、好きなところは、どんなところですか」という質問に対して、「おいしいこと」や「手軽に食べやすいこと」などに続き、「ちょっと幸せな気分になれること」という回答が上位に入っていることです。また、「普段よりちょっと高級・高品質な、『プチ贅沢』を感じるようなアイスクリームを食べる機会は増えましたか」という質問にも、全体の3割以上が「増えた」または「少し増えた」と答えていることから、高級アイスの需要が増えてきていることがわかります。
ケーキなどの高級品というと値段が高くなかなか手が出しにくいイメージですが、アイスなら高級品でも比較的手ごろな値段で手に入ります。プチ贅沢なアイスを食べて、いつもよりちょっと幸せな気分になる。そんな人が増えているのかもしれません。これもアイスの新しい魅力の一つと言えそうですね。
参考サイト:アイスクリーム白書2017[一般社団法人日本アイスクリーム協会](https://www.icecream.or.jp/data/research.html)
昔ながらのアイスクリームだけでなく、その土地特有のご当地アイス、ちょっとしたご褒美にもなるスイーツアイスなど、進化を続けるアイスクリーム。「おいしい」の他にも、「かわいい」や「楽しい」など、幸せな気分になったり、プチ贅沢を感じさせてくれるアイスクリームは、これからもずっと私たちを楽しませてくれそうです。
NTTタウンページ株式会社(代表取締役社長:岡田 昭彦、本社:東京都港区虎ノ門3-8-8)は、タウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用してさまざまなマーケティング情報を提供しており、自社が運営するタウンページデータベース紹介サイト(http://tpdb.jp)では、独自の都道府県ランキングを発表しています。今回のテーマは、「アイスクリーム」に関するランキングです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-935028-1.jpg ]
5月9日は「アイスクリームの日」。1964年に、東京アイスクリーム協会(当時)が福祉施設などへ寄贈したことをきっかけに制定されました。毎年、この日は各地でアイスクリームを味わうイベントが行われています。アイスクリームは日々進化を繰り返し、今では季節に関係なく好まれるスイーツとなりました。
今回は、大人から子どもまで大人気のアイスクリームにまつわるランキングです。
【古代では健康食品だった?!アイスクリームの始まりと今】
アイスクリームの歴史は、紀元前の古代ギリシャやローマの時代まで遡ります。冬に貯蔵しておいた氷や雪を加工し、兵隊の士気を鼓舞して肉体を元気付ける健康食品として利用されていました。また、ジュリアス・シーザーや皇帝ネロ、マルコ・ポーロといった歴史上の人物も、雪や氷に果汁や蜜をかけて味わったという記録が残っています。
16世紀に入ると冷凍技術が開発され、アイスクリームは高級なデザートとしてヨーロッパ各地の大富豪たちの間で広まりました。17世紀末には、フランスのパリに世界初のアイスクリーム専門店が開店。そして、1920年にアメリカで禁酒法が始まった際には、ビール会社がアイスクリーム産業に参入し、バラエティに富んだアイスクリームが生み出されるきっかけとなりました。
日本では1869年に横浜で日本初のアイスクリーム「あいすくりん」が作られたことを皮切りに、続々とアイスクリーム専門店が登場しました。しばらくは高級な嗜好品でしたが、1920年からは工業化され、次第に家庭でも味わえるようになりました。その中からはヒット商品も多数生まれ、今では日常に欠かせないスイーツとなりました。
参考サイト:一般社団法人日本アイスクリーム協会(https://www.icecream.or.jp/ice/history/world01.html)
【あの県にアイスクリーム店が多い理由とは?】
業種分類「アイスクリーム」の登録件数は、減少傾向にあります。しかし、アイスクリーム類及び氷菓販売金額は年々右肩上がりとなっており、10年間で1,000億円以上も伸びています。ここから、一人当たりのアイスクリーム購入金額が上昇していること、アイスクリーム産業自体が大きく成長していることがわかります。
<図1>業種分類「アイスクリーム」の登録件数推移(2006年〜2017年)
[画像2: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-156018-6.jpg ]
<図2>アイスクリーム類及び氷菓販売金額の推移(2007年〜2016年)
[画像3: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-262235-5.jpg ]
<図3>業種分類「アイスクリーム」の登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2017年)
[画像4: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-955458-3.jpg ]
都道府県別の傾向としては、意外にも東北の登録件数が多く、関西や九州は少なめです。そんな中、見事1位に輝いたのは高知県。高知のアイスクリームといえば、名物のアイスクリンです。県民のソウルフードとも言われるほど親しまれており、県内の幼稚園などではおやつに出ることもあるようです。他のアイスクリームに比べると乳脂肪分が少なめで、サクサクとしたシャーベットに近い食感が人気です。
参考サイト:土佐食彩物語[高知県食品産業協議会](https://shokusan-kochi.jp/story/201003.htm)
[画像5: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-379201-4.jpg ]
[画像提供:GOTRIP!(http://gotrip.jp/2015/07/20112/)]
2位の福島県は、酪農や農業が盛んで、食材が豊富な土地です。最近では、「酪農カフェオレアイス」という福島のご当地アイスが人気を博し、各地で売り切れ続出となるなど、話題となりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-370512-0.jpg ]
[画像提供:酪農乳業株式会社|アイスクリーム(https://www.rakuou-milk.co.jp/icecream/)]
3位の青森県では、カランカランアイス(別名:チリンチリンアイス、花火アイス、チンチンアイスなど)が定番で、お祭りなどのイベントでは行商がよく行われています。売り手によってはコーンにヘラで花びらのように盛り付けるなど、味だけでなく見た目も楽しめることで人気があります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/2308/79/resize/d2308-79-357741-2.jpg ]
[画像提供:&GP「ババヘラじゃない!青森の夏のソウルフードは「カランカランアイス」です!」(https://www.goodspress.jp/reports/116795/)]
【アイスクリームは人気のスイーツ不動の第1位!】
アイスクリームに関する調査「アイスクリーム白書2017」によると、数あるスイーツの中で、ケーキやチョコレート、和菓子といった強豪を抑えてアイスクリームが「好きなスイーツ」一番人気です。しかも、1997年の調査開始以来、20年間不動の1位だとか。「アイスクリームはお好きですか」という質問に対して、「好き」または「やや好き」と回答した人は全体の94%に上ることからも、多くの人に好まれていることがわかります。
さらに興味深いのは、「アイスクリームについて気に入っている、好きなところは、どんなところですか」という質問に対して、「おいしいこと」や「手軽に食べやすいこと」などに続き、「ちょっと幸せな気分になれること」という回答が上位に入っていることです。また、「普段よりちょっと高級・高品質な、『プチ贅沢』を感じるようなアイスクリームを食べる機会は増えましたか」という質問にも、全体の3割以上が「増えた」または「少し増えた」と答えていることから、高級アイスの需要が増えてきていることがわかります。
ケーキなどの高級品というと値段が高くなかなか手が出しにくいイメージですが、アイスなら高級品でも比較的手ごろな値段で手に入ります。プチ贅沢なアイスを食べて、いつもよりちょっと幸せな気分になる。そんな人が増えているのかもしれません。これもアイスの新しい魅力の一つと言えそうですね。
参考サイト:アイスクリーム白書2017[一般社団法人日本アイスクリーム協会](https://www.icecream.or.jp/data/research.html)
昔ながらのアイスクリームだけでなく、その土地特有のご当地アイス、ちょっとしたご褒美にもなるスイーツアイスなど、進化を続けるアイスクリーム。「おいしい」の他にも、「かわいい」や「楽しい」など、幸せな気分になったり、プチ贅沢を感じさせてくれるアイスクリームは、これからもずっと私たちを楽しませてくれそうです。