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聖地メッカへの大巡礼(ハッジ)に向けた2017年のアドバイス

ハッジを行うためにサウジアラビアに渡航する方への健康面と安全面のヒント

インターナショナルSOS/コントロール・リスクスは、今月サウジアラビアへハッジ(Hajj)に参加するために世界各地から渡航するイスラム教徒の方に向けて、最新のガイドを発表しました。8月30日〜9月4日に、200万人近い国内外の巡礼者がメッカで宗教上の義務を果たし、巡礼前後の週に多くの人がメディナ(Medina)を訪れると見込まれます。




[画像1: https://prtimes.jp/i/9911/81/resize/d9911-81-186782-0.jpg ]
すでに何十万人もの渡航者がサウジアラビアに到着しており、現地の機関や交通拠点は混雑に備えて準備をしています。ハッジ、出張、または個人的な旅行にかかわらず、サウジアラビアに向かうすべての方は、この国全体で交通の乱れが発生することを想定してください。

ドバイのインターナショナルSOS/コントロール・リスクスのリージョナルセキュリティマネージャーであるジェームス・バードは次のように語っています。「私たちは毎年、世界各地の会員企業の皆様に、ハッジに向けたサポートを提供しています。サウジアラビアへの渡航に慣れている方も、この時期は非常に混雑する期間であり、交通の遅れが発生する可能性があること、また交通拠点では警備が強化され、特定の移動ルートは大混雑が予想されることを強調してお知らせしています。」

「さらに初めてサウジアラビアを訪れる方へは、キング・アブドラアジズ国際空港(JED)ではハッジ専用ターミナルを通じて大勢の巡礼者に対応する準備を万全に整えていることや、サウジアラビア滞在中は法律、宗教、環境的な慣習に常に従う必要があることをお伝えしています。」

また混雑するハッジおよびイード・アル=アドハー期間中は、予期せぬ問題が生じる可能性を最小限にとどめるために、宿泊施設、移動の手配などの各種予約の再確認をお勧めしています。正式なイード・アル=アドハーの祝日は8月31日〜9月3日となる見込みで、この期間中は政府機関、銀行、その他企業などは休みとなります。渡航者の方は、政府がサウジ保健省などを通じて発表する最新のお知らせや推奨事項を見逃さないようにしてください。

インターナショナルSOSは渡航安全上のアドバイスに加えて、健康上の推奨事項も毎年発表しています。

ドバイのインターナショナルSOSメディカルアシスタンス・ディレクターであるイッサム・バダウィ医師は、次のように語っています。

「過去数週間、私たちはハッジに向けて準備をされる皆様が、すべての予防接種の要件と健康上の留意事項を熟知するようサポートしてきました。医療アドバイスの大半は毎年ほとんど変わりませんが、渡航前の健康相談、ワクチン接種、ブースター接種、そして旅程によっては抗マラリア薬が必要になる場合もあります。

サウジアラビアでは、すべての巡礼者に4価髄膜炎菌ワクチンの予防接種の証明書、さらに黄熱病とポリオの感染がある国からの渡航者の場合はそれらの予防接種の証明書の提示が求められます。サウジアラビア当局およびインターナショナルSOSは、季節性インフルエンザとその他すべての定期的な予防接種を、ハッジのための渡航前に受けることを渡航者の方にお勧めします。

この地域では、ウイルス性の呼吸器疾患、MERSコロナウイルスの発症例もいくつかあります。MERSコロナウイルスにかかるリスクは低いものの、サウジアラビアを出国してから2週間以内に呼吸器に関する中度から重度の症状が出た場合は、できれば、医療機関に直接行く前に連絡を取ってから、医師の診断を受けてください。

イッサム・バダウィ医師はさらに、「世界中からこのように多くの巡礼者が1つの場所にやってくる中で、病気のリスクから身を守るための健康ガイドラインも非常に重要です。」と語っています。

「バクテリアや感染症の拡大を防ぐため、体調不良の人との接触を避け、慎重な衛生管理を怠らないようにすることを巡礼者にお勧めします。衛生的でよく火の通った食べ物を選び、十分に水分補給をするとともに暑さを避けて熱中症を予防してください。」

動物、特にラクダとその加工品との接触を避け、効果の高い虫よけを使用し、可能な限り蚊に刺されないような服を着用して体を保護してください。


インターナショナルSOSとコントロール・リスクスについて
インターナショナルSOSとコントロール・リスクスの提携により、世界をリードする医療並びに安全対策のスペシャリスト集団が結成されました。渡航に関する安全管理サービスへの高まる顧客ニーズを満たすべく、両社のリソースと専門知識を結集してサポートしています。我々が提供するソリューションは、渡航中の社員の安全と生産性を確保し、企業が社員への安全配慮義務を果たせるよう支援するものです。世界26カ所に拠点を置くアシスタンスセンターの200人以上の渡航に関する安全管理のスペシャリストと70,000以上の認定プロバイダーからなるパートナーネットワークを通じて、世界各国の渡航安全管理に関する情報の分析を24時間365日体制で提供しています。渡航に伴う安全対策トレーニング、渡航リスク評価、渡航に伴う安全管理規程の策定支援、避難計画、および会員企業が渡航中の社員を追跡し、安否確認を可能にする最新技術を提供しています。

インターナショナルSOS http://www.internationalsos.co.jp
コントロール・リスクス http://www.controlrisks.com

[画像2: https://prtimes.jp/i/9911/81/resize/d9911-81-590482-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/9911/81/resize/d9911-81-779345-2.jpg ]
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