マルチタッチスクリーン市場の成長を加速させる抵抗膜式タッチ・コントローラICを発表
[10/01/21]
提供元:PRTIMES
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クラス最高の処理能力とソフトウェアを兼ね備え、
経済的で消費電力の低いジェスチャ・ベースのユーザ体験を実現する
1チップ・ソリューション、STMTouchマルチタッチ・コントローラ
マイクロコントローラ(以下マイコン)の世界的リーダーであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スマートフォン、携帯型
インターネット機器、ネットブック等の最先端機器において、高機能化する
「アプリ」やゲーム向けにマルチタッチ方式のタッチスクリーンが採用される中、
この先進的な機能をサポートし、部材コストを最適化する、非常に高度な
抵抗膜式マルチタッチ・タッチスクリーン・コントローラICを発表しました。
STM32TS60は、タッチ・コントロールに特化したSTMTouchファミリの最初の製品で、
同ファミリは今後、マルチタッチ、近接センサおよびタッチ・キーセンサを含む
幅広いタッチ・ソリューションのポートフォリオの提供を予定しています。
この新しいコントローラICは、指、爪、またはスタイラス・ペンによる最大10カ所
のタッチを同時検出可能で、アプリケーション設計者は、複雑なメニュー・
シーケンスを、より直感的で自然なユーザ・コントロールに置き換えることが
できます。マルチタッチ機能により簡易化される操作には、オプション・メニュー
のブラウジングと決定、手書きによるデータ入力、ウィンドウ位置やサイズの変更、
画像の選択とドラッグ、高速且つ直感的なゲーム操作等があります。また、
タッチ圧の検出により、手書き描画の際の、描画線の太さの調節が可能です。
抵抗膜式タッチパネル技術を採用するSTM32TS60は、ユーザに現実的な選択肢を
提供すると共に、静電容量方式のタッチ技術を使用する近年の業界トレンドを補完
します。抵抗膜式パネル技術は、耐久性と表示透過性に関して、ここ数年で性能が
大幅に改善され、コスト効率の高い成熟した量産ソリューションです。さらに、
その他のタッチ技術では制約となり得る電磁干渉(EMI)ノイズ問題の解消を
容易にします。抵抗膜式パネルは、PDAなどのタッチスクリーン対応機器で既に
幅広く使用されており、標準的なLCD画面サイズ向けに、コスト競争力のある
価格帯での入手が可能です。
STM32TS60は、非常に高効率なSTM32マイコン・アーキテクチャと、タッチ検出
プロセス分野におけるリーダーであり、STのパートナーであるStantum社の
PMatrix(TM) Multi-Touch技術を組み合わせ、システムの複雑さや部品点数を
最小限に抑えると同時に、高速な応答速度を実現しています。
専門的なプログラミングのノウハウが必要となる他の高価なマルチコア・
プロセッサやデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)と比較すると、シングル・
コア・マイコンであるSTM32TS60は付加価値の高いソリューションです。
STのマイクロコントローラ事業部 ジェネラル・マネージャであるJim Nicholasは、
次の様にコメントしています。「新しくポートフォリオに加わったSTMTouch
ファミリの最初の製品であるSTM32T60は、静電容量方式タッチスクリーン・
ソリューションに対して、消費電力が非常に少なく信頼性の高い選択肢を提供
します。STMTouchは、STM32およびSTM8プラットフォームの高度な処理能力と
低消費電力性能の活用および各種タッチ方式のサポートにより、魅力的な機能と
柔軟性の向上を実現しており、より楽しいユーザー体験を提供する次世代
コンスーマ機器向けの多用途プラットフォームです。」
STM32TS60は、EMI耐性が高く、携帯電話、ノートPC、ネットブック、携帯型
インターネット機器等の多機能ワイヤレス製品に適しています。さらに、低い消費
電力が動作時間や充電間隔の最大化に貢献します。これは、STM32の省エネルギー
設計と低消費電力が重要視される組込みアプリケーション向けに発案された
ARM(R) Cortex(TM)-M3プロセッサによるメリットです。また、タッチした時に
のみウェークアップ・モードに移行する、消費電力が非常に低いアイドル・
モードにより、携帯型機器のバッテリ充電間隔のさらなる長期間化を実現します。
STM32TS60はUFBGAパッケージ(144ピン、7 x 7mm)に実装され、現在主要顧客
向けにサンプル出荷中です。また、2010年第2四半期に量産を開始する予定です。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2458s.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216
経済的で消費電力の低いジェスチャ・ベースのユーザ体験を実現する
1チップ・ソリューション、STMTouchマルチタッチ・コントローラ
マイクロコントローラ(以下マイコン)の世界的リーダーであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スマートフォン、携帯型
インターネット機器、ネットブック等の最先端機器において、高機能化する
「アプリ」やゲーム向けにマルチタッチ方式のタッチスクリーンが採用される中、
この先進的な機能をサポートし、部材コストを最適化する、非常に高度な
抵抗膜式マルチタッチ・タッチスクリーン・コントローラICを発表しました。
STM32TS60は、タッチ・コントロールに特化したSTMTouchファミリの最初の製品で、
同ファミリは今後、マルチタッチ、近接センサおよびタッチ・キーセンサを含む
幅広いタッチ・ソリューションのポートフォリオの提供を予定しています。
この新しいコントローラICは、指、爪、またはスタイラス・ペンによる最大10カ所
のタッチを同時検出可能で、アプリケーション設計者は、複雑なメニュー・
シーケンスを、より直感的で自然なユーザ・コントロールに置き換えることが
できます。マルチタッチ機能により簡易化される操作には、オプション・メニュー
のブラウジングと決定、手書きによるデータ入力、ウィンドウ位置やサイズの変更、
画像の選択とドラッグ、高速且つ直感的なゲーム操作等があります。また、
タッチ圧の検出により、手書き描画の際の、描画線の太さの調節が可能です。
抵抗膜式タッチパネル技術を採用するSTM32TS60は、ユーザに現実的な選択肢を
提供すると共に、静電容量方式のタッチ技術を使用する近年の業界トレンドを補完
します。抵抗膜式パネル技術は、耐久性と表示透過性に関して、ここ数年で性能が
大幅に改善され、コスト効率の高い成熟した量産ソリューションです。さらに、
その他のタッチ技術では制約となり得る電磁干渉(EMI)ノイズ問題の解消を
容易にします。抵抗膜式パネルは、PDAなどのタッチスクリーン対応機器で既に
幅広く使用されており、標準的なLCD画面サイズ向けに、コスト競争力のある
価格帯での入手が可能です。
STM32TS60は、非常に高効率なSTM32マイコン・アーキテクチャと、タッチ検出
プロセス分野におけるリーダーであり、STのパートナーであるStantum社の
PMatrix(TM) Multi-Touch技術を組み合わせ、システムの複雑さや部品点数を
最小限に抑えると同時に、高速な応答速度を実現しています。
専門的なプログラミングのノウハウが必要となる他の高価なマルチコア・
プロセッサやデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)と比較すると、シングル・
コア・マイコンであるSTM32TS60は付加価値の高いソリューションです。
STのマイクロコントローラ事業部 ジェネラル・マネージャであるJim Nicholasは、
次の様にコメントしています。「新しくポートフォリオに加わったSTMTouch
ファミリの最初の製品であるSTM32T60は、静電容量方式タッチスクリーン・
ソリューションに対して、消費電力が非常に少なく信頼性の高い選択肢を提供
します。STMTouchは、STM32およびSTM8プラットフォームの高度な処理能力と
低消費電力性能の活用および各種タッチ方式のサポートにより、魅力的な機能と
柔軟性の向上を実現しており、より楽しいユーザー体験を提供する次世代
コンスーマ機器向けの多用途プラットフォームです。」
STM32TS60は、EMI耐性が高く、携帯電話、ノートPC、ネットブック、携帯型
インターネット機器等の多機能ワイヤレス製品に適しています。さらに、低い消費
電力が動作時間や充電間隔の最大化に貢献します。これは、STM32の省エネルギー
設計と低消費電力が重要視される組込みアプリケーション向けに発案された
ARM(R) Cortex(TM)-M3プロセッサによるメリットです。また、タッチした時に
のみウェークアップ・モードに移行する、消費電力が非常に低いアイドル・
モードにより、携帯型機器のバッテリ充電間隔のさらなる長期間化を実現します。
STM32TS60はUFBGAパッケージ(144ピン、7 x 7mm)に実装され、現在主要顧客
向けにサンプル出荷中です。また、2010年第2四半期に量産を開始する予定です。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2458s.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216