アルテラ、IEC 61508 準拠デザインの開発を迅速化する 認証済み 28nm FPGA、SoC、ツールフローを発表
[15/05/19]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
TUV Rheinland 社認証済みデバイス、IP、ツールフローをバンドルした 機能安全データパッケージ・ソリューション
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ) は、米国時間 5 月 18 日 (日本時間:5 月 19 日)、同社のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ (FPGA) を使用するシステム設計者向けに、「機能安全データ・パッケージ」の最新版 (バージョン 3) を提供開始いたしました。
当パッケージは、TÜV Rheinland 社認証済みのツールフロー、IP、および Cyclone(R) V FPGA をはじめとするデバイスで構成され、IEC 61508 SIL3 (Safety Integrity Level 3) に準拠する、産業用機器の市場投入期間の短縮を可能にします。
産業安全が義務化される中、産業用機器は安全機能を実行する電気/電子/プログラマブル電子システムが、業界標準の安全ガイドラインに準拠していることについて認証を受けなければなりません。通常、そうした製品は IEC 61508 規格 SIL3 (Safety Integrity Level 3) の要件を満たすと同時に、ISO 13849 規格の PL e Cat 4 (Performance Level Category 4) に準拠している必要があります。
さらに、安全設計が複雑化するにつれて、高度な安全機能を提供、あるいは安全機能をアプリケーションに統合する必要が生じています。それに伴い、今回発表された機能安全データ・パッケージ最新版に含まれるセーフティ・デザイン・パーティショニング・ツールフローのように、高度な認証済みツールフローの必要性が高まっています。このパーティショニング・ツールフローは、デザインの安全関連部分と非安全関連部分を切り離すことを可能にするもので、非安全関連部分を更新する場合に必要な再認証作業を最小限に抑えます。
アルテラのインダストリアル・ビジネス・ユニットのシステム・アーキテクト兼ファンクショナル・セーフティ担当責任者であるロジャー・メイ (Roger May) は、「アルテラのセーフティ・パッケージのような認証済みツールフローがない場合、お客様はご自身でツールやデバイス自体の安全性の証明も行わなければならず、結局は古いバージョンのツール、ひいては能力の劣る古いテクノロジを使い続けざるを得なくなります。第 3 世代となる機能安全データ・パッケージ最新版のリリースにより、お客様は引き続きアルテラの最新デバイスとツールフローを使用して、安全システムの設計課題に対処していただけます」と述べています。
アルテラの産業オートメーションならびに機能安全ソリューションの詳細は、アルテラのウェブサイト https://www.altera.co.jp/solutions/industry/industrial/applications/automation/funtional-safety.html をご覧ください。
NewTec 社のアルテラ・ベース・ボードも出荷開始
また、アルテラはパートナー企業であるNewTec 社 が、 Cyclone V FPGAをベースとする SafeFlex 機能安全開発ボードの出荷を開始したことも発表しました。このボードは、2014 年 11 月に独ニュルンベルクで開催された SPS IC Drives においてデモンストレーションが行われたもので、IEC 61508 SIL3 に加えて ISO 13849 PL e Cat 4 の要件を満たしています。このボードと関連資料およびリファレンス・デザインによって、システム設計者は、SIL3/PL e Cat 4 まで適合した安全システムをアルテラ FPGA に実装する際のベスト・プラクティスを理解できるため、アルテラ FPGA を使用したデザイン開発の迅速化が可能になります。SafeFlex ボードの詳細は http://www.newtec.de/web/en/spectrum/SafetySolutions/SafeFlex/SafeFlex.php をご覧ください。
アルテラ Cyclone FPGA について
アルテラの Cyclone V FPGA は、業界最小のシステム・コスト、消費電力ながらも十分な性能を提供する、量産アプリケーションの差異化に最適なデバイス・ファミリです。前世代に比べて最大 40 % 低いトータル消費電力を実現し、ロジックの効率的な集積化が可能なほか、トランシーバ内蔵バージョンも用意されており、システム設計者に高い柔軟性を提供します。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
ALTERA、ARRIA、CYCLONE、ENPIRION、MAX、MEGACORE、NIOS、QUARTUS、STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
[画像: http://prtimes.jp/i/2518/140/resize/d2518-140-124237-0.jpg ]
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ) は、米国時間 5 月 18 日 (日本時間:5 月 19 日)、同社のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ (FPGA) を使用するシステム設計者向けに、「機能安全データ・パッケージ」の最新版 (バージョン 3) を提供開始いたしました。
当パッケージは、TÜV Rheinland 社認証済みのツールフロー、IP、および Cyclone(R) V FPGA をはじめとするデバイスで構成され、IEC 61508 SIL3 (Safety Integrity Level 3) に準拠する、産業用機器の市場投入期間の短縮を可能にします。
産業安全が義務化される中、産業用機器は安全機能を実行する電気/電子/プログラマブル電子システムが、業界標準の安全ガイドラインに準拠していることについて認証を受けなければなりません。通常、そうした製品は IEC 61508 規格 SIL3 (Safety Integrity Level 3) の要件を満たすと同時に、ISO 13849 規格の PL e Cat 4 (Performance Level Category 4) に準拠している必要があります。
さらに、安全設計が複雑化するにつれて、高度な安全機能を提供、あるいは安全機能をアプリケーションに統合する必要が生じています。それに伴い、今回発表された機能安全データ・パッケージ最新版に含まれるセーフティ・デザイン・パーティショニング・ツールフローのように、高度な認証済みツールフローの必要性が高まっています。このパーティショニング・ツールフローは、デザインの安全関連部分と非安全関連部分を切り離すことを可能にするもので、非安全関連部分を更新する場合に必要な再認証作業を最小限に抑えます。
アルテラのインダストリアル・ビジネス・ユニットのシステム・アーキテクト兼ファンクショナル・セーフティ担当責任者であるロジャー・メイ (Roger May) は、「アルテラのセーフティ・パッケージのような認証済みツールフローがない場合、お客様はご自身でツールやデバイス自体の安全性の証明も行わなければならず、結局は古いバージョンのツール、ひいては能力の劣る古いテクノロジを使い続けざるを得なくなります。第 3 世代となる機能安全データ・パッケージ最新版のリリースにより、お客様は引き続きアルテラの最新デバイスとツールフローを使用して、安全システムの設計課題に対処していただけます」と述べています。
アルテラの産業オートメーションならびに機能安全ソリューションの詳細は、アルテラのウェブサイト https://www.altera.co.jp/solutions/industry/industrial/applications/automation/funtional-safety.html をご覧ください。
NewTec 社のアルテラ・ベース・ボードも出荷開始
また、アルテラはパートナー企業であるNewTec 社 が、 Cyclone V FPGAをベースとする SafeFlex 機能安全開発ボードの出荷を開始したことも発表しました。このボードは、2014 年 11 月に独ニュルンベルクで開催された SPS IC Drives においてデモンストレーションが行われたもので、IEC 61508 SIL3 に加えて ISO 13849 PL e Cat 4 の要件を満たしています。このボードと関連資料およびリファレンス・デザインによって、システム設計者は、SIL3/PL e Cat 4 まで適合した安全システムをアルテラ FPGA に実装する際のベスト・プラクティスを理解できるため、アルテラ FPGA を使用したデザイン開発の迅速化が可能になります。SafeFlex ボードの詳細は http://www.newtec.de/web/en/spectrum/SafetySolutions/SafeFlex/SafeFlex.php をご覧ください。
アルテラ Cyclone FPGA について
アルテラの Cyclone V FPGA は、業界最小のシステム・コスト、消費電力ながらも十分な性能を提供する、量産アプリケーションの差異化に最適なデバイス・ファミリです。前世代に比べて最大 40 % 低いトータル消費電力を実現し、ロジックの効率的な集積化が可能なほか、トランシーバ内蔵バージョンも用意されており、システム設計者に高い柔軟性を提供します。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
ALTERA、ARRIA、CYCLONE、ENPIRION、MAX、MEGACORE、NIOS、QUARTUS、STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
[画像: http://prtimes.jp/i/2518/140/resize/d2518-140-124237-0.jpg ]