中村俊輔、終了間際からの出場も手応え「中でやった方が結果出るかも」。次節アトレティコ・マドリード戦も11月30日(月)午前4時58分WOWOWで生放送!
[09/11/24]
提供元:PRTIMES
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18日の日本代表戦で直接FKを決めた中村俊輔は、スペインへ強行日程で帰国。エスパニョールの一員として週末のヘタフェ戦に参加した。試合では終了間際からの出場となり、短い時間の中で結果を残すことはできなかったものの、プレーのヒントは掴んだようだ。次節リーガはバルサ対レアルのクラシコが行われるが、エスパニョールも強敵アトレティコ・マドリードと対戦する。試合はWOWOWで、11月30日(月)午前4時58分から生放送!22日に行われたリーグ第11節、ホームにヘタフェを迎えたエスパニョールは0‐2で敗れた。これでエスパニョールの無得点試合は今季の11試合中7試合目。ここ4試合は2分2敗と勝利から見放されており、ポチェッティーノ監督は「2連敗は不安要素だ」と危機感を示していた。
攻撃の形とアイデア不足が目立った両チームの均衡は後半34分に破れた。MFペドロ・レオンの縦パスを受け、右サイドを抜け出したFWソルダードが右45度から強烈なシュート。これはGKカメニが弾いたが、こぼれ球にいち早く反応したMFカスケロが押し込み先制点を決めた。後がなくなったポチェッティーノ監督は同41分、最後の交代カードとしてMF中村俊輔を投入。MFモイセースに代わってボランチに入った中村はピッチを幅広く動いてボールを前後左右に捌いたが、ロスタイムを含め僅か8分のプレー時間で得点を演出することはできなかった。
逆にヘタフェは同46分、左サイドを突破したFWマヌ・デル・モラルのクロスをMFリオスがダイビングヘッドで合わせ、豪快にダメ押し弾を決めて勝利を決定づけた。
この日ポチェッティーノ監督はタムード、イバン・アロンソ、ルイス・ガルシア、カジェホンと4人のFWを前線に並べる攻撃的布陣を採ったが、それが得点アップに直結することはなく、むしろ中盤の底からゲームを作るMFデ・ラ・ペーニャ不在の影響を色濃く感じさせた。同ポジションのMFベルドゥーは消える時間が多く、守備が専門のMFモイセースは判断の遅さと技術不足が顕著だ。
一方で中村は、少ないプレー時間ながら持ち前のパスセンスと視野の広さを披露。本人も「時間が少なくても、中でやった方が結果が出るかもしれない。自分の良さも出る」と試合後に語っており、以前から望んでいたボランチでのプレーに好感触を得ていた。中村のボランチ起用が得点力不足を解消するきっかけとなるかもしれない。そんな可能性を感じさせた一戦だった。
■中村俊輔コメント
―ボランチでの途中出場だったが
「前までと違って真ん中でできたから、(ボールを)たくさん散らすよう心がけたけど、結局は(得点を)取れなかった」
―代表帰りの疲労具合は?
「それは簡単に取れるものじゃない。その中でどうやってやり繰りするのかが問われてくると思う。今日は出る時間がなかったけど」
―中村選手がボールを持った時、コロなどが前線に飛び出すシーンが見られたが
「外でずっと待っているよりは、もしかしたら出場時間が少なくても中でやった方が結果が出るかもしれない。自分の良さが出るので。今日はその再確認というか、この戦術でこのメンバーだったら、中の方がまだやりやすいっていう感じはある。まあでも、どこでも結果を出せるようにしたい」
―次節アトレティコ戦の目標は
「すごくいい選手がいて強いと思うけど、あまり順位が上がって来ないので、アウェイとはいえ勝てるように頑張りたい」
■ポチェッティーノ監督コメント
「敗戦、しかも2連敗したことは不安材料だ。我々、特に現場の責任者である私は自己批判をする必要がある。この状況を打開しなければならない。試合の主導権は握ったし、コンビネーションも良かったが、深く攻め込むことができなかった。攻撃に変化をつけるよう試みたが決定力に欠け、手にしたチャンスを決めることができなかった。組織の整った相手を崩すにはもっと流れるようなボール回しが必要だった。歯を食いしばって働き続けなければならない。今季が難しい1年になることは分かっていた。この失態から一刻も早く立ち直らなければならない」
■第12節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
セビリア vs マラガ
バジャドリード vs テネリフェ
スポルティング・ヒホン vs ビジャレアル
ヘタフェ vs ヘレス
アトレティコ・マドリード vs エスパニョール
ラシン・サンタンデール vs デポルティーボ・ラ・コルーニャ
バルセロナ vs レアル・マドリード
アルメリア vs アスレティック・ビルバオ
バレンシア vs マジョルカ
サラゴサ vs オサスナ
■バルセロナvsレアル・マドリード“リーガ伝統の一戦”クラシコ!特集ページ公開!
http://www.wowow.co.jp/liga/
リーガ観るならWOWOW バルセロナ、レアル・マドリード、エスパニョール中心に毎節4試合放送!
毎週日曜早朝・深夜他
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攻撃の形とアイデア不足が目立った両チームの均衡は後半34分に破れた。MFペドロ・レオンの縦パスを受け、右サイドを抜け出したFWソルダードが右45度から強烈なシュート。これはGKカメニが弾いたが、こぼれ球にいち早く反応したMFカスケロが押し込み先制点を決めた。後がなくなったポチェッティーノ監督は同41分、最後の交代カードとしてMF中村俊輔を投入。MFモイセースに代わってボランチに入った中村はピッチを幅広く動いてボールを前後左右に捌いたが、ロスタイムを含め僅か8分のプレー時間で得点を演出することはできなかった。
逆にヘタフェは同46分、左サイドを突破したFWマヌ・デル・モラルのクロスをMFリオスがダイビングヘッドで合わせ、豪快にダメ押し弾を決めて勝利を決定づけた。
この日ポチェッティーノ監督はタムード、イバン・アロンソ、ルイス・ガルシア、カジェホンと4人のFWを前線に並べる攻撃的布陣を採ったが、それが得点アップに直結することはなく、むしろ中盤の底からゲームを作るMFデ・ラ・ペーニャ不在の影響を色濃く感じさせた。同ポジションのMFベルドゥーは消える時間が多く、守備が専門のMFモイセースは判断の遅さと技術不足が顕著だ。
一方で中村は、少ないプレー時間ながら持ち前のパスセンスと視野の広さを披露。本人も「時間が少なくても、中でやった方が結果が出るかもしれない。自分の良さも出る」と試合後に語っており、以前から望んでいたボランチでのプレーに好感触を得ていた。中村のボランチ起用が得点力不足を解消するきっかけとなるかもしれない。そんな可能性を感じさせた一戦だった。
■中村俊輔コメント
―ボランチでの途中出場だったが
「前までと違って真ん中でできたから、(ボールを)たくさん散らすよう心がけたけど、結局は(得点を)取れなかった」
―代表帰りの疲労具合は?
「それは簡単に取れるものじゃない。その中でどうやってやり繰りするのかが問われてくると思う。今日は出る時間がなかったけど」
―中村選手がボールを持った時、コロなどが前線に飛び出すシーンが見られたが
「外でずっと待っているよりは、もしかしたら出場時間が少なくても中でやった方が結果が出るかもしれない。自分の良さが出るので。今日はその再確認というか、この戦術でこのメンバーだったら、中の方がまだやりやすいっていう感じはある。まあでも、どこでも結果を出せるようにしたい」
―次節アトレティコ戦の目標は
「すごくいい選手がいて強いと思うけど、あまり順位が上がって来ないので、アウェイとはいえ勝てるように頑張りたい」
■ポチェッティーノ監督コメント
「敗戦、しかも2連敗したことは不安材料だ。我々、特に現場の責任者である私は自己批判をする必要がある。この状況を打開しなければならない。試合の主導権は握ったし、コンビネーションも良かったが、深く攻め込むことができなかった。攻撃に変化をつけるよう試みたが決定力に欠け、手にしたチャンスを決めることができなかった。組織の整った相手を崩すにはもっと流れるようなボール回しが必要だった。歯を食いしばって働き続けなければならない。今季が難しい1年になることは分かっていた。この失態から一刻も早く立ち直らなければならない」
■第12節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
セビリア vs マラガ
バジャドリード vs テネリフェ
スポルティング・ヒホン vs ビジャレアル
ヘタフェ vs ヘレス
アトレティコ・マドリード vs エスパニョール
ラシン・サンタンデール vs デポルティーボ・ラ・コルーニャ
バルセロナ vs レアル・マドリード
アルメリア vs アスレティック・ビルバオ
バレンシア vs マジョルカ
サラゴサ vs オサスナ
■バルセロナvsレアル・マドリード“リーガ伝統の一戦”クラシコ!特集ページ公開!
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