テニス界の頂点を極めたラファエル・ナダル選手にWOWOWが独占インタビュー!
[10/09/24]
提供元:PRTIMES
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2010年9月27日(月)夜10:00、世界初のラファエル・ナダル選手を本格的に追ったドキュメンタリー
「ノンフィクションW 太陽の男 ラファエル・ナダル 〜No.1テニスプレーヤーの原点〜」がWOWOWで放送!
今月アメリカ、ニューヨークで開催されたグランドスラム4大大会の1つ「全米オープンテニス」で、男子選手として史上7人目の「生涯グランドスラム」という偉業を成し遂げたナダル選手。10月に迫った「楽天ジャパンオープンテニス」待望の初来日直前に、テニスのWOWOWが彼の魅力を解き明かすため、独占インタビューを行った。
――― マジョルカにずっと住んでいる理由は何ですか?
色々な所に行ったけれど、マジョルカほど気に入った所は他にないよ。マジョルカから出て行くことは1度も考えたことはないね。
――― マジョルカの特に良い点は何ですか?
ナダル: マジョルカは他の大都市と違って静かな場所だけど、大都市と同じことができるんだ。スキー以外は何でもできる。それと、気候が素晴らしいから、野外で色々なことを楽しめる。僕は太陽が大好きなんだけど、ここでは1年のほとんどの間、太陽が出ているんだ。
――― あなたにとって家族とは何ですか?
僕の家族は絆が強くて、家族で色々なことをやってきた。両親とはもちろんだけど、妹とも仲が良いし、叔父叔母や祖父母とも素晴らしい関係さ。家族はそれぞれ違った存在だけど、僕にとって誰もがとても大切な存在だ。
――― これまでの選手生活で、ターニングポイントとなった大きな試合はありますか?
2004年の年末に運良く、デビスカップ決勝の対アメリカ戦のメンバーに選ばれた。その戦いで勝ったのが自分にとって特別な試合の1つだ。その年は、ランキング1位だったフェデラーにも勝っていたけど、僕にとって初めての大きな試合は、このデビスカップ決勝の対ロディック戦だね。
――― 2005年から、あなたは急成長をしましたね?
2005年はシーズン最初からほぼ順調だったよ。ドーハとオークランドの大会では良いプレーができなかったけど、中南米では調子が良くなって、ブラジル・オープンとアカプルコの大会では優勝した。そして、マスターズ1000のマイアミの決勝でフェデラーと対戦した。その時、僕は2セットを先に取っていて勝てたはずだった。でもフェデラーはすごいパフォーマンスで盛り返し、僕はそれに対抗できずに負けた。しかし、そこから僕は大きく飛躍したんだ。その後、モンテカルロで優勝し、それが初のマスターズ1000での優勝だった。バルセロナとローマの大会でも勝ち、全仏オープンでも優勝した。 あの時点で、すべてのコートでワンランクアップしたと思う。特にクレーコートでね。その年の夏にはスウェーデンやシュトゥットガルトの大会でも優勝したし、その後のモントリオール大会では初めてハードコートで優勝して、さらに躍進を遂げたと思う。
――― 自分に自信がついたのはいつ頃からですか?
最終的に、自分はどんなコートでも戦える選手だと自信を持ったのは2007年、ウィンブルドンの決勝に進出できた時だね。組み合わせに恵まれなかったにもかかわらず、決勝まで勝ち上がれたのは、大きな自信になったよ。実際、オリンピックでも優勝したし、オーストラリアの大会でも勝った。一歩ずつ階段を上がってきたけれど、運が良いことに、かなり速いスピードだったね。もちろん途中、厳しい時期もあったけどね。
――― コーチのトニー(叔父)はあなたにとってどのような存在ですか?
まず、叔父が重要な存在だというのは明らかだ。もし、叔父がいなかったら、おそらく今この場で、僕はテニス選手、ラファエル・ナダルとしてインタビューを受けていないだろう。まず、そのことを感謝しなければならない。叔父は僕をこのような選手に育てることや僕にいろいろと教えることにずっと専念してくれた。教育の面でもテニスの面でも、叔父がいなかったら為し得なかったので感謝している。コーチを替えようと考えたことはないね。
――― あなたは両手を同じように使えますが、どの時点で左手を使おうと決めたのですか?
テニスやサッカーなどのスポーツでは左利き、日常生活では右利きだよ。テニスを始めた時は両手を使っていた。バックハンドを打つ時もドライブを打つ時もね。まだ3歳だったから、十分な力がなかったので、トニーにそう教えられた。その後、9歳か10歳の頃、片方の手にしたけど、自然に左手を使うようになった。
――― プロの選手になれると思ったのは何歳ぐらいですか?
子どもの頃からずっと、テニスの練習をしていればプロになれる、自分の人生はテニスだと思っていた。
――― 子どもの頃、憧れていた選手はいますか?
マジョルカ出身のカルロス・モヤだね。彼は友人でもあるけどね。また、子どもの頃、サンプラスとアガシのいろいろな決勝戦を見たのを覚えているよ。
――― これからテニスを始める子どもたちに勧める練習はありますか?
僕のアドバイスは、テニスを好きになって楽しんでほしいということ。たくさん練習をしなければならないからね。どんなに才能があっても、一流になるにはたくさん練習をする必要がある。好きになれずに、きつい練習に耐えられないなら、単にスポーツを楽しむだけの方がいい。プロの選手はそのスポーツを好きになってプレーすることを楽しめなきゃならない。お勧めの練習はないよ。一流になるにはいろいろな方法があり、僕がやった方法だけではない。ソダーリング、ベルディヒ、フェデラー、マレー、ジョコビッチにはそれぞれ別の方法があると思う。一流になるにはいろいろな道がある。
――― 厳しい状況に立たされた時、モチベーションを上げる方法はありますか?
ナダル: コートの中でという意味なら、勝ちたいと思うことだね。僕は勝つことが好きだ。でも、勝ち負けを超えた部分で、良いプレーをしたいと思っている。良いプレーをする、最後まで戦うという気持ちだ。
ラファエル・ナダルの世界初の本格的なドキュメンタリーは、2010年9月27日(月)夜10:00よりWOWOWで放送される。なお、ナレーションは松たか子さんが務める。
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★ 「ノンフィクションW 太陽の男 ラファエル・ナダル 〜No.1テニスプレーヤーの原点〜」
世界初!世界No.1テニスプレーヤー ラファエル・ナダルを本格的に追ったドキュメンタリー
2010年9月27日(月)夜10:00 HV
★ 「楽天ジャパンオープンテニス」
世界No.1のナダルが初来日!錦織圭も2年ぶりの参戦へ!!
2010年10月4日(月)〜10月10日(日)連日生中継 (※デジタル193ch、決勝はHV5.1)
「ノンフィクションW 太陽の男 ラファエル・ナダル 〜No.1テニスプレーヤーの原点〜」がWOWOWで放送!
今月アメリカ、ニューヨークで開催されたグランドスラム4大大会の1つ「全米オープンテニス」で、男子選手として史上7人目の「生涯グランドスラム」という偉業を成し遂げたナダル選手。10月に迫った「楽天ジャパンオープンテニス」待望の初来日直前に、テニスのWOWOWが彼の魅力を解き明かすため、独占インタビューを行った。
――― マジョルカにずっと住んでいる理由は何ですか?
色々な所に行ったけれど、マジョルカほど気に入った所は他にないよ。マジョルカから出て行くことは1度も考えたことはないね。
――― マジョルカの特に良い点は何ですか?
ナダル: マジョルカは他の大都市と違って静かな場所だけど、大都市と同じことができるんだ。スキー以外は何でもできる。それと、気候が素晴らしいから、野外で色々なことを楽しめる。僕は太陽が大好きなんだけど、ここでは1年のほとんどの間、太陽が出ているんだ。
――― あなたにとって家族とは何ですか?
僕の家族は絆が強くて、家族で色々なことをやってきた。両親とはもちろんだけど、妹とも仲が良いし、叔父叔母や祖父母とも素晴らしい関係さ。家族はそれぞれ違った存在だけど、僕にとって誰もがとても大切な存在だ。
――― これまでの選手生活で、ターニングポイントとなった大きな試合はありますか?
2004年の年末に運良く、デビスカップ決勝の対アメリカ戦のメンバーに選ばれた。その戦いで勝ったのが自分にとって特別な試合の1つだ。その年は、ランキング1位だったフェデラーにも勝っていたけど、僕にとって初めての大きな試合は、このデビスカップ決勝の対ロディック戦だね。
――― 2005年から、あなたは急成長をしましたね?
2005年はシーズン最初からほぼ順調だったよ。ドーハとオークランドの大会では良いプレーができなかったけど、中南米では調子が良くなって、ブラジル・オープンとアカプルコの大会では優勝した。そして、マスターズ1000のマイアミの決勝でフェデラーと対戦した。その時、僕は2セットを先に取っていて勝てたはずだった。でもフェデラーはすごいパフォーマンスで盛り返し、僕はそれに対抗できずに負けた。しかし、そこから僕は大きく飛躍したんだ。その後、モンテカルロで優勝し、それが初のマスターズ1000での優勝だった。バルセロナとローマの大会でも勝ち、全仏オープンでも優勝した。 あの時点で、すべてのコートでワンランクアップしたと思う。特にクレーコートでね。その年の夏にはスウェーデンやシュトゥットガルトの大会でも優勝したし、その後のモントリオール大会では初めてハードコートで優勝して、さらに躍進を遂げたと思う。
――― 自分に自信がついたのはいつ頃からですか?
最終的に、自分はどんなコートでも戦える選手だと自信を持ったのは2007年、ウィンブルドンの決勝に進出できた時だね。組み合わせに恵まれなかったにもかかわらず、決勝まで勝ち上がれたのは、大きな自信になったよ。実際、オリンピックでも優勝したし、オーストラリアの大会でも勝った。一歩ずつ階段を上がってきたけれど、運が良いことに、かなり速いスピードだったね。もちろん途中、厳しい時期もあったけどね。
――― コーチのトニー(叔父)はあなたにとってどのような存在ですか?
まず、叔父が重要な存在だというのは明らかだ。もし、叔父がいなかったら、おそらく今この場で、僕はテニス選手、ラファエル・ナダルとしてインタビューを受けていないだろう。まず、そのことを感謝しなければならない。叔父は僕をこのような選手に育てることや僕にいろいろと教えることにずっと専念してくれた。教育の面でもテニスの面でも、叔父がいなかったら為し得なかったので感謝している。コーチを替えようと考えたことはないね。
――― あなたは両手を同じように使えますが、どの時点で左手を使おうと決めたのですか?
テニスやサッカーなどのスポーツでは左利き、日常生活では右利きだよ。テニスを始めた時は両手を使っていた。バックハンドを打つ時もドライブを打つ時もね。まだ3歳だったから、十分な力がなかったので、トニーにそう教えられた。その後、9歳か10歳の頃、片方の手にしたけど、自然に左手を使うようになった。
――― プロの選手になれると思ったのは何歳ぐらいですか?
子どもの頃からずっと、テニスの練習をしていればプロになれる、自分の人生はテニスだと思っていた。
――― 子どもの頃、憧れていた選手はいますか?
マジョルカ出身のカルロス・モヤだね。彼は友人でもあるけどね。また、子どもの頃、サンプラスとアガシのいろいろな決勝戦を見たのを覚えているよ。
――― これからテニスを始める子どもたちに勧める練習はありますか?
僕のアドバイスは、テニスを好きになって楽しんでほしいということ。たくさん練習をしなければならないからね。どんなに才能があっても、一流になるにはたくさん練習をする必要がある。好きになれずに、きつい練習に耐えられないなら、単にスポーツを楽しむだけの方がいい。プロの選手はそのスポーツを好きになってプレーすることを楽しめなきゃならない。お勧めの練習はないよ。一流になるにはいろいろな方法があり、僕がやった方法だけではない。ソダーリング、ベルディヒ、フェデラー、マレー、ジョコビッチにはそれぞれ別の方法があると思う。一流になるにはいろいろな道がある。
――― 厳しい状況に立たされた時、モチベーションを上げる方法はありますか?
ナダル: コートの中でという意味なら、勝ちたいと思うことだね。僕は勝つことが好きだ。でも、勝ち負けを超えた部分で、良いプレーをしたいと思っている。良いプレーをする、最後まで戦うという気持ちだ。
ラファエル・ナダルの世界初の本格的なドキュメンタリーは、2010年9月27日(月)夜10:00よりWOWOWで放送される。なお、ナレーションは松たか子さんが務める。
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★ 「ノンフィクションW 太陽の男 ラファエル・ナダル 〜No.1テニスプレーヤーの原点〜」
世界初!世界No.1テニスプレーヤー ラファエル・ナダルを本格的に追ったドキュメンタリー
2010年9月27日(月)夜10:00 HV
★ 「楽天ジャパンオープンテニス」
世界No.1のナダルが初来日!錦織圭も2年ぶりの参戦へ!!
2010年10月4日(月)〜10月10日(日)連日生中継 (※デジタル193ch、決勝はHV5.1)