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いきものディスカバリー通信vol.7「落水清掃」

いつでも、どこかで“何かが起きている”サンシャイン水族館がお届け!水族館&いきものを深堀り!発見がいっぱい!

サンシャイン水族館(東京・池袋、館長:丸山克志)では年に数回、特定の水槽の落水清掃を実施しています。
落水清掃とは、水槽内の生き物を保護してバックヤードへ移動し、水を抜いて汚れを落とす大掃除のことです。水槽ごとに違う生き物の大きさや、水槽内造作物の複雑さに気を付けながら行われる、普段の水族館ではなかなか見られない水族館の大掃除についてご紹介します!
※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-20211129-d2eab0f311369eb049d65e858f8b1564.pdf




[画像1: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-b91bf7cd82d54e4f6bc8-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-6c1e3c37ff06b357975e-1.jpg ]

■落水清掃とは
水族館の水槽内は通常、飼育スタッフが潜水してアクリルや擬サンゴなどをこすって掃除していますが、一定の時間が経つと通常の清掃では汚れが落ちにくくなってくるため、水槽の水を排水して清掃する「落水清掃」を年に数回行います。水槽内の生き物をすべて移動し、飼育スタッフが水槽の中で大掃除します。

【清掃の手順】
[画像3: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-e56593b90eb7d17acc53-11.jpg ]




■落水清掃に関するサンシャイン水族館裏話♪

サンシャイン水族館オリジナル!落水清掃を効率化させる“ビニダモ”とは
水槽の中の生き物を取り上げる際に、生き物にスレ(擦過)が生じるのを防ぐため市販の網ではなく、自作のビニール製の道具(通称:ビニダモ)を用います。また、追い回すのではなく追い込むようにして捕まえ、移動用の水槽に移してバックヤードの予備水槽へ運びます。展示されている魚が大きいと、捕まえたビニールに入った状態のまま次々と手渡しして運びます。その光景はまるでバケツリレーのよう!
[画像4: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-ccb90d119ecbe4ba8e30-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-29db07650030a8c67e6e-4.jpg ]

生き物の負担を少なくするように配慮しながら清掃は行われます。水槽を綺麗に保つだけでなく、消毒をして、衛生的な環境になるよう努めています。

新しい海水はどこから、、、
サンシャイン水族館で使う海水は、伊豆諸島の八丈島近海から運ばれてきます。東京と伊豆諸島を結ぶ海運会社の船が船体を安定させるために船底に入れるバラスト水を転用、東京の港で海水輸送車に積み替えて運搬しています。地下の海水貯水槽に蓄え、屋上にある高架水槽にポンプで揚水し、必要に応じて水族館(10・11階)で使用します。
[画像6: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-4a623d550b0bd2eb8fc6-5.jpg ]



落水清掃のアレコレ♪ 「沖縄の海〜白保〜」水槽編


[画像7: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-c92c6322e453a936c47e-6.jpg ]

水槽内の魚の数は?
⇒12種約270点
水槽の中の水の量はどのくらい?
⇒約15t(=15000リットル)
何人で大掃除する?
⇒水槽内に2名、水槽上に1名、その他3名ほどで実施します。
この水槽掃除の大変なところ
⇒落水時、デバスズメダイが擬サンゴの隙間に隠れてしまうので   
 探すのに一苦労!
[画像8: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-4a76e494f511709a4fe8-10.jpg ]




屋内だけじゃない!幅約12mの落水清掃 「天空のペンギン」水槽編


[画像9: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-a6fc0722a38ec4e60110-7.jpg ]

<内容>
「天空のペンギン」水槽はサンシャイン水族館を象徴する水槽の1つであり水槽内は通常飼育スタッフが潜水してアクリルをこすって掃除しています。
しかし、太陽が降り注ぐこの水槽では一定の時間が経つと通常の清掃では汚れが落ちにくくなってくるため、水槽の水を排水して清掃する「落水清掃」を年に数回行います。
ペンギンが水槽から出た後に排水し、滑りやすい水深の浅いエリアと水深の深いエリアを含めて、飼育スタッフが水槽の中を大掃除します。
普段は、ケープペンギンが都会の空を飛んでいるように泳ぐ幅約12mの水槽の魅力を保つために行われる清掃は水族館の大事な作業となっています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-9424425de2063c467861-9.jpg ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/20364/587/resize/d20364-587-f8cdadd8ac95d6d0e3e7-8.jpg ]

<手順>
1.ペンギンが全羽、上陸した後に排水を開始し、アクリル底面が出てくる水深の浅いエリアから塩素清掃を開始。カーブしている滑りやすいアクリルに注意を払いながら、アクリルをこすっていきます。

2.水深の深いエリアは梯子で降り、アクリルの塩素清掃を開始します。カーブしている面には手が届かないので、スタッフ自作の長い柄の清掃道具などを用いて隅々まで磨いた後に、塩素を流します。

3.水量が多いので、翌朝まで3回に分けて注水。営業開始前には、きれいになった水槽にいつものようにペンギンが泳ぎ始めます。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/20364/table/587_1_bd2da0b2f88d15b1cb29ef857bd3c7fc.jpg ]


※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-20211129-d2eab0f311369eb049d65e858f8b1564.pdf

いきものディスカバリー通信 次号もお楽しみに!

※画像はイメージです。 ※金額はすべて税込です。
※サンシャイン水族館ではお客様に安心してご来館いただくため、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めております。ご来館の際には、ご理解とご協力をお願いいたします。詳しくはサンシャイン水族館 ウェブサイトをご確認ください。https://sunshinecity.jp/aquarium/news/entry-14803.html

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■サンシャイン水族館 概要
所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
営業時間:10:00〜18:00 (秋冬)、9:30〜21:00(春夏)※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり
入場料:大人(高校生以上)2,400円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4才以上)700円
問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466 https://sunshinecity.jp
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