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株式会社KADOKAWA（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：松原眞樹）は、下村敦史氏の最新作『コープス・ハント』（https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000103/）を2020年1月31日（金）に発売しました。


連続猟奇殺人犯の衝撃の告白――それは自身の犯行の模倣犯を殺し、遺体を思い出の場所に隠したというものだった。事件の真相を追う女刑事と遺体を捜す少年たちが出会うとき、驚愕の真実が明らかになる。
あなたは「彼」を断罪できるのか――真摯な問いが胸を射抜く意欲作です。

★文芸WEBマガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)にて
ミステリ評論家・千街晶之氏によるレビューを配信中！
https://kadobun.jp/reviews/63mbihlvea8s.html
さらに、下村敦史氏と女優・小橋めぐみ氏との対談を配信予定。
人気作家の抱える苦悩と葛藤――
「『絶対的な正しさ』を否定してほしい という祈りのような思いから生まれた作品です」
お楽しみに！


『コープス・ハント』について

「俺は”思い出の場所”に真犯人の遺体を隠してきた。さあ、遺体捜しのはじまりだ」
美貌の連続猟奇殺人鬼・浅沼聖悟が死刑確定後に放った衝撃の告白に世間が騒然となる。
事件に違和感を覚えていた刑事の望美は単身で捜査に乗り出す。引き込もりの中学生の宗太は、動画配信の先輩で尊敬するにしやんに持ち掛けられ、もう一人のユーチューバー、セイと三人でひと夏の“遺体捜し”の冒険に出るが――。
事件を追う女刑事と遺体捜しの少年たち。
両者が交錯するとき、「真実」は変容する――！

◆書誌情報
発売：2020年１月31日（金）
※電子書籍：ストアによって配信日が異なる場合があります。
定価：本体1,700円＋税　
頁数：328頁
体裁：四六判上製・単行本
装画：西川真以子　
装丁：國枝達也
ISBN：9784041089040　
発行：株式会社 KADOKAWA
初出：「小説 野性時代」2018年11月号〜2019年９月号
https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000103/


著者紹介

下村敦史（しもむら　あつし）　
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。各ミステリランキングで高評価を受ける。難民問題、海外での山岳遭難など今日的なトピックスを真摯に扱いながらもエンタテインメントとして昇華させる筆力に定評があり、今、最も期待を集める新鋭である。著作に『真実の檻』『緑の窓口　〜樹木トラブル解決します〜』『サハラの薔薇』『黙過』『悲願花』『刑事の慟哭』『絶声』などがある。