パンツ型紙おむつ使用者を介護する方の実態調査と排泄行動を検証 介護者の約6割が「介護負担」から、トイレでのおむつ交換を断念 ご本人のお体の維持や改善には介護者とご本人双方の“意欲”が大切
[15/04/28]
提供元:@Press
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ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、社長:高原 豪久)は、大人用紙おむつ市場を牽引するメーカーとしてご本人とその介護者をサポートするための様々な商品やサービスを提供しています。この度、大人用紙おむつを使用して介護している方を対象に、高齢者の介護や排泄実態をアンケート調査し、自宅や介護施設で排泄行動を妨げる要因を検証しました。その結果をご報告します。
【介護者の理想と現実のギャップ】
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_1.jpg
■検証の背景
近年、日本の高齢者の平均寿命が男女共に延びております。一方、健康寿命が延びることで、不健康期間に手助けをする介護者の負担が大きくなることも深刻な問題です。政府では「健康日本21」を掲げ、できるだけ健康な期間を伸ばす「健康寿命の延伸」を目標にしています。なかでも「運動機能の促進」について大きく掲げており、幅広い分野において出来るだけ自立した生活を送ることを目指しています。
このような中当社は、高齢化に伴う虚弱化の時期やスピードを、紙おむつを通じてできるだけ遅らせることが重要と考え、高齢者の「生活機能の維持・回復」や「できることを増やしていくこと」を使命として捉えています。
そこでこの度、排泄介護の実態を調査する為、普段介護に携わる方へのアンケート調査と、被介護者の紙パンツ着脱の様子を検証しました。その実態の結果をご報告します。
■検証の概要
介護・紙パンツ使用実態アンケート調査
調査対象:ご家族を介護される方(お体の状態がADL3,4の方を介護される方)
調査人数:104名
調査期間:2014年11月17日〜2014年11月24日
調査方法:インターネット調査
■検証の結果
(1) トイレやポータブルトイレで排泄させてあげたいですか?
介護者は「トイレやポータブルトイレで排泄させてあげたい」と8割が望む
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_2.jpg
(2) 排尿の場合、主に紙おむつ交換をする場所はどこですか?
介護者の想いとは異なり、約6割は居室や寝室でおむつを交換している
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_3.jpg
(3) トイレでのおむつ交換で負担を感じたことはありますか?
介護者は「トイレでのおむつ交換は負担」と約8割以上が感じている
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_4.jpg
(4) お体の維持や改善にはご本人の意欲が重要と思いますか?
介護者は「本人の体の維持や改善には意欲が大切」と約8割以上が捉える
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_5.jpg
■参考資料(過去の紙パンツ使用実態調査より)
介護者からみて、本人の負担が大きそうなのは交換時の“引き上げ工程”
【紙パンツを履く工程】
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_6.jpg
■検証の成果と考察
『排泄ケア』について、普段介護に携わる方への実態アンケート調査を行った結果、介護者の多くは「体の維持や改善には本人の意欲が重要」と考えていますが、トイレでのおむつ交換は被介護者にとっても大きな負担であるだけでなく、介護者も約8割以上が大きな「介護負担」と感じています。そのため、多くの方がトイレでのおむつ交換を断念し、「させてあげたい」意思に反して、約6割は居間や寝室で紙おむつの交換がされていることが判りました。
当社では、この結果をもとに、トイレでの排泄行動で特に難しいと感じられている引き上げ動作に対して、負担を低減し自立をサポートすべく、今後も高齢者向け商品やサービスの提供を推進して参ります。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :1,264名[グループ合計12,795名](2014年3月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-041-062
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/
【介護者の理想と現実のギャップ】
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_1.jpg
■検証の背景
近年、日本の高齢者の平均寿命が男女共に延びております。一方、健康寿命が延びることで、不健康期間に手助けをする介護者の負担が大きくなることも深刻な問題です。政府では「健康日本21」を掲げ、できるだけ健康な期間を伸ばす「健康寿命の延伸」を目標にしています。なかでも「運動機能の促進」について大きく掲げており、幅広い分野において出来るだけ自立した生活を送ることを目指しています。
このような中当社は、高齢化に伴う虚弱化の時期やスピードを、紙おむつを通じてできるだけ遅らせることが重要と考え、高齢者の「生活機能の維持・回復」や「できることを増やしていくこと」を使命として捉えています。
そこでこの度、排泄介護の実態を調査する為、普段介護に携わる方へのアンケート調査と、被介護者の紙パンツ着脱の様子を検証しました。その実態の結果をご報告します。
■検証の概要
介護・紙パンツ使用実態アンケート調査
調査対象:ご家族を介護される方(お体の状態がADL3,4の方を介護される方)
調査人数:104名
調査期間:2014年11月17日〜2014年11月24日
調査方法:インターネット調査
■検証の結果
(1) トイレやポータブルトイレで排泄させてあげたいですか?
介護者は「トイレやポータブルトイレで排泄させてあげたい」と8割が望む
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_2.jpg
(2) 排尿の場合、主に紙おむつ交換をする場所はどこですか?
介護者の想いとは異なり、約6割は居室や寝室でおむつを交換している
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_3.jpg
(3) トイレでのおむつ交換で負担を感じたことはありますか?
介護者は「トイレでのおむつ交換は負担」と約8割以上が感じている
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_4.jpg
(4) お体の維持や改善にはご本人の意欲が重要と思いますか?
介護者は「本人の体の維持や改善には意欲が大切」と約8割以上が捉える
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_5.jpg
■参考資料(過去の紙パンツ使用実態調査より)
介護者からみて、本人の負担が大きそうなのは交換時の“引き上げ工程”
【紙パンツを履く工程】
http://www.atpress.ne.jp/releases/60641/img_60641_6.jpg
■検証の成果と考察
『排泄ケア』について、普段介護に携わる方への実態アンケート調査を行った結果、介護者の多くは「体の維持や改善には本人の意欲が重要」と考えていますが、トイレでのおむつ交換は被介護者にとっても大きな負担であるだけでなく、介護者も約8割以上が大きな「介護負担」と感じています。そのため、多くの方がトイレでのおむつ交換を断念し、「させてあげたい」意思に反して、約6割は居間や寝室で紙おむつの交換がされていることが判りました。
当社では、この結果をもとに、トイレでの排泄行動で特に難しいと感じられている引き上げ動作に対して、負担を低減し自立をサポートすべく、今後も高齢者向け商品やサービスの提供を推進して参ります。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :1,264名[グループ合計12,795名](2014年3月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-041-062
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/