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マザーズ指数は大幅続落、アンジェス急落が波及、バイオ関連など軟調

マザーズ市況
 27日のマザーズ指数は大幅続落となった。前日の米国市場で、トランプ大統領が主要7カ国首脳会議(G7サミット)で中国との貿易協議の再開に前向きな姿勢を示し、米中摩擦への警戒感が和らいだ流れから、朝方のマザーズ市場にも買いが先行した。しかし、寄り付き直後にマザーズ指数がマイナスに転じ、その後も引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。一時1ドル=106円台まで下落していた円相場において円安進行が一服したほか、後述する指数インパクトの大きいアンジェス<4563>が急落したことにより、他のバイオ株にも売りが波及。これらにより、個人投資家心理が悪化したようだ。なお、売買代金は概算で709.83億円。騰落数は、値上がり129銘柄、値下がり155銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値下がり上位銘柄では、イスラエルのBarcode Diagnostics社と資本提携と発表するも前日の反動が優勢となったアンジェスが16%安になったほか、グローバルウェイ<3936>やインパクトホールディングス<6067>などがそれに続いて大幅安に。売買代金上位では、直近IPO銘柄のブシロード<7803>やマザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が揃って6%安になったほか、そーせい<4565>、ブライトパス・バイオ<4594>、オンコリス<4588>、マーケットエンタープライズ<3135>などが下落。一方で、バンクオブイノベ<4393>、GNI<2160>、手間いらず<2477>は上昇した。


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