株主総会ピークでこう着、個人主体の循環物色に
[14/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
27日の東京市場は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。26日の米国市場は小幅に反落。5月の米個人消費支出が予想を下振れたため、4-6月期国内総生産(GDP)が大幅に回復するとの期待が後退。この流れから、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の15310円と動意薄の展開だった。円相場は1ドル101円65銭辺りとやや円高に振れて推移。
日経平均は節目の15500円突破を前に、15300円処での底固めの動きといったところであろう。週末要因から利益確定の売りが出やすいと考えられるが、一方で年金資金流入への思惑から売り込みづらい需給状況である。また、株主総会が集中することもあり、全体としては方向感が出難いところだろう。
そのため、株主総会での事業戦略などを手掛かりとした個別物色のほか、テーマ銘柄などへの循環的な物色が中心になりそうである。26日はミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>など中小型の中核銘柄は荒い値動きを続けつつ、次第に利益確定に。
そのなかで、トヨタ自<7203>の燃料電池車を市販との発表をキッカケに水素ステーションを手掛ける岩谷産<8088>が一時ストップ高をつけるなど、関連銘柄が軒並み動意をみせていた。個人投資家の投資余力の大きさが窺えるなか、好循環による物色が続くことになろう。
<TN>
日経平均は節目の15500円突破を前に、15300円処での底固めの動きといったところであろう。週末要因から利益確定の売りが出やすいと考えられるが、一方で年金資金流入への思惑から売り込みづらい需給状況である。また、株主総会が集中することもあり、全体としては方向感が出難いところだろう。
そのため、株主総会での事業戦略などを手掛かりとした個別物色のほか、テーマ銘柄などへの循環的な物色が中心になりそうである。26日はミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>など中小型の中核銘柄は荒い値動きを続けつつ、次第に利益確定に。
そのなかで、トヨタ自<7203>の燃料電池車を市販との発表をキッカケに水素ステーションを手掛ける岩谷産<8088>が一時ストップ高をつけるなど、関連銘柄が軒並み動意をみせていた。個人投資家の投資余力の大きさが窺えるなか、好循環による物色が続くことになろう。
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