前場に注目すべき3つのポイント〜メドピア、レアジョブが東証マザーズに新規上場
[14/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:株主総会ピークでこう着、個人主体の循環物色に
■外資系証券の注文動向:差し引き400万株の買い越し
■前場の注目材料:メドピア<6095>、レアジョブ<6096>が東証マザーズに新規上場
■株主総会ピークでこう着、個人主体の循環物色に
☆日経225想定レンジ:上限15350円-下限15250円
27日の東京市場は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。26日の米国市場は小幅に反落。5月の米個人消費支出が予想を下振れたため、4-6月期国内総生産(GDP)が大幅に回復するとの期待が後退。この流れから、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の15310円と動意薄の展開だった。円相場は1ドル101円65銭辺りとやや円高に振れて推移。
日経平均は節目の15500円突破を前に、15300円処での底固めの動きといったところであろう。週末要因から利益確定の売りが出やすいと考えられるが、一方で年金資金流入への思惑から売り込みづらい需給状況である。また、株主総会が集中することもあり、全体としては方向感が出難いところだろう。
そのため、株主総会での事業戦略などを手掛かりとした個別物色のほか、テーマ銘柄などへの循環的な物色が中心になりそうである。26日はミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>など中小型の中核銘柄は荒い値動きを続けつつ、次第に利益確定に。
そのなかで、トヨタ自<7203>の燃料電池車を市販との発表をキッカケに水素ステーションを手掛ける岩谷産<8088>が一時ストップ高をつけるなど、関連銘柄が軒並み動意をみせていた。個人投資家の投資余力の大きさが窺えるなか、好循環による物色が続くことになろう。
■外資系証券の注文動向:差し引き400万株の買い越し
朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り560万株、買い960万株、差し引き400万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
6月20日(金):250万株の買い越し
6月23日(月):140万株の買い越し
6月24日(火):230万株の売り越し
6月25日(水):90万株の買い越し
6月26日(木):230万株の売り越し
■前場の注目材料
・テーマ銘柄などへの循環的な物色が中心に
・テレビ用液晶パネル価格、欧米やアジアの需要堅調で一段高
・メドピア<6095>、レアジョブ<6096>が東証マザーズに新規上場
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:30 5月完全失業率(予想:3.6%、4月:3.6%)
08:30 5月有効求人倍率(予想:1.08倍、4月:1.08倍)
08:30 5月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+3.4%、4月:+3.2%)
10:00 スズキ<7269>、任天堂<7974>が株主総会
<KO>










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