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【日経平均は125円安、原油安による米国株安を嫌気】

9時40分現在の日経平均株価は、17670.33円（前日比-125.40円）で推移。日経平均は反落して始まった。28日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに大幅続落となった。アップル好決算のインパクトが期待されていたが、NY原油先物が1バレル44ドル台と2009年3月以来の安値となったことが嫌気され、引けにかけて下落する展開に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比325円安の17525円となるなか、ギャップ・ダウンで始まった。しかし、大阪225先物は17630円でのスタートとなり、その後17700円を回復するなど底堅い値動き。

セクターでは空運が上昇率トップ。スカイマーク<9204>が民事再生法の適用申請を発表し、再編期待からJAL<9201>、ANA<9202>が上昇。そのほか、医薬品が小幅に上昇。一方で、その他製品が下落率トップ。任天堂<7974>の決算が嫌気されている。そのほか、情報・通信、鉱業、機械、電気機器、鉄鋼などが冴えない。個別では上方修正と増配、自社株買いを発表した富士フイルム<4901>が上昇。自社株買い発表のコロプラ<3668>は寄り付き後一段高に。

【ドル・円は117円74銭、117円50銭以下に個人勢などのドル買いオーダー】

ドル・円は117円74銭付近で推移。米国株安を嫌気したドル売り・円買いはやや一服している。117円50銭以下には個人勢などのドル買いオーダーが残されているもよう。日経平均株価の下げ幅が縮小した場合、ドル・円は118円付近まで反発するとの見方が出ている。

9時40分時点のドル・円は117円74銭、ユーロ・円は132円88銭、ポンド・円は178円31銭、豪ドル・円は92円99銭で推移している。



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