23日の米国市場ダイジェスト:ダウは20ドル高、ナスダック総合指数は過去最高値を更新
[15/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは20ドル高、ナスダック総合指数は過去最高値を更新
NYダウ ナスダック
終値 :18058.69 終値 :5056.06
前日比:+20.42 前日比:+20.89
始値 :18031.90 始値 :5020.22
高値 :18133.03 高値 :5073.09
安値 :17966.77 安値 :5019.30
23日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は20.42ドル高の18058.69、ナスダックは20.89ポイント高の5056.06で取引を終了した。軟調な企業決算を受けて売りが先行したものの、NY原油先物相場が一時約3%強上昇したほか為替相場でドル安が進行したことで、上昇に転じた。ナスダック総合指数は終値ベースで2000年3月以来の過去最高値を更新した。3月新築住宅販売件数は市場予想を下振れたものの、相場への影響は限定的だった。セクター別では、電気通信サービスやメディアが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、好決算を受けて上昇。航空会社のサウスウエスト・エアラインズ(LUV)は、旺盛な航空旅客需要や燃料価格の下落で大幅増益となり、堅調推移。レストラン・フランチャイズのダンキン・ブランド・グループ(DNKN)は、決算内容が市場予想を上回ったことに加えて、利益見通しを引き上げたことから買われた。ケーブルテレビのタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)は、同業コムキャスト(CMCSA)による買収提案の撤回観測が報じられ、下落した。一方で、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、増収増益となったものの、市場予想に届かず、下落した。
コーヒーチェーン大手のスターバックス(SBUX)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表。一株利益は予想通りとなり、売上高は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル・円は119円59銭、米債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢に
ドル・円は120円08銭から119円43銭まで下落し、119円59銭で引けた。予想を下振れた米国の雇用、住宅、製造業指標を受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0734ドルから1.0846ドルまで上昇して1.0824ドルで引けた。ギリシャと債権者の債務協議で「合意が間近」との期待が広がりユーロの買戻しに拍車がかかった。また、低調な米国経済指標を受けた債券利回り低下に伴うドル売りも加速。ユーロ・円は128円84銭から129円67銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.4980ドルから1.5070ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9658フランから0.9532フランまで下落した。
■NY原油:反発で57.74ドル、イエメン空爆継続で供給懸念再燃
NY原油は反発(NYMEX原油6月限終値:57.74 ↑1.58)。56.58ドルから58.41ドルまで上昇した。サウジアラビアやアラブ諸国が、イエメンでの空爆終了発表(21日)以降も空爆を継続していることで、中東からの原油供給に対する先行き懸念が高まり、原油の買いが強まった。
また、米経済指標の下振れを受けたドル安による割安感。米エネルギー情報会社のジェンスケープが、「原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が、先週末以降では減少した」との見通しを示しているといわれることも、買いにつながったもよう。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 15.69ドル -0.05ドル(-0.32%)
モルガン・スタンレー(MS) 37.38ドル +0.18ドル(+0.48%)
ゴールドマン・サックス(GS)199.31ドル +0.99ドル(+0.50%)
インテル(INTC) 32.35ドル -0.35ドル(-1.07%)
アップル(AAPL) 129.67ドル +1.05ドル(+0.82%)
グーグル(GOOG) 547.00ドル +7.64ドル(+1.42%)
フェイスブック(FB) 82.41ドル -2.22ドル(-2.62%)
キャタピラー(CAT) 84.79ドル -0.08ドル(-0.09%)
アルコア(AA) 13.19ドル -0.38ドル(-2.80%)
ウォルマート(WMT) 79.18ドル +0.75ドル(+0.96%)
スプリント(S) 5.24ドル +0.16ドル(+3.15%)
<KO>










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