米国株見通し:利益確定売り先行か、雇用統計にらみの展開
[16/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
『米株式市場』
30日のNY市場は上昇。ADP雇用報告が予想を上振れたことで、週末発表される雇用統計にも強気の見方が広がったが、早期利上げの可能性は低いとの思惑から、終日堅調な展開となった。ダウ平均は83.55ドル高の17716.66、ナスダックは22.67ポイント高の4869.29。
グローベックスの米株先物はNYダウで7ドル安程度と小動きに推移している。欧州市場は全般売りが先行している。NYダウは前日まで4日続伸となっているが、欧州市場の弱い値動きのほか、週末の雇用統計を控えていることもあり、やや利食い優勢の相場展開になろう。
もっとも、雇用統計については強気の見方が広がっているものの、イエレンFRB議長の発言による利上げ観測の後退といった余韻が残っており、利上げ観測が再燃することは無さそうである。素直に雇用統計を評価してくることが考えられるため、積極的に下を売ってくる流れにはならないだろう。
<TY>
30日のNY市場は上昇。ADP雇用報告が予想を上振れたことで、週末発表される雇用統計にも強気の見方が広がったが、早期利上げの可能性は低いとの思惑から、終日堅調な展開となった。ダウ平均は83.55ドル高の17716.66、ナスダックは22.67ポイント高の4869.29。
グローベックスの米株先物はNYダウで7ドル安程度と小動きに推移している。欧州市場は全般売りが先行している。NYダウは前日まで4日続伸となっているが、欧州市場の弱い値動きのほか、週末の雇用統計を控えていることもあり、やや利食い優勢の相場展開になろう。
もっとも、雇用統計については強気の見方が広がっているものの、イエレンFRB議長の発言による利上げ観測の後退といった余韻が残っており、利上げ観測が再燃することは無さそうである。素直に雇用統計を評価してくることが考えられるため、積極的に下を売ってくる流れにはならないだろう。
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