米国株見通し:上げ渋りか、アフガンにらみ利益確定売りも
[21/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(12時40分現在)
S&P500先物 4,507.25(+1.75)
ナスダック100先物 15,436.50(+10.00)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
27日の取引で主要3指数は反発。ナスダックは再び最高値を更新したほか、ダウは242ドル高の35455ドルで取引を終えた。この日注目されたパウエルFRB議長によるジャクソンホール会合での講演で、資産買入れの段階的縮小(テーパリング)開始と利上げ前倒しとの関連について否定的な見解が示され、全般的に買いが強まった。特に、長期金利の低下を背景にハイテク株が相場をけん引。一方、アフガニスタン情勢への警戒が重石となった。
本日は上げ渋りか。指数の最高値更新で強気相場は維持され、買いが入りやすい地合いに変わりはない。ただ、前週末に発表された個人消費支出(PCEコアデフレータ)は引き続き堅調な内容で、FRBのテーパリング観測やその後の利上げにつながるシナリオが意識されやすい。今週発表の雇用関連統計を見極めようと、株買いは抑制されそうだ。一方、アフガニスタン情勢の不透明感に伴う地政学リスクも警戒され、利益確定売りを強める要因となろう。
<TY>
S&P500先物 4,507.25(+1.75)
ナスダック100先物 15,436.50(+10.00)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
27日の取引で主要3指数は反発。ナスダックは再び最高値を更新したほか、ダウは242ドル高の35455ドルで取引を終えた。この日注目されたパウエルFRB議長によるジャクソンホール会合での講演で、資産買入れの段階的縮小(テーパリング)開始と利上げ前倒しとの関連について否定的な見解が示され、全般的に買いが強まった。特に、長期金利の低下を背景にハイテク株が相場をけん引。一方、アフガニスタン情勢への警戒が重石となった。
本日は上げ渋りか。指数の最高値更新で強気相場は維持され、買いが入りやすい地合いに変わりはない。ただ、前週末に発表された個人消費支出(PCEコアデフレータ)は引き続き堅調な内容で、FRBのテーパリング観測やその後の利上げにつながるシナリオが意識されやすい。今週発表の雇用関連統計を見極めようと、株買いは抑制されそうだ。一方、アフガニスタン情勢の不透明感に伴う地政学リスクも警戒され、利益確定売りを強める要因となろう。
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