米国株見通し:下げ渋りか、明日のインフレ指標を見極め
[23/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*13:46JST 米国株見通し:下げ渋りか、明日のインフレ指標を見極め
(13時30分現在)
S&P500先物 4,420.75(+3.25)
ナスダック100先物 15,154.00(+24.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は20ドル高。ただ、長期金利は底堅く、本日の米株式市場は小幅高にとどまりそうだ。
28日の主要3指数はまちまち。前半の失速も後半は下げ渋り、ナスダックは続伸、ダウは下げ幅縮小により74ドル安の33852ドルで引けた。前日まで開催された欧州中銀(ECB)開催の年次総会で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ抑止の必要性を強調。他の主要中銀もタカ派姿勢を維持し、世界的な利上げ圧力を嫌気した売りが強まった。ただ、終盤の取引では長期金利の伸び悩みで主力ハイテク株の一部が買われ、相場を支えた。
本日は底堅い値動きか。バイデン政権の対中政策がやや不安視され、関連セクターの売りが続く可能性があろう。また、FRBの利上げ継続観測で、積極的な買いは入りづらい。半面、今晩発表の1-3月期国内総生産(GDP)確定値は改定値から上方修正が期待され、景気減速懸念を弱められれば割安銘柄を中心に買戻しが見込まれる。もっとも、金融政策決定に影響を与える明日のコアPCE消費支出を見極めようと、様子見ムードにより動意は薄いだろう。
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(13時30分現在)
S&P500先物 4,420.75(+3.25)
ナスダック100先物 15,154.00(+24.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は20ドル高。ただ、長期金利は底堅く、本日の米株式市場は小幅高にとどまりそうだ。
28日の主要3指数はまちまち。前半の失速も後半は下げ渋り、ナスダックは続伸、ダウは下げ幅縮小により74ドル安の33852ドルで引けた。前日まで開催された欧州中銀(ECB)開催の年次総会で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ抑止の必要性を強調。他の主要中銀もタカ派姿勢を維持し、世界的な利上げ圧力を嫌気した売りが強まった。ただ、終盤の取引では長期金利の伸び悩みで主力ハイテク株の一部が買われ、相場を支えた。
本日は底堅い値動きか。バイデン政権の対中政策がやや不安視され、関連セクターの売りが続く可能性があろう。また、FRBの利上げ継続観測で、積極的な買いは入りづらい。半面、今晩発表の1-3月期国内総生産(GDP)確定値は改定値から上方修正が期待され、景気減速懸念を弱められれば割安銘柄を中心に買戻しが見込まれる。もっとも、金融政策決定に影響を与える明日のコアPCE消費支出を見極めようと、様子見ムードにより動意は薄いだろう。
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