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シュッピン Research Memo(3):四半期ベースのEC買取額では中古買取強化策が大きく貢献

注目トピックス 日本株
■2014年3月期決算での確認点

(2)EC買取強化策と効果

シュッピン<3179>の事業モデルの本質は、本来的に動きの鈍い高額品の市場において流動性を提供し、売買のスピードを上げることである。同社の事業モデルでは中古品がスピードアップのための触媒であり、中古品を確保することが何より大事である。新品の仕入、新品の販売、中古品の買取、中古品の販売の4つは密接につながっており、どれか一つが滞ると他に影響がおよび、反対にどこか一つを加速させることができれば、他に効果が波及するという関係にある。この循環関係が当てはまり易いのが、最も売上高構成比高いカメラ事業だ。同社は2014年3月期に2つの中古品買取強化策を打ち出した。ワンプライス買取とスムーズ買取である。


ワンプライス買取は2013年7月に導入した。同一モデルであれば買取価格は一定とし、価格交渉の手間をなくした。買取価格自体は同業他社のレンジの上限前後に設定し、競争力ある買取価格設定としている。スムーズ買取は2013年11月に導入したもので、中古品買取のプロセスにおいて住民票送付のプロセスをなくした手法だ。役所で住民票を取得し郵送する手間と費用を省略でき、ワンプライス買取と合わせて同社の選好度を高める効果がある。

こうした施策の効果だけを純粋に抽出して測定することは難しいが、ワンプライス買取の利用率が約80%、スムーズ買取の利用率が約50%ということで、消費者に受け入れられていると評価できる。実際の買取動向をみると、四半期ベースのEC買取額が2013年3月期の第2四半期(7-9月期)以降、300百万円台に台替わりしたこと、WEB会員数(注)が着実に伸びていること、特に四半期ごとの新規会員数が増加トレンドにあることには、これらの中古買取強化策が大きく貢献しているとみられる。
※ 同社でEC取引をする場合にはWeb会員とならねばならない。取引をしなくても会員となることは可能であるが、そうした会員は極少数であるため、Web会員の動向が取引動向を表象しているとみられる。

同社はEC買取強化を時計、筆記具、自転車等に順次強化していく予定である。ただし、商材ごとに特性があるため、当面はEC買取査定データベースの構築が具体的なアクションとなる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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