注目銘柄ダイジェスト(前場):いすゞ自動車、イオン、DeNAなど
[14/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
いすゞ自動車<7202>:1557.5円(前日比+34円)
買い優勢で年初来高値更新。米GMと小型商用車を共同開発すると正式に発表している。現行のピックアップトラックの新モデルの位置づけ、部品共通化や共同購買でコストを下げ、米国とカナダを除いて世界販売を行っていく計画。会社側が明確に否定していることから、資本提携への発展期待などは反映されていないとみられるが、共同展開によるコスト低減などでの収益成長が期待される状況とみられる。
イオン<8267>:1091円(同-16.5円)
さえない展開で年初来安値更新。上半期営業利益は前年同期比4割減の420億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。競争激化や天候不順による客数の減少、値下げによる採算悪化などが響く格好になったようだ。ダイエー<8263>を含む総合スーパー事業が赤字に転じているもよう。業績の低迷は想定線といえ、市場コンセンサスは600億円程度であり、あらためて業績の厳しさなどが認識される状況にも。
DeNA<2432>:1382円(同+69円)
強い動きが目立つ。9月25日より配信を開始している新作アプリ「ファイナルファンタジー レコードキーパー」がランキングの上位に登場しており、今後の期待感などが高まる状況となっているもよう。アップルの無料アプリランキングではトップ、トップセールスランキングでは11位となっている。
日特建設<1929>:518円(同+71円)
急伸。東海東京では投資判断を新規に「1」、目標株価を830円としている。先週末終値と目標株価の乖離が大きく、インパクトが強まる状況になっているとみられる。防災関連工事や土木の大規模プロジェクトなど良好な受注環境、割安なバリュエーションなどを評価しているようだ。今期営業利益は会社計画の20.5億円、前期比32.5%減益に対して、東海東京では39億円、同28.5%増益を予想している。
DCM<3050>:766円(同+25円)
買い優勢で年初来高値更新。先週末に上半期の決算を発表している。営業利益は118億円で前年同期比9.7%増益、従来予想の111億円をやや上回る水準での着地となった。6-8月期は前四半期と比較して失速となったが、駆け込み需要の反動で想定線と捉えられているようだ。堅調な決算に加えて、発行済み株式数の1.81%に当たる250万株を上限とした自社株買いの実施も発表。株主還元の強化としてポジティブに捉えられているもよう。
DWTI<4576>:1732円(同+29円)
買い先行。緑内障・高眼圧症治療薬「K-115(販売名:グラナテック点眼液0.4%)」の国内製造販売承認を取得したと発表したことが材料視されている。同治療薬は、世界初の作用機序を有する緑内障・高眼圧症治療薬で、Rhoキナーゼを阻害することにより、線維柱帯-シュレム管を介する主流出路からの房水流出を促進することで眼圧を下降させると。
藤商事<6257>:1303円(同+40円)
反発。上期の営業利益見通しを20億円から49億円へ、最終利益見通しを13億円から30億円へとそれぞれ大幅に上方修正したことが好感されている。パチンコ遊技機「CRリング 運命の日」、パチスロ遊技機「リング 呪いの7日間」の販売が順調に推移したようだ。なお、通期の業績計画については従来予想を据え置いている。
ラック<3857>:1085円(同+10円)
6日続伸。同社やセキュアヴェイル<3042>、アズジェント<4288>など、情報セキュリティ関連に上昇が目立っている。明日は、サイバー・セキュリティ対策製品の研究開発、販売などを展開するFFRI<3692>の上場が予定されており、関連銘柄には人気化期待が波及しているようだ。また、同社については、ベネッセHD<9783>と情報管理強化で新会社を設立すると発表したことも引き続き支援材料に。
<KO>










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