あらた Research Memo(7):有利子負債の削減が進み財務体質も着実に改善
[14/11/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)財務状況について
あらた<2733>の2014年9月末の総資産残高は前期末比で13,532百万円減の207,669百万円となった。主な増減項目は表のとおりで、流動資産は16,374百万円減の141,641百万円となった。売上債権が9,072百万円、その他が6,269百万円それぞれ減少したことが主因となっている。固定資産は前期末比2,841百万円増加の66,028百万円となった。北東北の新物流拠点となる北上センター(岩手県)の建設仮勘定3,653百万円の計上が増加要因となっている。
一方、流動負債は前期末比6,875百万円減少の116,034百万円、固定負債は同7,355百万円減少の39,895百万円となった。仕入債務が5,728百万円、有利子負債が7,948百万円それぞれ減少したことが主因となっている。また、純資産は利益剰余金や有価証券評価差額の増加などにより、前期末比698百万円増加の51,739百万円となった。
経営指標で見ると、有利子負債の削減が進んだことにより、自己資本比率や有利子負債比率がそれぞれ改善しており、財務体質も着実に改善が進んでいると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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