ソルクシーズ Research Memo(2):ソフトウェア開発事業が主力事業、金融業界向け比率が高い
[14/11/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■事業概要
ソルクシーズ<4284>の事業セグメントはソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業に区分されており、2014年12月期第3四半期累計期間(2014年1月-9月期)における売上高構成比ではソフトウェア開発事業が約96%を占め、主力事業となっている。
ソフトウェア開発事業は、同社のほか子会社8社で構成され、それぞれ専門分野に特化した事業展開を行っている(表参照)。単独ベースで見た業種別売上高構成比(2014年12月期第2四半期累計)では、金融業界向けが64.4%と高いのが特徴で、なかでも信販向けが30.7%と高くなっている。また、業種別粗利率でも金融業界向けが相対的に高く、同社の収益は金融業界のIT投資動向に影響を受けやすい構造になっていると言える。金融業界向けの粗利率が高くなっているのは、最終顧客からの直接受注の比率が高いことが要因の1つになっている。同社の単独売上のうち、直接顧客売上の比率は28.7%と、前年同期の22.5%から大きく上昇している。
一方、デジタルサイネージ事業は国内と中国の子会社2社で展開している。年間の売上高はここ数年、数億円レベルで推移しており、損益的には若干の赤字となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>










SEO関連




