健康コーポレーション---立会外分売を発表、3月31日から4月2日まで
[15/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
健康コーポレーション<2928>は25日、立会外分売の実施予定に関して発表。分売予定株式数は発行済み株式総数の4.9%にあたる3,080,000株で、分売予定期間は3月31日(火)から4月2日(木)までの期間。浮動株式の割合が9%程度と非常に小さいため、これを改善することを目的に実施する。買付申込数量の限度は、買付顧客1人につき100,000株(売買単位は100株)。
立会外分売は、証券取引所の取引時間外に、大株主が持ち株を個人投資家に売却する制度。取引時間中に大量の株式を売って株価が大きく下がるのを防ぐ際などに使われる。
同社は札幌証券取引所での上場であるが、東証一部への上場申請の要件に同社を当てはめると、流通株式比率の基準のみ要件を満たしていないことになる。今回の立会外分売は、これを意識した動きである可能性は高い。
東証への指定替えが実現すれば、機関投資家からの注文も入りやすくなり、流動性がさらに高まることも予想される。足元は上場来高値の1,514円からいったん1,300円前後でのもみ合いとなっているが、今回の発表をきっかけに株価が動意付くかどうかが注目されそうだ。
PERは25日終値で70倍を超えているが、中期経営計画の目標数値で考えると3分の1程度に落ち着くという計算もある。
健康コーポレーションは、通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&Aを積極的に活用しながら事業領域を拡大。現在は、美容・健康関連(健康食品の通信販売とパーソナル・トレーニングジムの「RIZAP(ライザップ)」)、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業部門を擁している。2020年度を最終年度とする中期経営計画では、好調なライザップの海外展開などで売上高3,000億円、営業利益350億円の達成を目標に掲げている。
<AK>
立会外分売は、証券取引所の取引時間外に、大株主が持ち株を個人投資家に売却する制度。取引時間中に大量の株式を売って株価が大きく下がるのを防ぐ際などに使われる。
同社は札幌証券取引所での上場であるが、東証一部への上場申請の要件に同社を当てはめると、流通株式比率の基準のみ要件を満たしていないことになる。今回の立会外分売は、これを意識した動きである可能性は高い。
東証への指定替えが実現すれば、機関投資家からの注文も入りやすくなり、流動性がさらに高まることも予想される。足元は上場来高値の1,514円からいったん1,300円前後でのもみ合いとなっているが、今回の発表をきっかけに株価が動意付くかどうかが注目されそうだ。
PERは25日終値で70倍を超えているが、中期経営計画の目標数値で考えると3分の1程度に落ち着くという計算もある。
健康コーポレーションは、通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&Aを積極的に活用しながら事業領域を拡大。現在は、美容・健康関連(健康食品の通信販売とパーソナル・トレーニングジムの「RIZAP(ライザップ)」)、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業部門を擁している。2020年度を最終年度とする中期経営計画では、好調なライザップの海外展開などで売上高3,000億円、営業利益350億円の達成を目標に掲げている。
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