TOKAIHD Research Memo(2):当期純利益は2013年3月期以来の最高益を更新
[15/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1) 2015年3月期の業績概要
TOKAIホールディングス<3167>の2015年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.8%減の187,511百万円、営業利益が同21.8%増の9,003百万円、経常利益が同21.9%増の8,549百万円、当期純利益が同51.4%増の3,934百万円となり、会社計画に対しては売上高が若干下回ったものの、利益ベースではいずれも上回った。当期純利益に関しては2013年3月期以来の最高益更新となる。
ガス石油、情報通信サービス、アクア事業が収益改善のけん引役となった。原価率の改善に加えて販促費の抑制、間接業務の生産性向上による販管費の減少により、売上高営業利益率は前期比0.9ポイント上昇した。また、当期純利益は実効税率が56.4%から47.8%に低下したことで大幅増益となっている。
グループ全体の顧客件数は3月末で前年同期比19千件増の2,537千件となった。主要サービス別の契約件数推移を見るとLPガス、CATV(放送)、セキュリティ事業が微減となったものの、ブロードバンドやCATV(通信)、アクア事業などが増加した。また、顧客の囲い込みやグループ内の複数サービス利用率拡大を目的として、2012年12月より導入した「TLC会員サービス」については、3月末で前年同期比90千件増の396千件と順調に拡大している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1) 2015年3月期の業績概要
TOKAIホールディングス<3167>の2015年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.8%減の187,511百万円、営業利益が同21.8%増の9,003百万円、経常利益が同21.9%増の8,549百万円、当期純利益が同51.4%増の3,934百万円となり、会社計画に対しては売上高が若干下回ったものの、利益ベースではいずれも上回った。当期純利益に関しては2013年3月期以来の最高益更新となる。
ガス石油、情報通信サービス、アクア事業が収益改善のけん引役となった。原価率の改善に加えて販促費の抑制、間接業務の生産性向上による販管費の減少により、売上高営業利益率は前期比0.9ポイント上昇した。また、当期純利益は実効税率が56.4%から47.8%に低下したことで大幅増益となっている。
グループ全体の顧客件数は3月末で前年同期比19千件増の2,537千件となった。主要サービス別の契約件数推移を見るとLPガス、CATV(放送)、セキュリティ事業が微減となったものの、ブロードバンドやCATV(通信)、アクア事業などが増加した。また、顧客の囲い込みやグループ内の複数サービス利用率拡大を目的として、2012年12月より導入した「TLC会員サービス」については、3月末で前年同期比90千件増の396千件と順調に拡大している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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