ディーエムソリュ Research Memo(6):Webマーケティング支援とバーティカルメディア運営を展開
[19/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業構成
3. インターネット事業
インターネット事業におけるサービスは、SEOコンサルティングサービス、コンテンツマーケティング、運用広告、Webサイト制作などのデジタルマーケティングサービス、及び情報サイトや比較サイトの運営を行うバーティカルメディアサービスの2つで構成される。SEOコンサルティングサービスはディーエムソリューションズ<6549>初期からの主要サービスで、インターネット広告における重要なマーケティング手法でもある。検索エンジンのアルゴリズム更新に影響を受けるため、SEOコンサルティングサービスにコンテンツマーケティングや運用広告、Webサイト制作などを合わせ、トータルソリューションやWebコンサルティングとしてサービスを提供している。こうしたノウハウを生かして、「葉酸サプリ徹底比較」や「ウォーターサーバー比較」といったバーティカルメディアを運営している。また、他社ポータルサイトと提携して、記事提供などサポート事業も行っている。
(1) SEOコンサルティングサービス
同社が提供する「3D-SEO」は、顧客と共有した目標数値から必要なサイト訪問数や検索需要を割り出し、キーワード戦略や内部施策に落とし込んで、顧客のビジネスゴールを達成するサービスである。「3D-SEO」は、Googleが提供するガイドラインに沿ったWebマーケティング支援サービスで、外部リンクや順位、成果報酬に焦点を当てた従来型SEOサービスとは一線を画している。「3D」とはデザイン・企画、ディテール・施策、デジタル・解析の3つの「D」のことで、競合分析とシミュレーションに基づく費用対効果の高いSEO戦略の企画、ロングテールキーワードの取りこぼしを許さないディテールにこだわった施策、感覚ではなくアクセス解析や分析ツールのデジタルデータに基づく運用??が特徴となっている。なお、SEOの効果は一般的に2週間〜2ヶ月と言われるが、同社はスパム行為と認識されないよう過剰・過激な施策は行わないので、効果が現れるまでに若干時間がかかる場合がある。一方、その分検索エンジンのアルゴリズムに左右されにくい、安定的・継続的な上位表示を実現することができる。
(2) コンテンツマーケティング
SEOコンサルティングで培ったノウハウをベースに、「ユーザーに見つけてもらえるコンテンツ」と「ユーザーに読まれるコンテンツ」の両方を満たす「Contents+」を提供している。Googleが不自然な外部リンクを嫌い、優良なコンテンツを評価していることを念頭に、プランニングからコンテンツ制作、効果検証、分析まで一気通貫したフレームワークに沿って進めている。これにより、顧客のWebプロモーションの効果を最大化するとともに、顧客のWebサイトに新たな魅力を与えている。
(3) Webサイト制作
WebサイトのデザインとSEOを両立させることは、一般的に非常に難しいと言われる。しかし、両者は相反するものではなく、「ユーザー目線でWebサイトを考える」ことで、SEOに強くデザインにも優れたWebサイトを制作することは可能である。同社のWebサイト制作サービスでは、長年のSEOコンサルティングのノウハウを駆使し、自然検索からターゲットユーザーを集客するためのサイト設計を行うとともに、ユーザーの心をつかむビジュアルデザインとインターフェースを提供している。
(4) 運用広告
同社はWebサイトに合わせた最適な広告運用によって、最大の効果を追求している。500社以上のWebマーケティングの支援を通じて培ったノウハウにより、キーワード戦略を効率的に進め、徹底的なA/Bテストや検証を行うことで、クリック率・離脱率を改善して見込客・成約件数を最大化している。LP制作やバナー制作も自社内で完結可能な体制が整っているため、広告の出稿から運用までワンストップサービスの提供も可能となっている。さらに、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などを熟知した専任担当者が、Webサイトに合わせた最適な広告運用を提案し、制作チームと連携して結果の伴う効果的なLP・バナーを作成、効果測定を毎月実施し、具体的な改善点をレポートしている。
(5) バーティカルメディアサービス
バーティカルメディアサービスとは、エンドユーザーが検索や説明を期待する商品に特化したサイト(メディア)を運営することで、ランキング形式になっていたりする。同社のバーティカルメディア事業は、集客メディアの構築・運営を通じて顧客Webサイトへの送客などを側面から補強・支援、運営サイトの閲覧者数を増やすことで広告収入や商品販売時のインセンティブを得るビジネスになっている。同社が運営する「ウォーターサーバー比較」のポータルサイトでは、閲覧者の使用目的や求める条件に合わせて最適なウォーターサーバーを選択できるよう、商品ごとの詳細情報に加え口コミやランキングを掲載することでサービスを強化している。こうした経験値が積み上がってきたことから、妊活・妊娠・出産・育児の応援サイト「たまGoo!」や「WiMAXプロバイダー比較サイト」「葉酸サプリ徹底比較サイト」などへと横展開を加速、直近では既に有力サイトとして人気の「MOBY」や「e-脱毛エステ.com」が同社に合流している。なお、小学館の「NEWSポストセブン」や「マネーポストWeb」への記事提供や比較サイトへの掲載など、小学館とWin-Winの連携も行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<SF>
3. インターネット事業
インターネット事業におけるサービスは、SEOコンサルティングサービス、コンテンツマーケティング、運用広告、Webサイト制作などのデジタルマーケティングサービス、及び情報サイトや比較サイトの運営を行うバーティカルメディアサービスの2つで構成される。SEOコンサルティングサービスはディーエムソリューションズ<6549>初期からの主要サービスで、インターネット広告における重要なマーケティング手法でもある。検索エンジンのアルゴリズム更新に影響を受けるため、SEOコンサルティングサービスにコンテンツマーケティングや運用広告、Webサイト制作などを合わせ、トータルソリューションやWebコンサルティングとしてサービスを提供している。こうしたノウハウを生かして、「葉酸サプリ徹底比較」や「ウォーターサーバー比較」といったバーティカルメディアを運営している。また、他社ポータルサイトと提携して、記事提供などサポート事業も行っている。
(1) SEOコンサルティングサービス
同社が提供する「3D-SEO」は、顧客と共有した目標数値から必要なサイト訪問数や検索需要を割り出し、キーワード戦略や内部施策に落とし込んで、顧客のビジネスゴールを達成するサービスである。「3D-SEO」は、Googleが提供するガイドラインに沿ったWebマーケティング支援サービスで、外部リンクや順位、成果報酬に焦点を当てた従来型SEOサービスとは一線を画している。「3D」とはデザイン・企画、ディテール・施策、デジタル・解析の3つの「D」のことで、競合分析とシミュレーションに基づく費用対効果の高いSEO戦略の企画、ロングテールキーワードの取りこぼしを許さないディテールにこだわった施策、感覚ではなくアクセス解析や分析ツールのデジタルデータに基づく運用??が特徴となっている。なお、SEOの効果は一般的に2週間〜2ヶ月と言われるが、同社はスパム行為と認識されないよう過剰・過激な施策は行わないので、効果が現れるまでに若干時間がかかる場合がある。一方、その分検索エンジンのアルゴリズムに左右されにくい、安定的・継続的な上位表示を実現することができる。
(2) コンテンツマーケティング
SEOコンサルティングで培ったノウハウをベースに、「ユーザーに見つけてもらえるコンテンツ」と「ユーザーに読まれるコンテンツ」の両方を満たす「Contents+」を提供している。Googleが不自然な外部リンクを嫌い、優良なコンテンツを評価していることを念頭に、プランニングからコンテンツ制作、効果検証、分析まで一気通貫したフレームワークに沿って進めている。これにより、顧客のWebプロモーションの効果を最大化するとともに、顧客のWebサイトに新たな魅力を与えている。
(3) Webサイト制作
WebサイトのデザインとSEOを両立させることは、一般的に非常に難しいと言われる。しかし、両者は相反するものではなく、「ユーザー目線でWebサイトを考える」ことで、SEOに強くデザインにも優れたWebサイトを制作することは可能である。同社のWebサイト制作サービスでは、長年のSEOコンサルティングのノウハウを駆使し、自然検索からターゲットユーザーを集客するためのサイト設計を行うとともに、ユーザーの心をつかむビジュアルデザインとインターフェースを提供している。
(4) 運用広告
同社はWebサイトに合わせた最適な広告運用によって、最大の効果を追求している。500社以上のWebマーケティングの支援を通じて培ったノウハウにより、キーワード戦略を効率的に進め、徹底的なA/Bテストや検証を行うことで、クリック率・離脱率を改善して見込客・成約件数を最大化している。LP制作やバナー制作も自社内で完結可能な体制が整っているため、広告の出稿から運用までワンストップサービスの提供も可能となっている。さらに、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などを熟知した専任担当者が、Webサイトに合わせた最適な広告運用を提案し、制作チームと連携して結果の伴う効果的なLP・バナーを作成、効果測定を毎月実施し、具体的な改善点をレポートしている。
(5) バーティカルメディアサービス
バーティカルメディアサービスとは、エンドユーザーが検索や説明を期待する商品に特化したサイト(メディア)を運営することで、ランキング形式になっていたりする。同社のバーティカルメディア事業は、集客メディアの構築・運営を通じて顧客Webサイトへの送客などを側面から補強・支援、運営サイトの閲覧者数を増やすことで広告収入や商品販売時のインセンティブを得るビジネスになっている。同社が運営する「ウォーターサーバー比較」のポータルサイトでは、閲覧者の使用目的や求める条件に合わせて最適なウォーターサーバーを選択できるよう、商品ごとの詳細情報に加え口コミやランキングを掲載することでサービスを強化している。こうした経験値が積み上がってきたことから、妊活・妊娠・出産・育児の応援サイト「たまGoo!」や「WiMAXプロバイダー比較サイト」「葉酸サプリ徹底比較サイト」などへと横展開を加速、直近では既に有力サイトとして人気の「MOBY」や「e-脱毛エステ.com」が同社に合流している。なお、小学館の「NEWSポストセブン」や「マネーポストWeb」への記事提供や比較サイトへの掲載など、小学館とWin-Winの連携も行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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