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新興市場銘柄ダイジェスト:フォーサイドは大幅続伸、五洋インテがストップ安

注目トピックス 日本株
<4918> アイビー 736 +36
年初来高値。DX推進支援のモンスター・ラボ(東京都渋谷区)に開発を委託し、AIの画像認識を活用した「肌解析システム」を導入すると発表している。訪問販売とDXを融合させた販売ツールを開発し、資格を得た販売員のスマートフォンにシワの肌解析システムを無料で提供する予定。AIによる肌解析機能を追加することで、販売員が顧客に対して行う肌カウンセリングのきっかけ作りを支援するようだ。

<2484> 出前館 1550 -227
年初来安値。21年8月期の営業損益を従来予想の130.00億円の赤字から190.00億円の赤字(前期実績26.23億円の赤字)に下方修正している。シェアリングデリバリーの好調を受けて売上高予想は280.00億円から290.00億円(103.06億円)に引き上げる一方、エリア拡大などの施策の前倒しやユーザー・配達員の囲い込みのために積極的な投資を実行したことから、赤字が拡大する見通し。

<2330> フォーサイド 118 +10
大幅続伸。出版大手の角川春樹事務所(東京都千代田区)と資本業務提携すると発表している。角川春樹事務所株1923株(発行済株式総数の15.0%)を取得する予定。角川春樹事務所の実績やノウハウの活用による販売網拡大のほか、出版取次業務で支援を受ける。また、フォーサイドグループの電子書籍配信サイト「モビぶっく」で角川春樹事務所の書籍・雑誌のデジタル配信を推進する。

<7519> 五洋インテ 60 -30
ストップ安。東証から25日に整理銘柄に指定し、7月26日付で上場廃止になるとの連絡を受けたと発表している。東証によると、内部管理体制等の改善がなされず、かつ改善の見込みがなくなったと認められるため。五洋インテックスは19年12月5日に訂正四半期報告書を提出した後、特設注意市場銘柄に指定された。今年3月12日に内部管理体制確認書を提出していたが、コンプライアンス意識の改善は進んでいないなどと判断された。

<7342> ウェルスナビ 4005 +135
大幅に続伸。大光銀行(新潟県長岡市)と業務提携契約を締結したと発表している。大光銀行の顧客に向けて新たな資産運用サービスを共同で開発・提供することを目指す。ウェルスナビが資産運用プラットフォームを提供し、大光銀行のアドバイザーが「長期・積立・分散」による資産運用の開始や継続を対面でサポートする。今秋にも対面とオンラインを融合させたハイブリッド型の投資一任サービスの提供を開始するという。

<4014> カラダノート 1513 +94
大幅に続伸。東京女子医科大学と共同で「心疾患早期発見プロジェクト」を開始すると発表している。健康寿命の延伸に向け、予防・早期発見分野へのサービス提供を加速させる。心疾患は日本の三大疾病の一つ。がんなどに比べ、心疾患の検査方法ではテクノロジーの活用余地が大きいという。新たな検査方法や仕組みを構築してスマートフォンの機能を活用することで、疾患の早期発見と医療費削減を目指す。

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