概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値下がり、金融リスクもくすぶる状況
[18/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 76071.98 +0.95%
29日のブラジル市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比716.14ポイント高(+0.95%)の76071.98で取引を終えた。75361.05から77213.66まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。最近の急落を受けた反動から下値を拾う動きが活発となった。一方、指数の上値は重い。海外市場の下落やイタリア国債利回りの上昇などが警戒され、積極的に上値を追う展開はみられなかった。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り圧力を強めた。
【ロシア】MICEX指数 2298.00 -0.57%
29日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比13.28ポイント安(-0.57%)の2298.00で取引を終了した。2316.59から2285.41まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。イタリア国債利回りの上昇が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、欧米市場の下落なども売り圧力を強めた。ほかに、原油価格の下落などが資源セウターの圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 34949.24 -0.61%
29日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比216.24ポイント安(-0.61%)の34949.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.35ポイント安(-0.52%)の10633.30で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速懸念が圧迫材料。原油高の進行や原材料価格の上昇に伴い、製紙各社が出荷価格を2-3%引き上げていると報告されている。また、銀行大手の業績悪化なども同セクターの売り材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3120.46 -0.47%
29日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.62ポイント安(-0.47%)の3120.46ポイントと5日続落し、約3週ぶりの安値水準を切り下げている。
模様眺めムードが広がる流れ。31日に公表される5月の中国製造業PMIや、近く再開される米中通商協議の成り行きが気がかり材料として意識された。また、金融リスクもくすぶる状況。社債の違約(デフォルト)が足元で相次ぐなか、今後の社債償還動向が不安視された。
<CS>
29日のブラジル市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比716.14ポイント高(+0.95%)の76071.98で取引を終えた。75361.05から77213.66まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。最近の急落を受けた反動から下値を拾う動きが活発となった。一方、指数の上値は重い。海外市場の下落やイタリア国債利回りの上昇などが警戒され、積極的に上値を追う展開はみられなかった。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り圧力を強めた。
【ロシア】MICEX指数 2298.00 -0.57%
29日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比13.28ポイント安(-0.57%)の2298.00で取引を終了した。2316.59から2285.41まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。イタリア国債利回りの上昇が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、欧米市場の下落なども売り圧力を強めた。ほかに、原油価格の下落などが資源セウターの圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 34949.24 -0.61%
29日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比216.24ポイント安(-0.61%)の34949.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.35ポイント安(-0.52%)の10633.30で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速懸念が圧迫材料。原油高の進行や原材料価格の上昇に伴い、製紙各社が出荷価格を2-3%引き上げていると報告されている。また、銀行大手の業績悪化なども同セクターの売り材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3120.46 -0.47%
29日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.62ポイント安(-0.47%)の3120.46ポイントと5日続落し、約3週ぶりの安値水準を切り下げている。
模様眺めムードが広がる流れ。31日に公表される5月の中国製造業PMIや、近く再開される米中通商協議の成り行きが気がかり材料として意識された。また、金融リスクもくすぶる状況。社債の違約(デフォルト)が足元で相次ぐなか、今後の社債償還動向が不安視された。
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