日立、VMwareとの協業成果として社会インフラ向け高信頼プラットフォームソリューションを販売開始
[18/09/04]
TOKYO, Sep 4, 2018 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、VMware社(CEO: Pat Gelsinger/以下、VMware)との協業成果として、金融や公共、交通をはじめとする社会インフラ分野向けに、オープンシステム環境での長期にわたる基幹システムの安定稼働を支援する高信頼プラットフォームソリューションを9月5日から販売開始します。
本ソリューションは、VMwareのオープンでグローバルスタンダードな仮想化ソフトウェア「VMware vSphere(R)(以下、vSphere)」を、日立独自の機能で高信頼化し、日立のサーバー「RV3000」と組み合わせて提供するものです。また、両社の強固な協業体制のもと、vSphereの最長10年にわたる長期サポートを実現するとともに、お客さまの基幹システムの迅速な問題解決を支援します。
これらにより、ミッションクリティカルな基幹システムにおいて、長期にわたる安定稼働を維持するとともに、他のオープン系システムとも容易に接続できるため、システム運用の効率化やIT投資の最適化が可能になります。また、他のオープン系システムとのデータ連携などが可能になることにより、デジタルビジネス拡大を支援します。
近年、デジタル化の進展を背景とした市場の急速な変化へ対応するため、ミッションクリティカルな基幹システムにおいても、さらなる効率的な運用に加え、オープン系システムと容易に接続可能なグローバルスタンダードな技術の積極的な採用が求められています。このような背景のもと、日立とVMwareは、2017年10月に両社の協業体制を強化し*1、ミッションクリティカルな基幹システム向けに、よりオープンで高信頼な仮想化基盤を提供するため、新たなソリューションの開発に取り組んできました。
今回、この協業成果として高信頼プラットフォームソリューションを販売開始します。具体的には、VMwareとの技術検証をもとに開発した日立独自の高信頼化機能を追加したvSphereの適用により、オープン系システムと容易に接続可能になります。また、両社のvSphere特別サポート体制により、迅速な問題解決と長期サポートを実現します。
日立は本ソリューションを国内の金融機関向けオープン勘定系ソリューション基盤や公共、交通をはじめとする社会インフラ分野の基幹システム向けに適用していきます。今後は、海外の展開も含め、基幹システムのさらなるオープン化・高信頼化を図り、お客さまのITシステム投資の最適化とデジタルビジネス拡大を支援していきます。
社会インフラ向け高信頼プラットフォームソリューションの特長
1.オープンシステム環境において高信頼化を実現する先進機能を提供
重要な業務を担う仮想マシンへのPCIカード*2の占有割り当てを可能とする「VMware vSphere(R) DirectPath I/O(TM)」の認証を取得しました。これにより、PCIカードに障害が発生した場合、当該PCIカードを切り離す日立独自の機能により、予備PCIカードへ切替えることが可能となり、システムダウンを回避する高信頼なシステムを実現します。また、I/O仮想化*3に伴うオーバヘッドを低減し、オープンシステム環境においてミッションクリティカルなシステムに求められるシステム安定化を実現します。
2.vSphere特別サポート体制により、迅速な問題解決と長期サポートを実現
VMwareとの間でvSphere特別サポート体制を構築しました。具体的には、問題発生時の原因究明と対策において、VMwareから特別に技術的な支援を受けられることに加えVMwareに日立のエンジニアが常駐して対応するためハイレベルなテクニカルサポートの提供が可能となります。これらにより、障害発生時には、より深く問題調査を行うことができ、迅速な問題解決が可能になります。また、vSphere標準ライフサイクルを超える長期サポート*4を標準メニューとして備え、標準ライフサイクル終了後でもお客さまの業務に影響するレベルの重要不具合に対しては、VMwareと連携して対策版を提供することが可能です。本サポートは「日立サポート360」として提供します。
3.ソリューションの基盤となる高信頼サーバー「RV3000」により、システム安定稼働を支援
「RV3000」では最新のインテル(R) Xeon(R) プロセッサー・スケーラブルファミリーを最大4台、高速メモリを最大3TiB搭載可能で、高い性能と高速処理が求められる大規模データベースやリアルタイム分析に対応します。また、最長10年のハードウェア保守サービスを提供し、基幹システムの安定稼働を支えます。
さらに、システムの障害発生時には、共有ディスクの高速切替とともに、予備系システムへの高速切替が可能*5です。vSphere仮想化環境においても、仮想マシン単位での高速切替をサポートすることで、システムのダウンタイム最小化を実現します。
VMware CEO Pat Gelsinger氏からのコメント
VMwareと日立製作所はグローバル企業が直面している複雑化するインフラストラクチャやニーズに伴う新たなワークロードをサポートするシステムを提供いたします。VMwareは日立の強靭かつ柔軟性と安全性に優れたシステム提供におけるコラボレーションを通じ、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを促進していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/09/0904.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
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本ソリューションは、VMwareのオープンでグローバルスタンダードな仮想化ソフトウェア「VMware vSphere(R)(以下、vSphere)」を、日立独自の機能で高信頼化し、日立のサーバー「RV3000」と組み合わせて提供するものです。また、両社の強固な協業体制のもと、vSphereの最長10年にわたる長期サポートを実現するとともに、お客さまの基幹システムの迅速な問題解決を支援します。
これらにより、ミッションクリティカルな基幹システムにおいて、長期にわたる安定稼働を維持するとともに、他のオープン系システムとも容易に接続できるため、システム運用の効率化やIT投資の最適化が可能になります。また、他のオープン系システムとのデータ連携などが可能になることにより、デジタルビジネス拡大を支援します。
近年、デジタル化の進展を背景とした市場の急速な変化へ対応するため、ミッションクリティカルな基幹システムにおいても、さらなる効率的な運用に加え、オープン系システムと容易に接続可能なグローバルスタンダードな技術の積極的な採用が求められています。このような背景のもと、日立とVMwareは、2017年10月に両社の協業体制を強化し*1、ミッションクリティカルな基幹システム向けに、よりオープンで高信頼な仮想化基盤を提供するため、新たなソリューションの開発に取り組んできました。
今回、この協業成果として高信頼プラットフォームソリューションを販売開始します。具体的には、VMwareとの技術検証をもとに開発した日立独自の高信頼化機能を追加したvSphereの適用により、オープン系システムと容易に接続可能になります。また、両社のvSphere特別サポート体制により、迅速な問題解決と長期サポートを実現します。
日立は本ソリューションを国内の金融機関向けオープン勘定系ソリューション基盤や公共、交通をはじめとする社会インフラ分野の基幹システム向けに適用していきます。今後は、海外の展開も含め、基幹システムのさらなるオープン化・高信頼化を図り、お客さまのITシステム投資の最適化とデジタルビジネス拡大を支援していきます。
社会インフラ向け高信頼プラットフォームソリューションの特長
1.オープンシステム環境において高信頼化を実現する先進機能を提供
重要な業務を担う仮想マシンへのPCIカード*2の占有割り当てを可能とする「VMware vSphere(R) DirectPath I/O(TM)」の認証を取得しました。これにより、PCIカードに障害が発生した場合、当該PCIカードを切り離す日立独自の機能により、予備PCIカードへ切替えることが可能となり、システムダウンを回避する高信頼なシステムを実現します。また、I/O仮想化*3に伴うオーバヘッドを低減し、オープンシステム環境においてミッションクリティカルなシステムに求められるシステム安定化を実現します。
2.vSphere特別サポート体制により、迅速な問題解決と長期サポートを実現
VMwareとの間でvSphere特別サポート体制を構築しました。具体的には、問題発生時の原因究明と対策において、VMwareから特別に技術的な支援を受けられることに加えVMwareに日立のエンジニアが常駐して対応するためハイレベルなテクニカルサポートの提供が可能となります。これらにより、障害発生時には、より深く問題調査を行うことができ、迅速な問題解決が可能になります。また、vSphere標準ライフサイクルを超える長期サポート*4を標準メニューとして備え、標準ライフサイクル終了後でもお客さまの業務に影響するレベルの重要不具合に対しては、VMwareと連携して対策版を提供することが可能です。本サポートは「日立サポート360」として提供します。
3.ソリューションの基盤となる高信頼サーバー「RV3000」により、システム安定稼働を支援
「RV3000」では最新のインテル(R) Xeon(R) プロセッサー・スケーラブルファミリーを最大4台、高速メモリを最大3TiB搭載可能で、高い性能と高速処理が求められる大規模データベースやリアルタイム分析に対応します。また、最長10年のハードウェア保守サービスを提供し、基幹システムの安定稼働を支えます。
さらに、システムの障害発生時には、共有ディスクの高速切替とともに、予備系システムへの高速切替が可能*5です。vSphere仮想化環境においても、仮想マシン単位での高速切替をサポートすることで、システムのダウンタイム最小化を実現します。
VMware CEO Pat Gelsinger氏からのコメント
VMwareと日立製作所はグローバル企業が直面している複雑化するインフラストラクチャやニーズに伴う新たなワークロードをサポートするシステムを提供いたします。VMwareは日立の強靭かつ柔軟性と安全性に優れたシステム提供におけるコラボレーションを通じ、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを促進していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/09/0904.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
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