アジアクロスカントリーラリー2022、チーム三菱ラリーアートの『トライトン』は初参戦で総合優勝
[22/11/28]
TOKYO, Nov 28, 2022 - (JCN Newswire) - 三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、11月21日(月)〜26日(土)にタイおよびカンボジアで開催されたアジアクロスカントリーラリー2022(以下、AXCR)に『トライトン』(T1仕様=改造クロスカントリー車両)で参戦し、総走行距離1,524km、うち競技区間637kmを走破し、チャヤポン・ヨーター選手(タイ)が合計タイム8時間22分42秒の総合首位、リファット・サンガー選手(インドネシア)が17分14秒差の総合5位でゴールしました。
3年ぶりの開催となったAXCRは21日、タイ東北部のブリラムで大会最初のスペシャルステージ(以下、SS)を行った後にセレモニアルスタートを実施。翌22日のレグ1から24日のレグ3まではブリラムを起点として周辺に設定されたSSで競いました。25日のレグ4はブリラム周辺でのSSを終えた後にカンボジアとの国境線を超え、26日(土)のレグ5ではカンボジア北西部のシェムリアップ周辺でSSを行った後、観光名所アンコールワットの近くで華々しいセレモニアルゴールを迎えました。タイでの前半戦は荒れた乾燥未舗装路での高速ステージが主体で、後半戦は大雨によるぬかるんだ路面に大きく深い水たまりなども点在するなど難易度が増し、カンボジアではそれまでの5つのステージに比べてより厳しいコースが待ち受けていました。
『トライトン』の105号車を駆るチャヤポン・ヨーター選手は、初日のSS1を5位で終えて好感触を掴むと、2日目の今大会最長となる約203kmのSS2でトップタイムを記録して総合首位に浮上。その後、『トライトン』の力強い走りと軽快なハンドリングで、SS3を7位、SS4を6位、SS5を5位、SS6を5位と安定して上位でゴールし、SS2で築いたリードを守り切って総合優勝を果たしました。
118号車のリファット・サンガー選手はSS1でチームメイトに続く6位となり上位を目指すも、SS2でパンクを喫した後、足回りを損傷させるなどで8位に後退。チームの修復作業により翌日以降も競技を続行すると、SS3を4位、SS4を5位、SS5を4位、SS6を7位と安定したタイムで総合5位まで浮上し、ラリーを通じて『トライトン』のタフさを証明しました。
119号車のサクチャイ・ハーントラクーン選手はSS1終了後に体調不良を訴え、新型コロナウイルスの検査結果で陽性となり、残念ながらリタイヤすることとなりました。
チーム三菱ラリーアート総監督、増岡浩のコメント
「今回は市販車の高い信頼性と耐久性をベースに、エンジンや足回りをチューニングした比較的市販車に近い仕様でAXCRに臨みましたが、2台の『トライトン』は力強い走りを披露して上位完走を果たしたことを大変誇らしく思います。『トライトン』の性能を引き出して素晴らしい走りを見せてくれたドライバー、ラリー車を毎日完璧に仕上げてくれたエンジニア、サポートしてくれたスタッフすべての素晴らしいパフォーマンスがあったからこその結果、そして三菱自動車が長年培ってきたノウハウによる賜物です。そして協賛各社様からの多大なるご支援、世界各地のファンのみなさまからの熱い応援メッセージがあったからに他なりません。AXCRの参戦を通じて得たノウハウを市販車の開発にフィードバックし、いっそうタフで力強く頼もしい三菱車をつくっていきたいと思います」
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5668.html
三菱自動車について
三菱自動車はSUVづくりのノウハウとラリーで培った四輪制御技術、そして電動化技術に強みをもつ自動車メーカーです。ルノー、日産とのアライアンスメンバーであり、日本をはじめ、タイ、インドネシア、中国、フィリピン、ベトナム、ロシアなどに生産拠点があり、グローバルで約30,000名の従業員を擁しています。2009年には世界初の量産EVであるアイ・ミーブ、2013年には世界初のSUVタイプのプラグインハイブリッドEVであるアウトランダーPHEVを発売するなど電動車普及に取り組んでまいりました。2020年には新環境計画パッケージを策定し、脱炭素化社会の実現に貢献しながら、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというドライバーの想いに応えるクルマづくりを推進しています。詳細については、当社ホームページをご覧ください。 https://www.mitsubishi-motors.com/jp/
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3年ぶりの開催となったAXCRは21日、タイ東北部のブリラムで大会最初のスペシャルステージ(以下、SS)を行った後にセレモニアルスタートを実施。翌22日のレグ1から24日のレグ3まではブリラムを起点として周辺に設定されたSSで競いました。25日のレグ4はブリラム周辺でのSSを終えた後にカンボジアとの国境線を超え、26日(土)のレグ5ではカンボジア北西部のシェムリアップ周辺でSSを行った後、観光名所アンコールワットの近くで華々しいセレモニアルゴールを迎えました。タイでの前半戦は荒れた乾燥未舗装路での高速ステージが主体で、後半戦は大雨によるぬかるんだ路面に大きく深い水たまりなども点在するなど難易度が増し、カンボジアではそれまでの5つのステージに比べてより厳しいコースが待ち受けていました。
『トライトン』の105号車を駆るチャヤポン・ヨーター選手は、初日のSS1を5位で終えて好感触を掴むと、2日目の今大会最長となる約203kmのSS2でトップタイムを記録して総合首位に浮上。その後、『トライトン』の力強い走りと軽快なハンドリングで、SS3を7位、SS4を6位、SS5を5位、SS6を5位と安定して上位でゴールし、SS2で築いたリードを守り切って総合優勝を果たしました。
118号車のリファット・サンガー選手はSS1でチームメイトに続く6位となり上位を目指すも、SS2でパンクを喫した後、足回りを損傷させるなどで8位に後退。チームの修復作業により翌日以降も競技を続行すると、SS3を4位、SS4を5位、SS5を4位、SS6を7位と安定したタイムで総合5位まで浮上し、ラリーを通じて『トライトン』のタフさを証明しました。
119号車のサクチャイ・ハーントラクーン選手はSS1終了後に体調不良を訴え、新型コロナウイルスの検査結果で陽性となり、残念ながらリタイヤすることとなりました。
チーム三菱ラリーアート総監督、増岡浩のコメント
「今回は市販車の高い信頼性と耐久性をベースに、エンジンや足回りをチューニングした比較的市販車に近い仕様でAXCRに臨みましたが、2台の『トライトン』は力強い走りを披露して上位完走を果たしたことを大変誇らしく思います。『トライトン』の性能を引き出して素晴らしい走りを見せてくれたドライバー、ラリー車を毎日完璧に仕上げてくれたエンジニア、サポートしてくれたスタッフすべての素晴らしいパフォーマンスがあったからこその結果、そして三菱自動車が長年培ってきたノウハウによる賜物です。そして協賛各社様からの多大なるご支援、世界各地のファンのみなさまからの熱い応援メッセージがあったからに他なりません。AXCRの参戦を通じて得たノウハウを市販車の開発にフィードバックし、いっそうタフで力強く頼もしい三菱車をつくっていきたいと思います」
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5668.html
三菱自動車について
三菱自動車はSUVづくりのノウハウとラリーで培った四輪制御技術、そして電動化技術に強みをもつ自動車メーカーです。ルノー、日産とのアライアンスメンバーであり、日本をはじめ、タイ、インドネシア、中国、フィリピン、ベトナム、ロシアなどに生産拠点があり、グローバルで約30,000名の従業員を擁しています。2009年には世界初の量産EVであるアイ・ミーブ、2013年には世界初のSUVタイプのプラグインハイブリッドEVであるアウトランダーPHEVを発売するなど電動車普及に取り組んでまいりました。2020年には新環境計画パッケージを策定し、脱炭素化社会の実現に貢献しながら、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというドライバーの想いに応えるクルマづくりを推進しています。詳細については、当社ホームページをご覧ください。 https://www.mitsubishi-motors.com/jp/
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