声優「浪川大輔」による朗読コンテンツ 「キャストノベル」第二弾「愛の使者のために」最終話を配信!
[15/02/05]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2015年2月5日
株式会社読広エンタテインメント
人気男性声優「浪川大輔」による朗読コンテンツ
「キャストノベル」第二弾「愛の使者のために」 最終話を配信!
配信終了記念:浪川大輔氏インタビューと収録レポマンガを掲載!!
株式会社読広エンタテインメント(本社:東京都港区 代表取締役社長:渡辺和哉)は人気男性声優による朗読コンテンツ「ハーレクイン キャストノベル」の第2作目「愛の使者のために」(全9話、著:エマ・ダーシー/訳:藤峰みちか)を現在配信中、このたび、最終話である第9話を2月3日に配信します。朗読は人気男性声優である「浪川大輔」氏が担当、イメージイラストには乙女ゲーム『BAD MEDICINE BLACK+WHITE』やマンガ『イクシオンサーガED』で支持されるマンガ家「双葉はづき」氏を起用。
ハーレクイン キャストノベルはハーレクインの世界を、原文はそのままに、人気男性声優による“朗読”という切り口で「乙女系」コンテンツへと再創造したオーディオブックです。本作品は株式会社ハーレクイン(本社:東京都千代田区 代表取締役:立山昭彦)によりハーレクインホームページ、Renta!、電子書店パピレス、honto他電子書店にて配信されます。
本リリースでは人気男性声優「浪川大輔」氏による収録直後のインタビューと、マンガ家「柚木美乃里」先生による収録中の取材レポートマンガをお楽しみ下さい(こちらは雑誌2014年12月15日発刊の「増刊ハーレクイン冬号」に掲載されたものと同様の内容となります)。なお、ハーレクインキャストノベルには本インタビューおよび収録レポートマンガは収録されておりません。
◇浪川大輔インタビュー
人気声優が「ハーレクイン・シリーズ」小説を一気読みする「キャストノベル」。この「キャストノベル」は、ひとりの声優が全てを朗読。つまり男性の声も女性の声も演じ分けるというコンテンツ。小説まるごとの朗読なので、その分量はなんと約5時間という超重量級コンテンツだ。
キャストノベル第2弾は、ハーレクイン作品ではめずらしい「育児」を中心に展開されるストーリー「赤ちゃんもの」。愛する人に負担をかけまいと、ひとりで子育てをしようとするヒロイン 「ニーナ」、ニーナのために必死で子供と向き合う「ジャック」。二人の奮闘を描く『愛の使者のために』だ。キャストノベル第一弾『秘密の妻』の緑川光さんに続き、第二弾の担当声優は、あの浪川大輔さん。今回は、収録を終えたばかりの浪川さんに、キャストノベルの魅力や収録秘話をじっくり聞いた。
――収録お疲れ様でした! いや、歯ごたえがある作品なのではないでしょうか。
浪川:歯ごたえどころか、本当に体力が必要です(笑)
――キャストノベルに出演されて、いかがでしたか?
浪川:今まで色々な作品やジャンルをやらせていただいてきましたが、小説を一冊読むというのは初めての経験です。やはり朗読ですので「熱量」の調節というか、強弱には気を遣いました。あんまり力を入れすぎると、聴いて下さる方が疲れてしまうかもしれない。そこにずっと気を遣いながら演じさせて頂きました。
登場人物もたくさん出てきますので、かなり、技量を試される作品というか(笑) でも、作品自体は日常的な、普遍的なテーマですので、その世界は非常に理解しやすかったです。なので、「どう聴こえるか」をちゃんと気にして演技することが出来ているのではないかと思っています。
――ハーレクイン作品は、女性向けジャンルの元祖的存在ですが、最初にお仕事の依頼を受けた時はどんなイメージをお持ちでしたか?
浪川:最初のイメージというのは、「ちょっと大人の恋愛もの」というものでした。難しいものだというイメージはありました。でも『愛の使者のために』は、子育てという一種普遍的なテーマの作品ですので、個人的にも共感できる部分がとても多かったです。この作品では、母親視点だけではなく、男性、父親視点の思いや見方なども多く取り上げられています。女性向けの作品ですが、「男ってこういう風に思っている」という部分。世の女性達に、格好悪いけれど、男ってこんなもんなんだよ、というものが、伝われば良いな、なんて思いながら演じました。
――男としては身につまされるようなエピソードも多いですね。
浪川:そうですね。女性が共感できる作品だとは思いますが、意外と男性にもいいなと(笑) 両方の視点が描かれているのは新鮮でした。
――今回のヒーロー「ジャック」とヒロイン「ニーナ」はどのような人物でしたか?
浪川:ヒーロー像というと、一般的なイメージとしては絶対的な力を持ってるとか、逆境に強いとか、そういうものがあります。ヒロインは、もちろん強いヒロインもいますが、やはり守られる存在だとか、そういったものです。
でも、今回の作品は、すごく「普通」なところから話が展開します。飛行機に乗って乗り込んできたり、大金を使って、というようなことはありません。でも、やり方がちょっと違うだけで、やっぱりヒーローは格好良いし、ヒロインも、魅力的な母親です。けっこうヘタレだったりわがままだったりしますけど(笑)
――キャストノベルでは、お一人でヒーローとヒロインの両方を演じなければなりません。
浪川:当然ながら両方のキャラクターを演じたわけですが、彼らにとって大切なプライドを大事に、他の人から見れば大したことはないのかもしれないことに悩んだり、一所懸命になったりする心を大切にしようと心がけました。『愛の使者のために』は、二人のそういう気持ちの行き来を描いた作品なので、是非その世界観にひたって、楽しんで聴いていただけると嬉しいですね。
――『愛の使者のために』は、作品内で主人公達の心境が大きく変化します。
浪川:最初は、ジャックもニーナも、お互いの誤解や思い込みもあって、ものすごいマイナスのイメージから話が始まります。聴いている方は、最初、辛いかもしれません(笑) まあジャックは最初から脳天気というか、ニーナのことが好きで好きでたまらないという感じなんですが、ニーナは違いますね。「女性はここまで思うんだな」とか「そこまで思い込まなくてもいいのに」とか。でも、彼女はそこまで追い詰められているし、真剣です。それに対してジャックはポジティブに相対していきます。
――ジャックは本当にポジティブな男ですね。
浪川:すごいですよね、だって知らないうちに自分の子供が産まれているんですよ。普通だったら、うろたえるどころじゃないですよね(笑) でも、ジャックは「よし!まかせろ!!」とがんばる。目の前に突きつけられたものに、予想外の事態に平然と、真正面から立ち向かっていく。他のハーレクイン作品とスタイルは違うかもしれませんが、やっぱりヒーローですよね。素直に格好良いなと思います。物語はとても沈んだ展開から始まりますが、是非、そこからの展開を聴いていただきたいなと思います。
――キャストノベルでは、主人公達以外にも、多くの登場人物をお一人で演じ分けなければなりません。
浪川:もちろん女性を演じることは普段なかなかないので難しいのですが、多くの役を演じることには問題はないです。
それよりも、台詞以外の地の文章が難しかったです。「今、誰の気持ちで話が進んでいるのか」という点を、自然に切り替えながら演じなければならないので、これは大変でした。いつのまにかジャックになり、ニーナになり、はたまた状況の説明になっていたりとするのですが、そこを明確に切り替えすぎると聴きづらくなってしまいます。ここをスムーズに展開させるのは新しい挑戦でした。
主人公達以外のキャラクターが、この作品では非常に重要です。ジャックとニーナが困難に直面したときに、大切な助言や手助けをしてくれる人々。作品のバランスとして、彼らは明るいキャラクターであるといいな、と思って演じました。特に、常にニーナに適切なアドバイスを贈るサリーは重要な人物です。あとは犬のスパイク。最初は人間だと思ったくらいです(笑) スパイクは犬ですが、完全に「ジャックの一味」ですよね(笑) ジャックの仕事の弟子達と一緒に子育てという難題に取り組みます。すごく良い意味でアホっぽくって大好きですね、こういう関係。
最終話では、なんと3歳になった二人の娘「シャーロット」も演じることになりました(笑) 二人の娘シャーロットと、その忠実な友スパイクの活躍にご期待下さい(笑)
――キャストノベルは、どのように楽しむと良い作品だと思いますか?
浪川:小説をゆっくり読みというのはとても素敵な過ごし方ですが、「小説を音声で読む」のであれば、何かをしながら聴く、というのも良いのではないかなと思っています。それこそ、編み物をしながらとか、お茶を飲みながらとか。聴いて下さる方には気楽に楽しんでもらえるものになっているのではないかと思います。また、音声で聴いてから紙の本を読んでもらうのも、その逆も、より作品を楽しんでもらえるのではないかなと。そういう相互関係のようなものができるといいですね。とても苦労した作品ですので(笑) 是非、多くの人に聴いていただきたいと思います。
「歯ごたえがありすぎる」というキャストノベルを収録している浪川さん。大変な収録ではあるが、新たなチャレンジを楽しんでいた様子がうかがえた。
浪川大輔渾身の一作となったハーレクイン キャストノベル『愛の使者のために』はハーレクインネットショップ、Renta!、電子書店パピレス、honto、iBooks Storeで発売中。2月3日には最終話の配信を開始する。
波乱の展開と心温まるエンディングをお届けする『ハーレクイン キャストノベル 愛の使者のために』をぜひお楽しみください。
◇取材レポートマンガ (右欄の画像、PDFファイルよりお楽しみください)
<ハーレクイン概要>
原作となっている「ハーレクイン・シリーズ」は、34言語に翻訳され世界110カ国で販売されているロマンス小説です。創業1949年からの総売上部数は62億部以上で全世界の女性たちから愛読されています。国内でも毎月40 冊以上が刊行され、すでに累計で10,000 タイトルを突破しました。また、「ハーレクイン」のロマンス小説を原作とした描き下ろしコミックスやコミック誌の出版もおこない、着実に読者層を拡げています。
<ハーレクイン キャストノベル概要>
・【原作】ハーレクイン・シリーズ/株式会社ハーレクイン刊
・【作品名/原作者/朗読】
第1作「秘密の妻」/リン・グレアム/緑川光
第2作「愛の使者のために」/エマ・ダーシー/浪川大輔
・【イラスト】
第1作:serori (http://sero2.tumblr.com/)
第2作:双葉はづき(http://esca.velvet.jp/)
・【制作】株式会社読広エンタテインメント (http://www.yomiko.co.jp/uniqueness/ye/)
・【販売】株式会社ハーレクイン
・【販売サイト】
ハーレクイン ネットショップ (www.harlequin.co.jp/)
Renta! (http://renta.papy.co.jp/renta/)
電子書店パピレス (http://www.papy.co.jp/act/top/)
Honto (http://honto.jp/ebook.html)、およびその他書店
・【販売価格】1話 100円(全9話、税別)
・【収録時間】各話30分〜1時間程度(1作 約5〜6時間)
・【ハーレクイン キャストノベル公式サイト】 http://www.harlequin.co.jp/campaign/castnovel/
・【クレジット】
第1作(c)LYNNE GRAHAM/読広エンタテインメント
第2作(c)EMMA DARCY/読広エンタテインメント
_________________________________
株式会社読広エンタテインメント 概要
■本社所在地:〒107-6102 東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル
■代表者:代表取締役社長 渡辺和哉(わたなべかずや)
■資本金:50,000,000円(読売広告社100%)
■設立年月日:2013年7月1日
■主要事業内容:アニメーションを中心としたエンタテインメントコンテンツの企画/プロデュース、キャラクター/映像版権のキャスティング・CM制作等のコミュニケーション施策、オリジナルキャラクター開発、権利運用等
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株式会社読広エンタテインメント
人気男性声優「浪川大輔」による朗読コンテンツ
「キャストノベル」第二弾「愛の使者のために」 最終話を配信!
配信終了記念:浪川大輔氏インタビューと収録レポマンガを掲載!!
株式会社読広エンタテインメント(本社:東京都港区 代表取締役社長:渡辺和哉)は人気男性声優による朗読コンテンツ「ハーレクイン キャストノベル」の第2作目「愛の使者のために」(全9話、著:エマ・ダーシー/訳:藤峰みちか)を現在配信中、このたび、最終話である第9話を2月3日に配信します。朗読は人気男性声優である「浪川大輔」氏が担当、イメージイラストには乙女ゲーム『BAD MEDICINE BLACK+WHITE』やマンガ『イクシオンサーガED』で支持されるマンガ家「双葉はづき」氏を起用。
ハーレクイン キャストノベルはハーレクインの世界を、原文はそのままに、人気男性声優による“朗読”という切り口で「乙女系」コンテンツへと再創造したオーディオブックです。本作品は株式会社ハーレクイン(本社:東京都千代田区 代表取締役:立山昭彦)によりハーレクインホームページ、Renta!、電子書店パピレス、honto他電子書店にて配信されます。
本リリースでは人気男性声優「浪川大輔」氏による収録直後のインタビューと、マンガ家「柚木美乃里」先生による収録中の取材レポートマンガをお楽しみ下さい(こちらは雑誌2014年12月15日発刊の「増刊ハーレクイン冬号」に掲載されたものと同様の内容となります)。なお、ハーレクインキャストノベルには本インタビューおよび収録レポートマンガは収録されておりません。
◇浪川大輔インタビュー
人気声優が「ハーレクイン・シリーズ」小説を一気読みする「キャストノベル」。この「キャストノベル」は、ひとりの声優が全てを朗読。つまり男性の声も女性の声も演じ分けるというコンテンツ。小説まるごとの朗読なので、その分量はなんと約5時間という超重量級コンテンツだ。
キャストノベル第2弾は、ハーレクイン作品ではめずらしい「育児」を中心に展開されるストーリー「赤ちゃんもの」。愛する人に負担をかけまいと、ひとりで子育てをしようとするヒロイン 「ニーナ」、ニーナのために必死で子供と向き合う「ジャック」。二人の奮闘を描く『愛の使者のために』だ。キャストノベル第一弾『秘密の妻』の緑川光さんに続き、第二弾の担当声優は、あの浪川大輔さん。今回は、収録を終えたばかりの浪川さんに、キャストノベルの魅力や収録秘話をじっくり聞いた。
――収録お疲れ様でした! いや、歯ごたえがある作品なのではないでしょうか。
浪川:歯ごたえどころか、本当に体力が必要です(笑)
――キャストノベルに出演されて、いかがでしたか?
浪川:今まで色々な作品やジャンルをやらせていただいてきましたが、小説を一冊読むというのは初めての経験です。やはり朗読ですので「熱量」の調節というか、強弱には気を遣いました。あんまり力を入れすぎると、聴いて下さる方が疲れてしまうかもしれない。そこにずっと気を遣いながら演じさせて頂きました。
登場人物もたくさん出てきますので、かなり、技量を試される作品というか(笑) でも、作品自体は日常的な、普遍的なテーマですので、その世界は非常に理解しやすかったです。なので、「どう聴こえるか」をちゃんと気にして演技することが出来ているのではないかと思っています。
――ハーレクイン作品は、女性向けジャンルの元祖的存在ですが、最初にお仕事の依頼を受けた時はどんなイメージをお持ちでしたか?
浪川:最初のイメージというのは、「ちょっと大人の恋愛もの」というものでした。難しいものだというイメージはありました。でも『愛の使者のために』は、子育てという一種普遍的なテーマの作品ですので、個人的にも共感できる部分がとても多かったです。この作品では、母親視点だけではなく、男性、父親視点の思いや見方なども多く取り上げられています。女性向けの作品ですが、「男ってこういう風に思っている」という部分。世の女性達に、格好悪いけれど、男ってこんなもんなんだよ、というものが、伝われば良いな、なんて思いながら演じました。
――男としては身につまされるようなエピソードも多いですね。
浪川:そうですね。女性が共感できる作品だとは思いますが、意外と男性にもいいなと(笑) 両方の視点が描かれているのは新鮮でした。
――今回のヒーロー「ジャック」とヒロイン「ニーナ」はどのような人物でしたか?
浪川:ヒーロー像というと、一般的なイメージとしては絶対的な力を持ってるとか、逆境に強いとか、そういうものがあります。ヒロインは、もちろん強いヒロインもいますが、やはり守られる存在だとか、そういったものです。
でも、今回の作品は、すごく「普通」なところから話が展開します。飛行機に乗って乗り込んできたり、大金を使って、というようなことはありません。でも、やり方がちょっと違うだけで、やっぱりヒーローは格好良いし、ヒロインも、魅力的な母親です。けっこうヘタレだったりわがままだったりしますけど(笑)
――キャストノベルでは、お一人でヒーローとヒロインの両方を演じなければなりません。
浪川:当然ながら両方のキャラクターを演じたわけですが、彼らにとって大切なプライドを大事に、他の人から見れば大したことはないのかもしれないことに悩んだり、一所懸命になったりする心を大切にしようと心がけました。『愛の使者のために』は、二人のそういう気持ちの行き来を描いた作品なので、是非その世界観にひたって、楽しんで聴いていただけると嬉しいですね。
――『愛の使者のために』は、作品内で主人公達の心境が大きく変化します。
浪川:最初は、ジャックもニーナも、お互いの誤解や思い込みもあって、ものすごいマイナスのイメージから話が始まります。聴いている方は、最初、辛いかもしれません(笑) まあジャックは最初から脳天気というか、ニーナのことが好きで好きでたまらないという感じなんですが、ニーナは違いますね。「女性はここまで思うんだな」とか「そこまで思い込まなくてもいいのに」とか。でも、彼女はそこまで追い詰められているし、真剣です。それに対してジャックはポジティブに相対していきます。
――ジャックは本当にポジティブな男ですね。
浪川:すごいですよね、だって知らないうちに自分の子供が産まれているんですよ。普通だったら、うろたえるどころじゃないですよね(笑) でも、ジャックは「よし!まかせろ!!」とがんばる。目の前に突きつけられたものに、予想外の事態に平然と、真正面から立ち向かっていく。他のハーレクイン作品とスタイルは違うかもしれませんが、やっぱりヒーローですよね。素直に格好良いなと思います。物語はとても沈んだ展開から始まりますが、是非、そこからの展開を聴いていただきたいなと思います。
――キャストノベルでは、主人公達以外にも、多くの登場人物をお一人で演じ分けなければなりません。
浪川:もちろん女性を演じることは普段なかなかないので難しいのですが、多くの役を演じることには問題はないです。
それよりも、台詞以外の地の文章が難しかったです。「今、誰の気持ちで話が進んでいるのか」という点を、自然に切り替えながら演じなければならないので、これは大変でした。いつのまにかジャックになり、ニーナになり、はたまた状況の説明になっていたりとするのですが、そこを明確に切り替えすぎると聴きづらくなってしまいます。ここをスムーズに展開させるのは新しい挑戦でした。
主人公達以外のキャラクターが、この作品では非常に重要です。ジャックとニーナが困難に直面したときに、大切な助言や手助けをしてくれる人々。作品のバランスとして、彼らは明るいキャラクターであるといいな、と思って演じました。特に、常にニーナに適切なアドバイスを贈るサリーは重要な人物です。あとは犬のスパイク。最初は人間だと思ったくらいです(笑) スパイクは犬ですが、完全に「ジャックの一味」ですよね(笑) ジャックの仕事の弟子達と一緒に子育てという難題に取り組みます。すごく良い意味でアホっぽくって大好きですね、こういう関係。
最終話では、なんと3歳になった二人の娘「シャーロット」も演じることになりました(笑) 二人の娘シャーロットと、その忠実な友スパイクの活躍にご期待下さい(笑)
――キャストノベルは、どのように楽しむと良い作品だと思いますか?
浪川:小説をゆっくり読みというのはとても素敵な過ごし方ですが、「小説を音声で読む」のであれば、何かをしながら聴く、というのも良いのではないかなと思っています。それこそ、編み物をしながらとか、お茶を飲みながらとか。聴いて下さる方には気楽に楽しんでもらえるものになっているのではないかと思います。また、音声で聴いてから紙の本を読んでもらうのも、その逆も、より作品を楽しんでもらえるのではないかなと。そういう相互関係のようなものができるといいですね。とても苦労した作品ですので(笑) 是非、多くの人に聴いていただきたいと思います。
「歯ごたえがありすぎる」というキャストノベルを収録している浪川さん。大変な収録ではあるが、新たなチャレンジを楽しんでいた様子がうかがえた。
浪川大輔渾身の一作となったハーレクイン キャストノベル『愛の使者のために』はハーレクインネットショップ、Renta!、電子書店パピレス、honto、iBooks Storeで発売中。2月3日には最終話の配信を開始する。
波乱の展開と心温まるエンディングをお届けする『ハーレクイン キャストノベル 愛の使者のために』をぜひお楽しみください。
◇取材レポートマンガ (右欄の画像、PDFファイルよりお楽しみください)
<ハーレクイン概要>
原作となっている「ハーレクイン・シリーズ」は、34言語に翻訳され世界110カ国で販売されているロマンス小説です。創業1949年からの総売上部数は62億部以上で全世界の女性たちから愛読されています。国内でも毎月40 冊以上が刊行され、すでに累計で10,000 タイトルを突破しました。また、「ハーレクイン」のロマンス小説を原作とした描き下ろしコミックスやコミック誌の出版もおこない、着実に読者層を拡げています。
<ハーレクイン キャストノベル概要>
・【原作】ハーレクイン・シリーズ/株式会社ハーレクイン刊
・【作品名/原作者/朗読】
第1作「秘密の妻」/リン・グレアム/緑川光
第2作「愛の使者のために」/エマ・ダーシー/浪川大輔
・【イラスト】
第1作:serori (http://sero2.tumblr.com/)
第2作:双葉はづき(http://esca.velvet.jp/)
・【制作】株式会社読広エンタテインメント (http://www.yomiko.co.jp/uniqueness/ye/)
・【販売】株式会社ハーレクイン
・【販売サイト】
ハーレクイン ネットショップ (www.harlequin.co.jp/)
Renta! (http://renta.papy.co.jp/renta/)
電子書店パピレス (http://www.papy.co.jp/act/top/)
Honto (http://honto.jp/ebook.html)、およびその他書店
・【販売価格】1話 100円(全9話、税別)
・【収録時間】各話30分〜1時間程度(1作 約5〜6時間)
・【ハーレクイン キャストノベル公式サイト】 http://www.harlequin.co.jp/campaign/castnovel/
・【クレジット】
第1作(c)LYNNE GRAHAM/読広エンタテインメント
第2作(c)EMMA DARCY/読広エンタテインメント
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株式会社読広エンタテインメント 概要
■本社所在地:〒107-6102 東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル
■代表者:代表取締役社長 渡辺和哉(わたなべかずや)
■資本金:50,000,000円(読売広告社100%)
■設立年月日:2013年7月1日
■主要事業内容:アニメーションを中心としたエンタテインメントコンテンツの企画/プロデュース、キャラクター/映像版権のキャスティング・CM制作等のコミュニケーション施策、オリジナルキャラクター開発、権利運用等
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