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全国初、タニタが小・中学校の給食メニューを監修

2015年11月6日

株式会社タニタ

全国初、タニタが小・中学校の給食メニューを監修
「長岡市多世代健康まちづくり事業」の一環として実施

健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田千里)は、新潟県長岡市立の小・中学校全87校(小学校59校、中学校27校、特別支援学校1校)の給食メニューを監修、「タニタ食堂給食メニュー」として、11月以降に各校1回ずつ提供することになりました(提供日は各校により異なります)。長岡市が推進する「長岡市多世代健康まちづくり事業」の一環として取り組むもので、タニタが監修した給食メニューが提供されるのは、全国で初めてとなります。メニューの監修は、タニタ社員食堂担当の管理栄養士・荻野菜々子が担当。学校給食の規定を踏まえつつ、野菜を豊富に使って栄養バランスを高めたり、噛みごたえのある調理法で満足感を高めたりする「タニタ食堂」ならではのメソッドを給食向けにアレンジしています。

小・中学校で提供される学校給食は、成長期のからだづくりを支える栄養素を摂取するだけでなく、バランスの取れた食習慣を形成したり、マナーを身に着けたりするといった重要な役割を担っています。今回の監修にあたっては、荻野と各校所属の栄養教職員が検討を重ね、タニタ食堂の特徴の一つである「食感」に着目したメニューづくりを進めました。野菜は切り方など調理の仕方で食感が変わります。学校給食の調理規定を踏まえつつ、通常よりも「大きめ」、「固め」に調理することで、噛む時間や満足感の変化を体感し、噛むことの重要性を学べるメニューとしました。なお、タニタ食堂のメニューは成人が健康管理をする上でバランスの良い食事となるよう、エネルギーが500kcal前後、塩分が3g以下のレシピとなっていますが、本給食メニューでは小・中学生の食事摂取基準に合わせてアレンジしています。

提供するメニューは、小学校向けが「鶏肉のごまごま焼き給食」(「鶏肉のごまごま焼き」、「タニタ風ごぼうとにんじんのしりしり」、「豆腐と里いものみそ汁」、「米飯」、「牛乳」、エネルギー592kcal、塩分2.1g)、中学校向けが「れんこんバーグ給食」(「れんこんバーグ」、「ひじきとさつま揚げの煮物」、「厚揚げと小松菜の中華スープ」、「米飯」、「牛乳」、エネルギー784kcal、塩分3.1g)。長岡市の特産品であるれんこんを始め、ごぼうや乾物を活用して様々な食感を味わえるように仕上げました。

タニタでは2014年から「長岡市多世代健康まちづくり事業」に参画しています。具体的には市民向けの健康セミナーを定期的に開催しているほか、健康まちづくり拠点として「TANITA CAFE(タニタカフェ)」を開設したり、通信機能を持つ活動量計とプロフェッショナル仕様の体組成計を使ってからだの状態や活動量・歩数を「見える化」する健康増進プログラム「ながおかタニタ健康くらぶ」を運営したりするなど、健康を基軸にしたまちづくりの支援を実施しています。今回の「タニタ食堂給食メニュー」により小・中学生の食育といった若年層へ向けた健康アプローチが加わるため、「多世代」を対象とした健康まちづくりをさらに一歩進めることができると考えています。タニタでは、今後も長岡市での取り組みをモデルに、集団健康管理サービス「タニタ健康プログラム」をフレームとした健康まちづくりをサポートし、市民の健康増進・健康寿命の延伸に寄与していく方針です。
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