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漢検公式アニメ第2弾 11/1(火)本日公開

2016年11月1日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

神作画バトルシーンに圧倒される漢検アニメ第2弾!
漢字のかっこよさを和風スチームパンクの世界観で描いた
日本漢字能力検定協会公式アニメ第2弾 『知力丸』
漢字の新たな魅力に気づく本格アクションアニメ約2分32秒

報道関係者各位

漢字検定で知られる公益財団法人 日本漢字能力検定協会が、公式アニメ『知力丸』を制作・公開いたしました。
※『知力丸』公式ページ
※『知力丸』動画

漢検(公益財団法人 日本漢字能力検定協会)と、アニメ制作スタジオ スタジオ4℃(株式会社STUDIO4℃)は、力のもととなる漢字の力をチャージして謎の怪物に挑む本格アクションアニメ『知力丸』を公開いたしました。


■『知力丸』- 作品

漢字検定で知られる公益財団法人 日本漢字能力検定協会は、昨年に引き続き、「鉄コン筋クリート」「ベルセルク」「ハーモニー」などを手掛けたスタジオ4℃とコラボレーションし、アニメーション作品「知力丸」を制作(2分32秒)。

謎の青年が、日本の甲冑とエネルギーチャージャーという未来的な装置が融合した『和風スチームパンク』という独特な世界観の装備を身につけ、異形の怪物と激しいバトルシーンを繰り広げます。

制作は昨年に引き続き、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」のラインプロデューサーを務めた田中栄子氏が代表を務めるスタジオ4℃。
また監督・キャラクターデザインは、迫力のアクションシーンに定評があり、「ハーモニー」「鉄コン筋クリート」「戦国BASARA X」など劇場版アニメからゲームムービーまで、幅広い作品の監督やキャラクターデザインを務めるマルチアニメーターの田中孝弘氏です。

田中孝弘監督は今回の作品を制作するにあたって、事前に京都、八坂神社前に位置する漢字ミュージアムにも足を運び、取材するなど、この作品へ並々ならぬ力を注ぎ、制作にあたりました。

また、主人公の謎の青年も今人気の若手俳優が熱演しています!

約2分と短い映像ではありますが、実力のあるスタッフが一堂に会し、力を合わせて制作した作品となっています。

漢検とスタジオ4℃が、中高生と昔中高生だった大人たちに、漢字の新たな魅力に気づくアクションアニメをお届けします。


■『知力丸』- 制作 意図

●制作意図
PCやスマートフォンの台頭により、活字離れが懸念されています。漢検は漢字検定の実施だけでなく、日本語、漢字文化の魅力をより多くの人に知ってもらい、親しんでもらうための活動も行っており、その一環として今回のアニメ作品が制作されました。

前回は漢字の三要素である「形・音・義」を、恋物語を通して描きましたが、今回は歴史とともに変化してきた漢字の書体、その形のかっこよさを描きました。
昨年にひきつづき、漢字に苦手意識がある人が、漢字の新たな魅力に触れることで、漢字に興味を持つきっかけになればと思います。

●『知力丸』 - 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
※『知力丸』公式ページ
※『知力丸』動画


■『知力丸』- 制作 スタッフ

●監督・キャラクターデザイン 田中孝弘氏

-コメント-
漢字はデザインに富んでいて、カッコいいと思います。しかもそのカッコよさには意味があって、その形が出来ている。
そういうひとつひとつの漢字の本来の意味や成り立ちなどを調べていくと、物語性があって面白さを感じました。
そのままの形のものもあれば、驚くようなデフォルメを経た文字もありますよね。
今回、甲骨文字や金文体、篆書体など、漢字の成り立ちを見てきて、
文字の形が進化していったり、工芸品や遺物などに書きこまれていたりなど、
時代の流れを想像すると面白く、こんな楽しみ方もあるんだと気付かされました。
漢字の力強さやカッコよさが、映像で表現出来ていたら良いなと思います。

-プロフィール-
迫力のアクションシーンに定評があり、リアル系キャラからデフォルメキャラまで幅広いスタイルのキャラクターを、活き活きと描き出す。
TVシリーズ、ゲームムービー、劇場映画、海外合作アニメなど、多方面で活躍の場を広げ、国内外を問わず高い評価を受けているマルチアニメーター。

高い演出力と作画力があり、アニメーション監督としての活躍が大いに期待されている。
最新作「UTOPA」では、誰も観たことのない未来の世界を、イマジネーションたっぷりに描いた。

-代表作品-
UTOPA(短編/2016):監督・キャラクターデザイン
ハーモニー(劇場/2015):キャラクターデザイン・総作画監督・原画
NAZO(ゲームアプリ/2014):キャラクターデザイン・全作画
Thunder cats (テレビ/2011):キャラクターデザイン・作画監督
戦国BASARA X (ゲームOP/2009) :ムービー監督・キャラクターデザイン・作画監督・原画
闘茶(実写映画/2008):アニメーションパート監督・作画
鉄コン筋クリート(劇場/2006):作画監督補佐                他、多数。

●スタッフ プロフィール

[アニメーション制作]
<株式会社 STUDIO4℃>

監督・キャラクターデザイン・作画監督:田中 孝弘
CGI監督:斉藤 亜規子
美術監督:狹田 修 
色彩設計:成毛 久美子
動画検査:竹内 香菜子
ラインプロデューサー:荻原 知子
アニメーションプロデューサー:天田 直也
音楽:Notzan ACT

<株式会社 大広>

クリエイティブディレクター:宮本 祐輔 
プランナー:三宅 幸代/安達 慎人/田渕 彩花
アカウントマネージャー:倉内 駿
プロデューサー:新島 宏
チーフプロデューサー:大地 伸和

<公益財団法人 日本漢字能力検定協会>

山田 昌哉
細谷 書子
保居 亨

●『知力丸』 - 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
※『知力丸』公式ページ
※『知力丸』動画


■『知力丸』- ストーリー

<ストーリー>
荘厳な博物館。立ち入った一室で青年は謎の影に襲われる。
それは、“知らない”ことへの不安や恐怖から生み出されたとされる存在、『不知』(シラズ)。
青年は腰のエネルギーチャージャーを武器にして戦うが、
次から次へと現れる不知(シラズ)を前に、ついにチャージャーのエネルギーがつきてしまう。
絶対絶命の危機を前に、戦う術をなくした青年。
しかしそのとき、思いがけないものが、彼の力となるー。

<みどころ>
和風スチームパンクな甲冑の主人公や、『不知(シラズ)』という怪物など、独特なキャラクターデザインと世界観。また漢字からエネルギーをチャージして不知と戦うシーンなど、アクションシーンが得意な監督による肝いりのバトルシーンは必見です!


■おまけ- 『知力丸』 制作スタッフに「好きな漢字」を聞いてみた。

*制作*
監督・キャラクターデザイン 田中孝弘
田中孝弘監督の好きな漢字:金文体の「見」

-その漢字を好きな理由-
今回たくさんの漢字の成り立ちを調べましたが、その中でも、目から足が生えて歩いている、このキャラクターっぽい造形に魅かれました。
目玉がひょこひょこ歩いている様を想像すると面白いですよね。“物を見る”のが、アニメーションの仕事でもあります。「見る」ことを大切に、これからも色々な物を歩き回って見続けたいと思います。


■関連情報

『知力丸』公式ページ
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 公式ページ
STUDIO4℃ 公式ページ
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