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トップライン市場データ2016年第3四半期日本医療用医薬品市場、前年比2.4%減となる2兆5,167億89百万円。

2016年11月1日

アイ・エム・エス・ジャパン株式会社

IMSジャパン トップライン市場データ2016年第3四半期(2016年7月−9月)日本医療用医薬品市場、前年比2.4%減となる2兆5,167億89百万円。

・上位10薬効では、L01 抗腫瘍剤が前年比15.9%増と唯一の二桁成長。
・上位10製品では、2015年発売のC型肝炎治療薬「ハーボニー ハイゴウ」が494.7%増で売上首位、一方前年トップの「ソバルディ」は55.8%減で8位へ。
・がん免疫療法剤「オプジーボ」が前年比1898.7%増で、上位10製品・L01 抗腫瘍剤薬効内共に分子標的治療薬「アバスチン」と順位を入替え。L01薬効内ではトップへ。

 2016年11月1日、アイ・エム・エス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇賀神史彦)は、2016年第3四半期(7月−9月)の日本医療用医薬品市場(薬価ベース)を、「IMSジャパン トップライン市場データ」として発表しました。

  IMSジャパンは、日本のヘルスケア産業の発展と透明性の創造、および社会の皆様に日本のヘルスケア市場についての理解を深めていただくため、市場規模や薬効、製薬企業および医薬品の売上、処方、疾病に関するトップラインデータをメディアや医療・医学の研究に携わっている学術研究機関に提供しています。トップラインデータを開示することで、弊社は皆様と情報の共有化を図り、日本のヘルスケアの発展に貢献したいと考えています。

【2016年第3四半期(7月−9月)】日本医療用医薬品市場トピックは以下の通りです。

・当該期間の日本医療用医薬品市場は、2兆5,167億89百万円、成長率は前年比2.4%。
・上位10薬効ではL01抗腫瘍剤2,411億39百万円(15.9%増)がトップで。同薬効内ランキングは「オプジーボ」311億60百万円(1,898.7%増)がトップ、前年首位の「アバスチン」(6.7%減)は2位へ。
・上位10製品では、C型肝炎治療薬「ハーボニー ハイゴウ」が448億40百万円(494.7%増)でトップ、前年首位の「ソバルティ」191億40百万円(55.8%減)は8位へ。上位10製品でも「オプジーボ」が2位となり、前年2位の「アバスチン」は3位へ。

* IMSジャパン「日本医薬品市場統計」における「薬効」はATC分類に準拠しています。
「ATC分類(Anatomical Therapeutic Chemical Classification)は、薬の消費量に関する国際的な統計を取るために考案された医薬品の分類法。WHOの医薬品統計法共同研究センター(Collaborating Centre for Drug Statistics Methodology)で統括管理されている。薬効、作用部位・器官および化学的特徴によって5段階レベルで分類され、原則的に一成分の主薬効に対して1つのコードが付与される。」
(公益社団法人 日本薬学会 「薬学用語解説」より抜粋)

詳細は下記プレスリリースを御参照下さい。
https://goo.gl/sx8c6B

QuintilesIMSついて
 QuintilesIMS(NYSE:Q)は、情報・テクノロジーにより強化された統合ヘルスケアサービスを世界各地で提供するリーディング企業として、お客様の臨床・サイエンス・営業・マーケティングの各領域のパフォーマンス向上の貢献に邁進しています。QuintilesとIMS Healthの合併により誕生したQuintilesIMSでは、およそ50,000人の社員が100カ国以上で活動しています。治療のイノベーションによる実臨床(リアルワールド)におけるアウトカムの向上や高度な臨床開発のアウトソーシングを探し求めるお客様にとって、QuintilesIMSの保有する多様なヘルスケア情報、テクノロジーおよびサービスソリューションを活用頂くことにより、新たなインサイトや課題解決策を導き出すことができるようになります。QuintileIMSは、臨床開発から営業・マーケティング活動までの一貫したソリューションをご提供することで、お客様のイノベーションの成果を最大化し、治療のアウトカムの更なる向上に貢献していきます。
 また、ヘルスケア情報を利活用し、実診療(リアルワールド)における疾患および治療に関するインサイトを提供するにあたり、膨大なヘルスケア情報を取り扱う上での患者様の個人情報保護の分野における世界的なリーダーとして、多様な匿名加工・暗号化等の先端技術によって、ヘルスケア情報を厳格に保護・管理しています。QuintilesIMSのヘルスケア情報から導き出されるインサイトやサービスは、バイオテクノロジー企業、医療機器企業、製薬企業、医療研究機関、政府機関、保険者およびその他ヘルスケア関連企業における、新たな治療方法の開発・承認、アンメットニーズの特定、医薬品の有効性、安全性およびその価値の理解・周知に役立っています。

※2016年10月3日(米国東部標準時)、Quintiles Transnational Holdings Inc.(米国クインタイルズ社)とIMS Health Holdings, Inc.(米国IMS Health社)は合併してQuintilesIMSとなりました。
日本での事業につきましては、現時点ではIMSJapanとQuintiles Transnational Japanの両社が継続して行います。 
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