ストラタス、トレンドマイクロ、シーイーシーが産業用制御システムの領域で協業
[19/06/27]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2019/6/27
日本ストラタステクノロジー株式会社
トレンドマイクロ株式会社
株式会社シーイーシー
ストラタス、トレンドマイクロ、シーイーシーが産業用制御システムの領域で協業し、
セキュアな無停止型エッジサーバーを提供
〜不必要なアプリケーションの実行を制限し、サイバー攻撃を防ぐ〜
日本ストラタステクノロジー株式会社(代表取締役社長:松本 芳武、以下「ストラタス」)、トレンドマイクロ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、以下「トレンドマイクロ」)および株式会社シーイーシー(代表取締役社長:田原 富士夫、以下「シーイーシー」)の3社は、産業用制御システムの領域で協業し、不必要なアプリケーションの実行を制限し、サイバー攻撃を防ぐ無停止型エッジサーバー「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」を7月16日より提供開始することを発表します。
工場や社会インフラ設備で使われる産業用制御システムは、24時間365日稼働し続ける可用性が求められます。しかし、近年サイバー攻撃により操業や業務の停止に繋がってしまうセキュリティインシデントが続発しています。トレンドマイクロの調査では、業種特有環境において不正プログラムの感染や内部犯行などを含むさまざまなセキュリティインシデントが製造業で43.5%、社会インフラサービス提供環境(水道・ガス・電気)で30.4%※1と、多くの企業で発生しています。そのため、工場や社会インフラなどの業種特有環境においてもセキュリティ対策が求められます。
※1 トレンドマイクロ「法人組織におけるセキュリティ実態調査 2018年版」
しかし、産業用制御システムは可用性が求められるため、修正プログラムを適用する際の再起動が困難であったり、修正プログラムの適用により産業用機器ベンダーによるサポートの対象外になるといった課題があります。また、インターネット接続がないクローズドネットワークを構築している場合、一般的なインターネット接続が必要なセキュリティ製品の導入は困難です。加えて、産業用機器に障害が発生した際、運用を行う作業員が容易にシステムを復旧できることが求められます。
本製品は、ストラタスの提供する無停止型エッジサーバー「Stratus ztC Edge 110i」の持つホスト型ファイアウォールや利用者に応じたアクセス管理などのセキュリティ機能に加え、トレンドマイクロの提供するアプリケーション制御技術を実装したセキュアな無停止型エッジサーバーです。SCADA※2、HMI※3などが動作するサーバー上で不必要なアプリケーションの実行を制限することで、不正プログラムの実行を防止し、さらにセキュリティレベルを高めます。
※2 SCADA:Supervisory Control and Data Acquisition
※3 HMI:Human Machine Interface
本協業において、無停止型サーバーなどミッションクリティカルシステム向けの製品で強みを持つストラタスは、工場におけるSCADA、HMIなどに利用できる無停止型エッジサーバーを提供します。本サーバーは産業用制御システムで求められる物理的な耐久性に加えて、2台のサーバーを常に自動同期させることで障害の予兆を確認した場合、すぐにスタンバイしているサーバーに自動で切り替える機能を備え、高い可用性を実現します。万が一障害が発生した場合も、新しいサーバーを接続するだけで稼働しているデータやアプリケーション制御を行うソフトウェアも自動的に新しいサーバーに再構築されます。
トレンドマイクロは、ストラタスのサーバー「Stratus ztC Edge 110i」に対してアプリケーション制御技術を提供します。実行を許可するアプリケーションを許可リストにあらかじめ登録しておくことで、許可されていないアプリケーションがサーバー上で実行されることを防ぎます。不正プログラムを検知するためのパターンファイルを用いないため、インターネットへの接続がないクローズドのネットワークにおけるセキュリティ対策に適しています。
シーイーシーは、工場向けセキュリティソリューション「SecureCross Factory」として、リスクや対策状況を可視化するアセスメントサービス、制御システムに対するサイバー攻撃の兆候を早期に検知し、工場内ネットワークの異常を可視化する「ICS Defender」、インシデント対応における体制構築支援やセキュリティ教育などをすでに提供しています。
今回新たにシーイーシーが総販売代理店となり、「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」の提供を開始します。
今後は「ICS Defender」や「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」を用いて工場内ネットワークや端末のセキュリティ状況を可視化し、シーイーシーが運営する SOC(Security Operation Center)にて工場全体のセキュリティ監視・対処支援を順次提供してまいります。
ストラタス、トレンドマイクロ、シーイーシーは、今後も産業用制御システム向けのセキュリティソリューションを提供し、より安全なスマートファクトリーの実現を目指します。
【想定販売価格】
「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」: 3,500,000円〜(税抜)
(冗長化2ノード/Stratus Redundant Linux/付属ケーブル類を含む。構築費用は別途必要です。)
年間保守サポート: 600,000円〜(税抜)
※本リリースは、2019年6月27日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※Stratus、Stratus Technologies ロゴ、ztC Edge は、Stratus Technologies Bermuda Ltd.の商標ないしは登録商標です。
Copyright © 2019 Stratus Technologies Bermuda Ltd. & Stratus Technologies Japan, Inc, All rights reserved.
日本ストラタステクノロジー株式会社
トレンドマイクロ株式会社
株式会社シーイーシー
ストラタス、トレンドマイクロ、シーイーシーが産業用制御システムの領域で協業し、
セキュアな無停止型エッジサーバーを提供
〜不必要なアプリケーションの実行を制限し、サイバー攻撃を防ぐ〜
日本ストラタステクノロジー株式会社(代表取締役社長:松本 芳武、以下「ストラタス」)、トレンドマイクロ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、以下「トレンドマイクロ」)および株式会社シーイーシー(代表取締役社長:田原 富士夫、以下「シーイーシー」)の3社は、産業用制御システムの領域で協業し、不必要なアプリケーションの実行を制限し、サイバー攻撃を防ぐ無停止型エッジサーバー「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」を7月16日より提供開始することを発表します。
工場や社会インフラ設備で使われる産業用制御システムは、24時間365日稼働し続ける可用性が求められます。しかし、近年サイバー攻撃により操業や業務の停止に繋がってしまうセキュリティインシデントが続発しています。トレンドマイクロの調査では、業種特有環境において不正プログラムの感染や内部犯行などを含むさまざまなセキュリティインシデントが製造業で43.5%、社会インフラサービス提供環境(水道・ガス・電気)で30.4%※1と、多くの企業で発生しています。そのため、工場や社会インフラなどの業種特有環境においてもセキュリティ対策が求められます。
※1 トレンドマイクロ「法人組織におけるセキュリティ実態調査 2018年版」
しかし、産業用制御システムは可用性が求められるため、修正プログラムを適用する際の再起動が困難であったり、修正プログラムの適用により産業用機器ベンダーによるサポートの対象外になるといった課題があります。また、インターネット接続がないクローズドネットワークを構築している場合、一般的なインターネット接続が必要なセキュリティ製品の導入は困難です。加えて、産業用機器に障害が発生した際、運用を行う作業員が容易にシステムを復旧できることが求められます。
本製品は、ストラタスの提供する無停止型エッジサーバー「Stratus ztC Edge 110i」の持つホスト型ファイアウォールや利用者に応じたアクセス管理などのセキュリティ機能に加え、トレンドマイクロの提供するアプリケーション制御技術を実装したセキュアな無停止型エッジサーバーです。SCADA※2、HMI※3などが動作するサーバー上で不必要なアプリケーションの実行を制限することで、不正プログラムの実行を防止し、さらにセキュリティレベルを高めます。
※2 SCADA:Supervisory Control and Data Acquisition
※3 HMI:Human Machine Interface
本協業において、無停止型サーバーなどミッションクリティカルシステム向けの製品で強みを持つストラタスは、工場におけるSCADA、HMIなどに利用できる無停止型エッジサーバーを提供します。本サーバーは産業用制御システムで求められる物理的な耐久性に加えて、2台のサーバーを常に自動同期させることで障害の予兆を確認した場合、すぐにスタンバイしているサーバーに自動で切り替える機能を備え、高い可用性を実現します。万が一障害が発生した場合も、新しいサーバーを接続するだけで稼働しているデータやアプリケーション制御を行うソフトウェアも自動的に新しいサーバーに再構築されます。
トレンドマイクロは、ストラタスのサーバー「Stratus ztC Edge 110i」に対してアプリケーション制御技術を提供します。実行を許可するアプリケーションを許可リストにあらかじめ登録しておくことで、許可されていないアプリケーションがサーバー上で実行されることを防ぎます。不正プログラムを検知するためのパターンファイルを用いないため、インターネットへの接続がないクローズドのネットワークにおけるセキュリティ対策に適しています。
シーイーシーは、工場向けセキュリティソリューション「SecureCross Factory」として、リスクや対策状況を可視化するアセスメントサービス、制御システムに対するサイバー攻撃の兆候を早期に検知し、工場内ネットワークの異常を可視化する「ICS Defender」、インシデント対応における体制構築支援やセキュリティ教育などをすでに提供しています。
今回新たにシーイーシーが総販売代理店となり、「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」の提供を開始します。
今後は「ICS Defender」や「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」を用いて工場内ネットワークや端末のセキュリティ状況を可視化し、シーイーシーが運営する SOC(Security Operation Center)にて工場全体のセキュリティ監視・対処支援を順次提供してまいります。
ストラタス、トレンドマイクロ、シーイーシーは、今後も産業用制御システム向けのセキュリティソリューションを提供し、より安全なスマートファクトリーの実現を目指します。
【想定販売価格】
「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」: 3,500,000円〜(税抜)
(冗長化2ノード/Stratus Redundant Linux/付属ケーブル類を含む。構築費用は別途必要です。)
年間保守サポート: 600,000円〜(税抜)
※本リリースは、2019年6月27日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※Stratus、Stratus Technologies ロゴ、ztC Edge は、Stratus Technologies Bermuda Ltd.の商標ないしは登録商標です。
Copyright © 2019 Stratus Technologies Bermuda Ltd. & Stratus Technologies Japan, Inc, All rights reserved.