エー・アンド・デイとタニタが健康計測機器分野で業務提携
[20/02/19]
提供元:共同通信PRワイヤー
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両社の強みを生かした付加価値の高い商品・サービスを創出し、競争力強化
2020年2月19日
株式会社エー・アンド・デイ
株式会社タニタ
計測・計量機器、医療機器などを手掛ける株式会社エー・アンド・デイ(東京都豊島区東池袋3−23−14、代表取締役 執行役員社長・森島泰信)と健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、代表取締役社長・谷田千里)は、健康計測機器分野で業務提携しました。エー・アンド・デイの強みである血圧計を主体とした医療領域の技術・商品と、タニタの強みである未病・予防領域の技術・商品を相互に活用することで付加価値の高い新商品・新サービスを創出し、両社のヘルスケア事業の拡大を図ります。具体的には、エー・アンド・デイの業務用血圧計をタニタに、タニタの業務用自動身長計付体組成計をエー・アンド・デイにOEM(相手先ブランドによる生産)供給。特にタニタが保有する体組成計測の中核技術である「タニタアルゴリズム※」をエー・アンド・デイに提供し、対象となる両社の機器の相互連携を実現します。これにより新商品の開発スピードを加速させるとともに、両社が強みを持つ領域での品ぞろえの拡大を図ります。こうした連携はヘルスケア業界で初の試みとなるだけでなく、体組成計測技術の標準化に向けた第一歩として市場へ大きなインパクトを与えると期待しています。
ヘルスケア業界では、将来の市場拡大を狙い様々な業種が参入し構造改革が進んでいます。今回の業務提携は、こうした構造変革を先取りし市場での競争力を高めるのが狙いです。その取り組みの一つがエー・アンド・デイが商品化を進めている家庭用体組成計「UC−421BLE」です。「タニタアルゴリズム」を初めて搭載し、今夏に発売します。これまで、体組成計はメーカーごとに独自のアルゴリズムを搭載していることから、「体脂肪率」や「筋肉量」などの計測数値がメーカーごとに異なっていました。こうしたメーカー主導の考え方はユーザーの利便性を低下させるだけでなく、医療・健康データを一元管理するデータヘルスを推進する上でも障害となります。共通のアルゴリズムを搭載した体組成計を両社で販売していくことでこれらの課題を解決するとともに、体組成計測における日本発の技術標準を確立し、国際競争力を高められると考えています。このほか、相互にOEM供給する新商品として、エー・アンド・デイの自動身長計付き体組成計「AD−6551」を3月に、タニタの業務用血圧計「BP−910」を7月に発売し、両社の商品ラインナップを拡充していきます。
「人生100年時代」といわれる今日、生活者の健康意識の高まりを背景にヘルスケア市場が拡大しています。経済産業省はヘルスケア産業の市場規模が2016年の約25兆円から、2025年には約33兆円にまで成長すると予測しています。これに伴い、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)をはじめさまざまな分野から新規のプレーヤーが参入するなど、競争が激化。産業構造自体も大きなパラダイムシフトを起こしています。
また、わが国は2025年に団塊の世代すべてが75歳以上の後期高齢者となるなど、世界に先駆けて超高齢社会を迎える高齢化先進国です。日本が直面している健康寿命の延伸や社会保障費の抑制といった社会課題の解決に寄与する健康ソリューションは、海外市場へのアプローチにおいて強力なカードになるとみています。両社では、今回の業務提携により両社の強みを生かした付加価値の高い商品・サービスを展開することで、競争優位性を高めていきたいと考えています。
※タニタアルゴリズム
現在普及している家庭用体組成計の多くは生体インピーダンス(BIA)法という計測技術を用いています。BIA法は、からだに微弱な電流を流し、その電気抵抗値と体重、身長、性別、年齢などから統計学的な回帰分析を行い、体脂肪率や筋肉量などの体組成を推定します。この回帰分析を行う計算式がアルゴリズムです。体組成計の計測精度を司る中核技術といえ、メーカーごとに独自に開発しています。「タニタアルゴリズム」は、タニタが1992年に世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計を発売して以来、国内外合わせて1万5000件以上の生体データを収集して開発したアルゴリズムです。体組成計測のゴールドスタンダードと高い相関を実現しています。医療現場でも活用されており、累計で200件を超える学会発表論文でも採用されています。
【エー・アンド・デイの概要】(2020年2月19日現在)
会社名:株式会社エー・アンド・デイ
代表者:代表取締役執行役員社長 森島 泰信
所在地:東京都豊島区東池袋3−23−14
設 立:1977年5月
事業内容:電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、工業計測機器、その他電子応用機器の研究開発、製造、販売
【タニタの概要】(2020年2月19日現在)
会社名:株式会社タニタ
代表者:代表取締役社長 谷田 千里
所在地:東京都板橋区前野町1−14−2
設 立:1944年1月
事業内容:家庭用・業務用計量器(体組成計、ヘルスメーター、クッキングスケール、活動量計、歩数計、塩分計、血圧計、睡眠計、タイマー、温湿度計)などの製造・販売
2020年2月19日
株式会社エー・アンド・デイ
株式会社タニタ
計測・計量機器、医療機器などを手掛ける株式会社エー・アンド・デイ(東京都豊島区東池袋3−23−14、代表取締役 執行役員社長・森島泰信)と健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、代表取締役社長・谷田千里)は、健康計測機器分野で業務提携しました。エー・アンド・デイの強みである血圧計を主体とした医療領域の技術・商品と、タニタの強みである未病・予防領域の技術・商品を相互に活用することで付加価値の高い新商品・新サービスを創出し、両社のヘルスケア事業の拡大を図ります。具体的には、エー・アンド・デイの業務用血圧計をタニタに、タニタの業務用自動身長計付体組成計をエー・アンド・デイにOEM(相手先ブランドによる生産)供給。特にタニタが保有する体組成計測の中核技術である「タニタアルゴリズム※」をエー・アンド・デイに提供し、対象となる両社の機器の相互連携を実現します。これにより新商品の開発スピードを加速させるとともに、両社が強みを持つ領域での品ぞろえの拡大を図ります。こうした連携はヘルスケア業界で初の試みとなるだけでなく、体組成計測技術の標準化に向けた第一歩として市場へ大きなインパクトを与えると期待しています。
ヘルスケア業界では、将来の市場拡大を狙い様々な業種が参入し構造改革が進んでいます。今回の業務提携は、こうした構造変革を先取りし市場での競争力を高めるのが狙いです。その取り組みの一つがエー・アンド・デイが商品化を進めている家庭用体組成計「UC−421BLE」です。「タニタアルゴリズム」を初めて搭載し、今夏に発売します。これまで、体組成計はメーカーごとに独自のアルゴリズムを搭載していることから、「体脂肪率」や「筋肉量」などの計測数値がメーカーごとに異なっていました。こうしたメーカー主導の考え方はユーザーの利便性を低下させるだけでなく、医療・健康データを一元管理するデータヘルスを推進する上でも障害となります。共通のアルゴリズムを搭載した体組成計を両社で販売していくことでこれらの課題を解決するとともに、体組成計測における日本発の技術標準を確立し、国際競争力を高められると考えています。このほか、相互にOEM供給する新商品として、エー・アンド・デイの自動身長計付き体組成計「AD−6551」を3月に、タニタの業務用血圧計「BP−910」を7月に発売し、両社の商品ラインナップを拡充していきます。
「人生100年時代」といわれる今日、生活者の健康意識の高まりを背景にヘルスケア市場が拡大しています。経済産業省はヘルスケア産業の市場規模が2016年の約25兆円から、2025年には約33兆円にまで成長すると予測しています。これに伴い、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)をはじめさまざまな分野から新規のプレーヤーが参入するなど、競争が激化。産業構造自体も大きなパラダイムシフトを起こしています。
また、わが国は2025年に団塊の世代すべてが75歳以上の後期高齢者となるなど、世界に先駆けて超高齢社会を迎える高齢化先進国です。日本が直面している健康寿命の延伸や社会保障費の抑制といった社会課題の解決に寄与する健康ソリューションは、海外市場へのアプローチにおいて強力なカードになるとみています。両社では、今回の業務提携により両社の強みを生かした付加価値の高い商品・サービスを展開することで、競争優位性を高めていきたいと考えています。
※タニタアルゴリズム
現在普及している家庭用体組成計の多くは生体インピーダンス(BIA)法という計測技術を用いています。BIA法は、からだに微弱な電流を流し、その電気抵抗値と体重、身長、性別、年齢などから統計学的な回帰分析を行い、体脂肪率や筋肉量などの体組成を推定します。この回帰分析を行う計算式がアルゴリズムです。体組成計の計測精度を司る中核技術といえ、メーカーごとに独自に開発しています。「タニタアルゴリズム」は、タニタが1992年に世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計を発売して以来、国内外合わせて1万5000件以上の生体データを収集して開発したアルゴリズムです。体組成計測のゴールドスタンダードと高い相関を実現しています。医療現場でも活用されており、累計で200件を超える学会発表論文でも採用されています。
【エー・アンド・デイの概要】(2020年2月19日現在)
会社名:株式会社エー・アンド・デイ
代表者:代表取締役執行役員社長 森島 泰信
所在地:東京都豊島区東池袋3−23−14
設 立:1977年5月
事業内容:電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、工業計測機器、その他電子応用機器の研究開発、製造、販売
【タニタの概要】(2020年2月19日現在)
会社名:株式会社タニタ
代表者:代表取締役社長 谷田 千里
所在地:東京都板橋区前野町1−14−2
設 立:1944年1月
事業内容:家庭用・業務用計量器(体組成計、ヘルスメーター、クッキングスケール、活動量計、歩数計、塩分計、血圧計、睡眠計、タイマー、温湿度計)などの製造・販売