【コンビニ中食PB商品】昨年末から一転して価格低下傾向。健康訴求は「たんぱく質」から「食物繊維」へ。
[24/04/22]
提供元:共同通信PRワイヤー
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〜コンビニ中食PB商品の2023年度下期分析より〜
2024年4月22日
ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社
報道関係各位
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O3-36v3R7q4】
【コンビニ中食PB商品の2023年度下期分析】 昨年末から一転して直近3か月では価格低下傾向。 健康訴求は「たんぱく質」から「食物繊維」へ。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O4-q2KnK4A5】
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs(シーズ)」を運営するジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:川岸 敬明、監物 淳)は、自社運営のデータベースを活用し都内のコンビニエンスストアで発売された中食商品の店頭売価等を分析しました。原材料の高騰を背景にした値上がりや健康意識の高まりなどが話題になりましたが直近の動向にはやや変化が見られます。
【調査の背景】
新年度のスタート時期ということもあり、連日メディアでは物価と賃金の話題が取り上げられています。昨年2023年度は円安や原材料の高騰により食品の値上げが目立つ1年でした。またコロナ禍で高まった健康意識の動向も注目され、特に最近では増加している機能性表示食品も話題になりました。
今回は身近なコンビニエンスストアで2024年1月〜3月までに発売されたお弁当やサンドイッチ、調理麺やお惣菜など各PB商品の新商品から、販売価格の動向や健康訴求の内容について調査分析しました。
【分析結果(1)】 大半のカテゴリーで平均価格の低下
〜都内のコンビニエンスストアにて発売された新商品に関する平均価格の変化〜
■8カテゴリー中6カテゴリーで平均価格ダウン
2024年1月から3月までの3か月間について、カテゴリー毎の平均価格を見ると大半のカテゴリーで低下しています。
特に金額では「弁当・丼」「パン(チルド)」の低下が目立ちます。また「サラダ・麺サラダ・漬物」「デザート・スイーツ」は若干上昇していますがいずれも1円程度とわずかな単価アップとなっています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107762/202404229765/_prw_PT1fl_K0R827hI.png】
※記載の平均価格は全て税別価格です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O5-Gpc1821R】
■「おにぎり」「弁当・丼」「パン(常温PB)」は内容量もアップ
「おにぎり」「弁当・丼」「パン(常温PB)」は価格が低下している一方で内容量は増加しています。調理麺は13.4gの減量となっていますが春夏商品への切り替わりの影響が大きいと考えられます。他は小幅な減量となっています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107762/202404229765/_prw_PT2fl_7i8495y1.png】
*その他(寿司・巻き寿司・いなり・盛合わせ・ランチセット)は含まず
【調査対象商品数】
[2022年第40週〜52週:1,365品][2023年第01週〜13週:1,282品][2023年第14週〜26週:1,441品][2023年第27週〜39週:1,424品][2023年第40週〜52週:1,361品][2024年第01週〜13週:1,256品]
【分析結果(2)】 たんぱく質・低糖質訴求は大幅減少し、食物繊維・野菜訴求が伸長
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O10-ES4lZ3hB】
〜商品名やパッケージデザインでの「強調表示」による健康訴求の内容とボリューム〜
[対象]グラム数や〇〇日分など量を明確に記載しているものを対象としています。
・たんぱく質訴求:「たんぱく質〇〇g」
・糖質訴求:「糖質〇〇g」
・食物繊維訴求:「食物繊維〇〇g」
・野菜訴求:「1/2日分の野菜」「1/3日分の野菜」 「1食分の野菜」 など摂取量(使用量)が明確なもの※「〇〇種の野菜」「野菜たっぷり」「緑黄色野菜が摂れる」などの表現のみの場合は対象外。
■たんぱく質から食物繊維へ
昨年同時期と比較し、たんぱく質を強調した商品数は127品→95品(74.8%)、
糖質を強調した商品数は85品→34品(40.0%)と大幅に減少しました。
一方で食物繊維を強調した商品は56品→90品(160.7%)、
野菜を強調した商品は48品→74品(154.2%)と大幅に増加しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O7-7iv00eMV】
【調査対象商品数】
[2022年第40週〜2023年第13週:2,647品]
[2023年第40週〜2024年第13週:2,617品]
調査分析の詳細
【分析データの母体について】
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs」に登録されている都内CVSで発売された新商品より抽出しています。
いずれも「SEEDs」に登録されているカテゴリー分類による集計分析結果となります。
【数値について】
記載の価格は税別価格、内容量は当社にて計量した数値、強調表示は当社にてカウントした数量を集計しています。
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs」(シーズ)について
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O8-4jvO6ZY6】
都内の大手CVS店舗で発売されるお弁当や惣菜、調理麺、調理パン、チルドデザートなどの中食商品を毎週調査し、会員企業専用Webサイト上で検索可能なデータベースとして提供するサービスです。
パッケージや盛り付け、断面などの撮影からサイズ(大きさや重量)、栄養成分表示などの情報はもちろん、ひとつの商品を構成する具材・食材等も分解して可能な限り計量しており、さまざまな項目で検索できるのが特長です。
2000年1月にサービスを開始し現在の登録商品数は2万品を超えました。主に食品・調味料・添加物・包材などの各種原材料メーカーをはじめ、中食ベンダー、小売企業などで活用頂いております。
【登録カテゴリー】 「米飯」「惣菜」「調理麺」「パン(チルド)」「パン(常温)」「デザート・スイーツ」の6カテゴリー
■毎週発売される100品前後の新商品を発売週に登録し会員企業に公開しています。
■詳しくはWEBサイトをご覧ください。 https://seeds20.com/
ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社について
【会社概要】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O9-E9jn1Qhf】
社名:ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社
本社所在地:東京都新宿区上落合3−8−2−1F
代表取締役:川岸 敬明 ・ 監物 淳
設立: 2007年3月
事業内容: マーケティングリサーチやSPツール、広報誌等の企画制作
■CVS中食新商品データベース:https://seeds20.com/
■広報誌制作:https://www.gi-mp.com/pr-tokyo
■パンフレット制作:https://www.gi-mp.com/pamphlet
■店頭什器制作:https://paper-display-tokyo.com
2024年4月22日
ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社
報道関係各位
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O3-36v3R7q4】
【コンビニ中食PB商品の2023年度下期分析】 昨年末から一転して直近3か月では価格低下傾向。 健康訴求は「たんぱく質」から「食物繊維」へ。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O4-q2KnK4A5】
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs(シーズ)」を運営するジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:川岸 敬明、監物 淳)は、自社運営のデータベースを活用し都内のコンビニエンスストアで発売された中食商品の店頭売価等を分析しました。原材料の高騰を背景にした値上がりや健康意識の高まりなどが話題になりましたが直近の動向にはやや変化が見られます。
【調査の背景】
新年度のスタート時期ということもあり、連日メディアでは物価と賃金の話題が取り上げられています。昨年2023年度は円安や原材料の高騰により食品の値上げが目立つ1年でした。またコロナ禍で高まった健康意識の動向も注目され、特に最近では増加している機能性表示食品も話題になりました。
今回は身近なコンビニエンスストアで2024年1月〜3月までに発売されたお弁当やサンドイッチ、調理麺やお惣菜など各PB商品の新商品から、販売価格の動向や健康訴求の内容について調査分析しました。
【分析結果(1)】 大半のカテゴリーで平均価格の低下
〜都内のコンビニエンスストアにて発売された新商品に関する平均価格の変化〜
■8カテゴリー中6カテゴリーで平均価格ダウン
2024年1月から3月までの3か月間について、カテゴリー毎の平均価格を見ると大半のカテゴリーで低下しています。
特に金額では「弁当・丼」「パン(チルド)」の低下が目立ちます。また「サラダ・麺サラダ・漬物」「デザート・スイーツ」は若干上昇していますがいずれも1円程度とわずかな単価アップとなっています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107762/202404229765/_prw_PT1fl_K0R827hI.png】
※記載の平均価格は全て税別価格です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O5-Gpc1821R】
■「おにぎり」「弁当・丼」「パン(常温PB)」は内容量もアップ
「おにぎり」「弁当・丼」「パン(常温PB)」は価格が低下している一方で内容量は増加しています。調理麺は13.4gの減量となっていますが春夏商品への切り替わりの影響が大きいと考えられます。他は小幅な減量となっています。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107762/202404229765/_prw_PT2fl_7i8495y1.png】
*その他(寿司・巻き寿司・いなり・盛合わせ・ランチセット)は含まず
【調査対象商品数】
[2022年第40週〜52週:1,365品][2023年第01週〜13週:1,282品][2023年第14週〜26週:1,441品][2023年第27週〜39週:1,424品][2023年第40週〜52週:1,361品][2024年第01週〜13週:1,256品]
【分析結果(2)】 たんぱく質・低糖質訴求は大幅減少し、食物繊維・野菜訴求が伸長
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O10-ES4lZ3hB】
〜商品名やパッケージデザインでの「強調表示」による健康訴求の内容とボリューム〜
[対象]グラム数や〇〇日分など量を明確に記載しているものを対象としています。
・たんぱく質訴求:「たんぱく質〇〇g」
・糖質訴求:「糖質〇〇g」
・食物繊維訴求:「食物繊維〇〇g」
・野菜訴求:「1/2日分の野菜」「1/3日分の野菜」 「1食分の野菜」 など摂取量(使用量)が明確なもの※「〇〇種の野菜」「野菜たっぷり」「緑黄色野菜が摂れる」などの表現のみの場合は対象外。
■たんぱく質から食物繊維へ
昨年同時期と比較し、たんぱく質を強調した商品数は127品→95品(74.8%)、
糖質を強調した商品数は85品→34品(40.0%)と大幅に減少しました。
一方で食物繊維を強調した商品は56品→90品(160.7%)、
野菜を強調した商品は48品→74品(154.2%)と大幅に増加しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O7-7iv00eMV】
【調査対象商品数】
[2022年第40週〜2023年第13週:2,647品]
[2023年第40週〜2024年第13週:2,617品]
調査分析の詳細
【分析データの母体について】
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs」に登録されている都内CVSで発売された新商品より抽出しています。
いずれも「SEEDs」に登録されているカテゴリー分類による集計分析結果となります。
【数値について】
記載の価格は税別価格、内容量は当社にて計量した数値、強調表示は当社にてカウントした数量を集計しています。
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs」(シーズ)について
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O8-4jvO6ZY6】
都内の大手CVS店舗で発売されるお弁当や惣菜、調理麺、調理パン、チルドデザートなどの中食商品を毎週調査し、会員企業専用Webサイト上で検索可能なデータベースとして提供するサービスです。
パッケージや盛り付け、断面などの撮影からサイズ(大きさや重量)、栄養成分表示などの情報はもちろん、ひとつの商品を構成する具材・食材等も分解して可能な限り計量しており、さまざまな項目で検索できるのが特長です。
2000年1月にサービスを開始し現在の登録商品数は2万品を超えました。主に食品・調味料・添加物・包材などの各種原材料メーカーをはじめ、中食ベンダー、小売企業などで活用頂いております。
【登録カテゴリー】 「米飯」「惣菜」「調理麺」「パン(チルド)」「パン(常温)」「デザート・スイーツ」の6カテゴリー
■毎週発売される100品前後の新商品を発売週に登録し会員企業に公開しています。
■詳しくはWEBサイトをご覧ください。 https://seeds20.com/
ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社について
【会社概要】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404229765-O9-E9jn1Qhf】
社名:ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社
本社所在地:東京都新宿区上落合3−8−2−1F
代表取締役:川岸 敬明 ・ 監物 淳
設立: 2007年3月
事業内容: マーケティングリサーチやSPツール、広報誌等の企画制作
■CVS中食新商品データベース:https://seeds20.com/
■広報誌制作:https://www.gi-mp.com/pr-tokyo
■パンフレット制作:https://www.gi-mp.com/pamphlet
■店頭什器制作:https://paper-display-tokyo.com