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商品上場投資信託(商品ETF)の世界最大手であるETFセキュリティーズが、14銘柄の商品上場投資信託を東京証券取引所に同時上場 本日から取引開始

ETFセキュリティーズが、14銘柄の商品上場投資信託を東京証券取引所に同時上場世界に先駆けて商品上場投資信託(ETF)を開発・上場したETFセキュリティーズは、14銘柄の商品上場投資信託を東京証券取引所に上場しました。今回上場した商品上場投資信託は、9種類の個別商品とDJ-UBSCI総合商品指数、及びそのサブ指数となる4種類の商品指数に連動するものであって、そのほとんどは、国内で初めて上場した銘柄です。今回の新規銘柄の上場は、昨年8月に東京証券取引所に上場した金、銀、プラチナ、パラジウム及び貴金属バスケットといった貴金属上場投資信託に続くものです。昨年の上場によって、投資家は、初めて銀、プラチナ、パラジウム、貴金属バスケットにアクセスできることになりました。昨年の上場銘柄の一つである、金ETFはETFセキュリティーズの最も成功している商品上場投資信託です。
今回の14銘柄の商品上場投資信託の上場によって、アジア・太平洋地域では、初めて多数の商品を同一の取引所において、同時に取引できるようになることから、東京市場がアジア・太平洋地域における商品取引の中心としての地位にたつことが期待されます。これまで、アジア・太平洋地域において、主要な商品や商品グループ(エネルギー、貴金属、産業用金属、農産物)を全て上場している取引所はありませんでした。
今回上場される商品上場投資信託は、流動性の高い、アクセスの容易で、シンプルなものとなっています。商品上場投資信託の設定及び償還は、マーケット・メイカーにより常に行われており、原資産の流動性に相当する流動性が存在しています。商品上場投資信託は、株式と同様に東京証券取引所において、何時でも、売買が可能です。更に、商品上場投資信託は、ダウ・ジョーンズ社の発表する指数に追随するものであって、先物契約を取引・管理する際に必要とされる証拠金の提供や乗換え等の煩わしさがありません。
投資家の皆様は、証券会社を通じて低コストで、容易に、多様な商品にアクセスできることになりました。また、既上場の5銘柄と同様に、設定及び償還が常に行われ、また、売買注文を常時提示している複数のマーケット・メイカーを確保していますので、流動性も担保されることになります。


商品指数に連動する商品上場投資信託(5銘柄):

ETFS総合商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(総合商品指数ETF)
ETFSエネルギー商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(エネルギー商品指数ETF)
ETFS産業用金属商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(産業用金属商品指数ETF)
ETFS農産物商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(農産物商品指数ETF)
ETFS穀物商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(穀物商品指数ETF)

個別商品の商品上場投資信託(9銘柄):

ETFSアルミニウム上場投資信託 (アルミニウムETF)
ETFS銅上場投資信託 (銅ETF)
ETFSとうもろこし上場投資信託 (とうもろこしETF)
ETFS原油上場投資信託 (原油ETF)
ETFSガソリン上場投資信託 (ガソリンETF)
ETFS 天然ガス上場投資信託(天然ガスETF)
ETFSニッケル上場投資信託 (ニッケルETF)
ETFS大豆上場投資信託 (大豆ETF)
ETFS小麦上場投資信託 (小麦ETF)

商品上場投資信託の上場にあたって、東京証券取引所の斉藤惇(さいとう あつし)代表取締役社長は、以下のように述べています。

「14種類の商品ETFの上場により、エネルギー、貴金属、農産物といったコモディティ投資のカテゴリーが揃い、ETFを利用したコモディティ投資の選択肢が増えることになります。東証は、魅力的で利便性の高い市場となるよう、ETFの多様化に努め、これからも投資者の皆様の様々なニーズに応えて参ります。」


商品上場投資信託の上場にあたって、ETFセキュリティーズ会長・グラハム・タックウェルは、以下のように述べています。

「弊社は、シンプルで安全で流動性の高い、投資家の皆様に安心してお取り引き頂けるような商品上場投資信託を開発したところです。今回上場した商品上場投資信託は、オープン・エンド型の証券であり、これまでコモディティに対する投資の際の障害となっていたアクセスの困難性、取引上及びオペレーション上のリスク、カストディ及び取引コストといった問題に対応したものです。これまでは商品に対するエクスポージャーを、商品系の企業の株式に投資することによって組成することもありましたが、必ずしも、商品と相関性の高いポートフォリオの構築はできていませんでした。

商品上場投資信託には、先物契約に投資し、管理する際に生じる困難な問題はありません。追い証や満期の到来、また、乗り換えといったことに配慮する必要はなく、また、現物に投資し保管する場合の問題も生じません。商品上場投資信託は、ダウ・ジョーンズ社の算出する指数に追随しており、個々の指数は、予め指定された契約に追随するものであって、商品に投資する際と同様の投資収益が得られるよう設定されています。」

ETFセキュリティーズ 日本における代表者 足立伸は以下のように述べています。

「コモディティは、最近、特に注目されている資産クラスの一つであるとともに、株式や債券等の伝統的な資産クラスとは、相関性が低く、ポートフォリオの分散による効果、リスク・リターンの向上等の観点から、オルタナティブな資産クラスの中でも中核的な地位を占めるに至っています。

コモディティは、長期的には、株式を凌ぐパフォーマンスをあげている一方で、株式とほぼ同等のボラティリティを有しています。パフォーマンスが最も優れた資産クラスとなった年が、過去10年間において4回もあります。またその他多くのアセット・クラスとは相関性が低く、グローバルなインフレ・ヘッジとして、あるいは、「イベント」ヘッジとして効果的な投資対象です。こういった特徴をもつコモディティは、世界的に、オルタナティブ投資の一環として、かつてないほど幅広い個人投資家層や機関投資家の関心を集めており、投資環境が激変しつつあります。

日本のETF市場は、まだ未熟で規模が小さく、ETFを用いた投資戦略も限られており、米国や欧州にかなり遅れをとっていると言えます。しかしながら、以前、米国や欧州がそうであったように、日本の機関投資家や個人投資家は、幅広くかつ高度な投資戦略を実行するために、こうした利便性が高く、また、費用対効果に優れた手段であるETFを活用するようになるものと期待しています。」


ETFセキュリティーズ・リミテッドについて
ETFセキュリティーズ・グループは、世界で最初の金上場投信であるゴールド・ブリオン・セキュリティーズを2003年に設定・上場しました。現在、東京証券取引所、ロンドン証券取引所、フランクルト証券取引所、ユーロネクスト(パリ・アムテルダム)、イタリア証券取引所、アイルランド証券取引所、オーストラリア証券取引所、及びニューヨーク証券取引所に、180本以上の上場投資信託を上場させています。2010年2月にはその運用資産残高は170億ドルを超えており、世界の10大上場投資信託運用会社の一角を占めています。

         

当資料は、記者発表資料であって、投資勧誘を目的としているものではなく、また、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。ETFセキュリティーズ・リミテッドおよびETFコモディティ・セキュリティーズ・リミテッドは日本国内において、業として、有価証券の売買、または、その媒介、取次ぎ、もしくは代理、有価証券の募集もしくは私募またはその取扱い、有価証券の売出しまたはその取扱い、投資顧問契約に基づく助言、または財産の運用等は行っておらず、また、そうした意図も有していません。したがって、当資料もそうした目的のためのものではありません。

指数に関する免責事項: 「Dow Jones」「UBS(R)」「DJ-UBSCISM」「DJ-UBSCI-F3SM」およびその関連指数またはサブ指数は、場合によりダウ・ジョーンズ・アンド・カンパニー・インク(「ダウ・ジョーンズ」)またはUBS AGのサービ
ス・マークであり、発行体により一定の目的のためにライセンスされたものです。DJ-UBS CISMに基づく発行体の証券はダウ・ジョーンズ、UBS AGまたはそのそれぞれの子会社、関連会社がスポンサーとなり、保証し、販売または販売促進するものでなく、また、ダウ・ジョーンズ、UBS AGまたはそのそれぞれの子会社、関連会社が当該銘柄への投資の妥当性につき表明を行うものでもありません。発行体は、UBSセキュリティーズLLCがダウ・ジョーンズとともに算出し、ダウ・ジョーンズによって発表される各種商品指数をベースにした証券の価格決定を行うライセンスを供与されています。ダウ・ジョーンズ、UBS AGまたはそのそれぞれの子会社、関連会社は、証券に関連して提供された目論見書もしくはその他の情報の正確性、完全性、またはその配布に関して明示的、黙示的を問わず、いかなる表明、保証または約束を行うものでなく、また、いかなる責任または債務も負うものでもありません。

過去の運用実績に関する免責事項: 本文書に含まれる過去の運用実績はバックテスト(その指数が過去に存在したと仮定した場合、どのような運用実績を上げていたかの計算)に基づいたものです。関連する DJ-UBSCI-F3SM(以前のDow Jones - AIG Commodity Index 3 Month ForwardSM)は2007年9月以前は公表されていませんでした(これはDow Jones-UBS商品指数「DJ-UBSCISM」と同様の方法で構築されており、1998年に初めて発表された指数です)。DJ-UBSCI-F3SMはDJ-UBSCISMと異なる契約に基づいて価格が決定されており、したがって、両者の運用実績は大幅に異なる場合があります。バックテストの運用実績は純粋に仮定に基づくもので、本文書においては単に情報目的で提供されています。バックテストのデータは実際の運用実績を表わすものではなく、指数または証券の実際の運用実績を示唆するものとして解釈してはなりません。指数の運用実績には管理報酬、取引費用または経費が反映されていません。指数は特定の投資家のために管理されたものではなく、指数に直接的に投資することはできません。

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