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クラフトフーヅジャパン株式会社（東京都品川区）は、5〜15歳の子どもがいる既婚男性500名を対象に、「父の日」に関する意識調査を実施した。調査により、父親たちの「父の日」に対する意識や、「父の日」に子どもに望んでいることなどが明らかになった。

◆調査期間：2011年5月11日〜5月12日　◆調査対象：25歳〜49歳　男性500名（既婚／5〜15歳の子どもがいる方）　◆調査方法：インターネット　

■父の日のイメージ・・・父親の6割が「母の日に比べ、盛り上がりに欠ける」

6月19日は「父の日」。前月の「母の日」に比べて地味な印象を持たれがちな「父の日」だが、当の父親たちは、「父の日」をどのように捉えているのだろうか。5歳〜15歳の子どもがいる既婚男性に、「父の日」に関して調査を実施した。
まず、「昨年の父の日に、子どもに何かしてもらいましたか？」と聞いたところ、「はい」と答えた父親は53％にとどまり、残る半数近くの47％は「いいえ」と回答。[グラフ1] また、「母の日」と比較した場合の「父の日」のイメージを聞いたところ、59％と6割の父親が「母の日に比べて盛り上がりに欠ける」と答えた。その理由を聞いたところ、「母の日に向けたセールやイベントは大々的に告知されるが、父の日はそういったことがあまりない印象。（36歳・秋田県）」、「子どもが保育園に通っていたころ、母の日のプレゼント作りはあったが、父の日にはなかった。（39歳・新潟県）」などの回答があがり、「母の日」に比べて世間での「父の日」への注目度は低いと感じる父親たちが多いようだ。

■「プレゼントがほしい」父親は4％！本当にほしいものは「親子で過ごす時間」

そこで、「父の日に、子どもに何かしてほしいことはありますか？」と聞いたところ、69％と7割が「ある」と回答。具体的に「子どもにしてほしいこと」を複数回答で聞いたところ、「一緒に遊びたい」（56％）、「一緒に食事がしたい」（26％）、「一緒に買い物に行きたい」（12％）などが上位となり、「プレゼントがほしい」と回答した父親は、わずか4％となった。[グラフ2] 父親たちが本当に求めているものは、「モノ」ではなく、「親子で一緒に過ごす時間」といえそうだ。
しかし一方で、「昨年の父の日に子どもにしてもらったことがある」と回答した方に、具体的に何をしてもらったかを聞くと、「プレゼントをもらった」が61％で最も多い回答に。父親たちが求めているものと、実際の子どもたちの行動には、大きなギャップがあることがわかった。
「父の日」に父親たちが望んでいるものは、立派なプレゼントではなく、「子どもと一緒に過ごす時間」。特に今年は、東日本大震災などの影響から、「家族の時間をより大切にしたい」と改めて感じている父親たちも多いのかもしれない。今年の「父の日」は、父親たちと会話をしたり、一緒に料理を作ったりなど、「父子水いらず」の時間を楽しんではどうだろうか。

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