【終業後の過ごし方に関する意識調査】〜 サマータイム導入で拡大するアフター4サービス 〜 平日夜に利用したいサービス1位に東京ディズニーリゾート 家族利用を考えるお父さんにダントツ人気
[11/07/05]
提供元:PRTIMES
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サマータイム導入企業に勤める父親の4割以上が
「妻」「子」とのコミュニケーションが増えたと実感
電力需要のピーク時に節電が求められる今夏、就業時間を早めるサマータイム制を導入する企業が増えています。そこで、調査マーケティング会社の株式会社イード(本社:東京都中野区 代表取締役:宮川洋 以下イード)は、首都圏在住で子どもと同居している20〜50代の父親を対象に「終業後の過ごし方に関する意識調査」を実施しました。
TOPICS
・ サマータイム導入予定の父親「家族と過ごす時間を例年以上に大切にしたい」3人に1人
多くの企業がサマータイムを導入する今夏、サマータイム導入者(予定者)の3割以上が「家族と過ごす時間を例年以上に大切にしようと考えている」と回答しています。
・ サマータイム導入によって、4割以上の父親が以前より「妻」「子」とのコミュニケーションが増えたと実感
サマータイムを導入者が、サマータイム導入によってコミュニケーションの機会が増えた相手として最も多く挙がったのは「妻」で48.3%と約半数に上ります。2位は「子ども」で42.4%となりました。
・ サマータイム導入によって、平日(出勤日)にも家族サービスをした父親は4人に1人
サマータイム導入により出来た時間を家族サービスのために有効活用する父親が多くなっている現実が明らかとなりました。サマータイム導入者の23.9%が「今年のサマータイムを利用して平日に家族サービスをした」と答えています。
・ アフター4(5)を楽しむサービスが続々登場、家族と行く東京ディズニーリゾート「夏5(ナツゴ)パスポート」がダントツ人気、友人/同僚と行く居酒屋サービスも人気。
サマータイム/アフター4(5)に対応したサービスでは、東京ディズニーリゾートの「夏5(ナツゴ)パスポート」が最も利用してみたいサービスとなりました。友人/同僚と行く居酒屋サービスも人気となりました。
■ サマータイムに「家族と過ごす時間を例年以上に大切にしたい」父親が3人に1人
サマータイムの導入で気になるのは終業後の過ごし方。サマータイムの導入により、家族と過ごす時間について、意識の変化が見られました。
サマータイム導入+導入予定者に「例年と比較して、今年はご家族と過ごす時間を大切にしようと考えていますか」と質問したところ、「例年以上に大切にしようと考えている」という回答が34.3%となりました。一方、サマータイム非導入予定者に同じ質問をしたところ、「例年以上に大切にしようと考えている」という回答は18.8%でした。
「導入済み」「導入予定」の人のほうがより、家族と過ごす時間を大切に考えているようです。
大切にしようと考える理由としては、「せっかく早く帰れるから家族と仲良く暮らしたい」(38歳・会社員)、「こどもの教育や成長に関わりたい」(39歳・会社員)、「これを機にONとOFFのけじめをつけた生活を」(47歳・会社員)という声が寄せられました。なかには、「震災を経験して、家族の大切さ、一緒にいられる幸福を再認識した」(52歳・会社員)と、震災をきっかけに家族との絆を深めたケースもあるようです。
■ サマータイム導入によって、4割以上の父親が以前より「妻」「子」とのコミュニケーションが増えたと実感
サマータイムを導入者が、サマータイム導入によってコミュニケーションの機会が増えた相手として最も多く挙がったのは「妻」で48.3%と約半数に上ります。2位は「子ども」で42.4%となりました。サマータイムの大きなメリットは家族とのコミュニケーションが深まる点にあるようです。
また、サマータイム導入予定者に「以前よりコミュニケーションが増えそうな人は誰ですか」と質問したところ、「妻」が69.8%、「子供」が71,7%となりました。サマータイムをこれから導入予定の方も、導入された際は以前よりも家族とのコミュニケーションが増えると考えているようです。
■ サマータイム導入によって、平日(出勤日)にも家族サービスをした父親は4人に1人
サマータイム導入者に「今年のサマータイムを利用して平日(出勤日)に家族サービスをしたことがありますか」を尋ねると、「はい」と答えたのは23.9%で4人に1人。「家族との食事の時間が長くなり、会話が増えた」(53歳・会社員)、「子どもの宿題を見れる時間ができた」(34歳・会社役員)、「帰宅が早くなり子どもと一緒に風呂に入る機会が多くなった」(46歳・会社員)と、有意義な時間を過ごしていることがうかがえます。また、サマータイム導入予定者に「例年と比較して、サマータイム導入後は平日(出勤日)にも家族サービスをしようと思っていますか」と質問したところ、33.0%が「例年以上に平日も家族サービスをしようと思う」と答えています。
■ アフター4(5)を楽しむサービスが続々登場、家族と行く東京ディズニーリゾート「夏5(ナツゴ)パスポート」がダントツ人気、友人/同僚と行く居酒屋サービスも人気。
また、サマータイム/アフター4(5)に対応したさまざまなサービスについて、誰とどのサービスを利用したいかを質問したところ、家族と一緒に利用したいサービスとして一番人気になったのは、東京ディズニーリゾートの「夏5(ナツゴ)パスポート」(http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdr/event/summer2011/ticket.html#summer5)でした。「夏5(ナツゴ)パスポート」は従来の「アフター6パスポート」と同じ料金で1時間早く入園できる今夏のサマータイム仕様のパスポート。東京ディズニーシーでは、今年の春にスタートしたばかりの夜の新水上ショー「ファンタズミック!」(http://www.tokyodisneyresort.co.jp/magic/fantasmic/)が人気を博しており、この新パスポートへの期待が高まっている様子。魔法使いの弟子となったミッキーや様々なディズニー映画のキャラクターが登場し、様々な特殊効果が仕掛けられた夜の水上ショーを、平日に観覧するのに適したサービスとして人気となっている模様です。
また同僚や友人と利用したいサービスではコロワイド東日本の「居酒屋やレストランでアフター4に合せたドリンク半額サービス」(http://www.colowide.co.jp/fair/east/fair.php?fair_no=1306)と、アサヒスーパードライエクストラコールドバーの「サマータイム仕様のワンドリンクタイム」(http://www.asahibeer.co.jp/superdry/extracold_bar/)が人気となりました。景気対策と節電を兼ねたコミュニケーションとして“飲ミュニケーション“が改めて支持されている様子がうかがえます。
今後、サマータイム/アフター4(5)に対応したサービスに期待する点として、「夕方割引や平日割引等期待したい。家族で楽しめるサービスもあるとうれしい」(41歳・会社員)や「家族割引」(55歳・会社員)「身近な場所での家族で楽しめるキャンペーン」(43歳・会社員)など家族と一緒に利用できることを期待する意見が挙げられました。
【総評】
アンケート調査の自由回答のなかには、サマータイムの導入を「ワークスタイルを考え直す良いチャンス」ととらえる意見が含まれていました。終業時間が早まることで、家族と一緒の時間を有意義に過ごそうとする意識の変化が生まれています。家族と接する時間が長いからこそ、触れ合いを深め、ときには一緒に外出を…そんな要望に答える新サービスも続々と登場し、例年とは一味違ったイベントや家族交流が楽しめる夏となりそうです。
【調査概要】
■調査期間:2011年6月24日(金)〜2011年6月27日(月)
■調査対象:首都圏で子供と同居している20〜50代までの父親
■有効回答数:740サンプル
サマータイム導入企業勤務者(以下、サマータイム導入者)205名
サマータイム導入予定企業勤務者(以下、サマータイム導入予定者)258名
サマータイム非導入(導入予定なし)企業勤務者(以下、サマータイム非導入者277名)
※就業曜日の変更など、就業時間の変更に影響がないものは対象から除きます
■回答者属性:20代5名、30代152名、40代353名、50代230名
■調査方法:イードの運営するアンケートサイト「あんぱら」を使ったインターネット調査