外国人留学生採用、引き続き拡大傾向に 来年度は4社に1社が「採用する」予定 〜『外国人留学生の採用に関する企業調査』(2011年8月調査)結果より〜
[11/09/15]
提供元:PRTIMES
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就職情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業16,929社を対象に、日本の大学で学ぶ「外国人留学生の採用に関する企業調査」を行いました(調査時期:2011年8月18日〜26日、回答社数:968社)。
1.外国人留学生採用、今年度実績と来年度見込み
今年度(2011年4月〜2012年3月入社)外国人留学生を「採用した」企業は、予定を含め全体の13.1%。来年度(2012年4月〜2013年3月入社)の見込みについては、「採用する」企業が今年度を上回る24.5%となり、ほぼ4分の1に達しました。
2.海外拠点の有無にかかわらず、「採用見込み」は「実績」の倍に
外国人留学生の採用状況を海外拠点の有無別に見ると、海外拠点を持つ企業は、今年度(実績)の23.6%から来年度(見込み)は41.9%へ、海外拠点を持たない企業も6.4%から13.4%へと「採用する」割合はほぼ倍増しています。(別紙図表1参照)
3.採用したことによる社内への影響
これまで外国人留学生を採用したことがある企業に、社内への「好影響」を聞いたところ、「日本人社員への刺激・社内への活性化」が前年から5.6ポイント増の66.8%で、最も多く選ばれました。(別紙図表2参照)
4.外国人留学生の募集・採用枠
2012年度に外国人留学生を採用する企業のうち、「国内の日本人学生と同じ枠で募集・採用している」企業は78.5%で、大多数を占めました。従業員規模が大きくなるほどその傾向は強まります。一方、「国内の日本人学生とは別枠で募集・採用している」企業は全体で8.0%、1000人以上の大手企業では4.7%にとどまりました。(別紙図表3参照)
《『外国人留学生の採用に関する企業調査』〜2011年8月調査〜概要》
調 査 対 象: 全国の主要企業 16,929社
調査方法・時期: インターネット調査法 2011年8月18日〜26日
回 答 社 数: 968社
調 査 機 関: 株式会社ディスコ キャリアリサーチ