意外と知らない?日本の世界遺産のこと 「世界遺産に関する生活者の意識調査」 〜日本の世界遺産16箇所すべてについて知っていた人は4.0%〜
[11/11/22]
提供元:PRTIMES
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株式会社サーベイリサーチセンター(本社:東京都荒川区、代表取締役:藤澤士朗)は、平成23年11月4日から11月6日に、「世界遺産に関する生活者の意識調査」を実施しました。
その結果、世界遺産に対する関心度は非常に高いにもかかわらず、日本に16箇所ある世界遺産をすべて知っていた人は全体の中でわずか4%に過ぎませんでした。その他、「世界遺産への訪問意向」や「今年の夏休みの世界遺産訪問状況」などについてアンケートを実施しております。
1. 世界遺産について、日本人の関心は高い
初めに、世界遺産に対する興味・関心を調査したところ、67.8%の人が世界遺産に興味・関心を持っていることが分かった。
また、今後世界遺産について行ってみたい活動を聞いたところ、「世界遺産への旅行・観光」と考えている人は63.2%、「各種媒体による情報収集・閲覧」と考えている人は27.6%という結果となった。
今年登録された「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」と「小笠原諸島」も記憶に新しいところもあり、ともに5割以上の高い認知率を誇っている。
世界遺産について、全体的に日本人の関心は高いことが判明した。
2. 一方で、意外と知られていない日本国内の世界遺産
一方で、日本国内の世界遺産に関して詳細はあまり知られていないというのが現実のようだ。
まず、日本の世界遺産16箇所すべてについて知っていた人は僅か4.0%であった。多くの人が世界遺産に興味・関心はあっても、世界遺産に対する知識は低いことが判明した。
さらに、サイト別の認知度で見てみると、1番認知度が高い「屋久島(70.3%)」を筆頭に、「原爆ドーム」「厳島神社」「知床」「平泉」「小笠原諸島」までが認知度5割を超えたが、残り10サイトについては、半数以下の認知度であり、その中で1番認知度が低かったのは「琉球王国のグスク及び関連遺産群(18.5%)」であった。
3. 日本人は旅行を計画するとき世界遺産を考慮する
日本人の旅行と世界遺産の関係についても調査を行った。「旅行の行程を考えるとき、世界遺産の場所を訪れる、またそのようなオプションに申し込むなど世界遺産自体を意識しプランに影響を与えることがありますか」という問いに対し、53.8%の人があると回答した。
今年の夏休みに世界遺産を訪れた人のうち、最も人気があった場所は「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(17.2%)」であった。夏休みの世界遺産を訪れた人のその場所に対する満足度は90.6%と非常に高い数値を示した。
また、いつか旅行したい、訪れたい世界遺産で1位に選ばれたのは「屋久島(56.0%)」であった。
【調査概要】
「世界遺産に関する生活者の意識調査」
調査期間:2011年11月4日(金)〜11月6日(日)
調査サンプル数:965名(10代〜60代、男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査結果(詳細版)につきましては、ホームページよりご覧ください。
http://www.surece.co.jp
その結果、世界遺産に対する関心度は非常に高いにもかかわらず、日本に16箇所ある世界遺産をすべて知っていた人は全体の中でわずか4%に過ぎませんでした。その他、「世界遺産への訪問意向」や「今年の夏休みの世界遺産訪問状況」などについてアンケートを実施しております。
1. 世界遺産について、日本人の関心は高い
初めに、世界遺産に対する興味・関心を調査したところ、67.8%の人が世界遺産に興味・関心を持っていることが分かった。
また、今後世界遺産について行ってみたい活動を聞いたところ、「世界遺産への旅行・観光」と考えている人は63.2%、「各種媒体による情報収集・閲覧」と考えている人は27.6%という結果となった。
今年登録された「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」と「小笠原諸島」も記憶に新しいところもあり、ともに5割以上の高い認知率を誇っている。
世界遺産について、全体的に日本人の関心は高いことが判明した。
2. 一方で、意外と知られていない日本国内の世界遺産
一方で、日本国内の世界遺産に関して詳細はあまり知られていないというのが現実のようだ。
まず、日本の世界遺産16箇所すべてについて知っていた人は僅か4.0%であった。多くの人が世界遺産に興味・関心はあっても、世界遺産に対する知識は低いことが判明した。
さらに、サイト別の認知度で見てみると、1番認知度が高い「屋久島(70.3%)」を筆頭に、「原爆ドーム」「厳島神社」「知床」「平泉」「小笠原諸島」までが認知度5割を超えたが、残り10サイトについては、半数以下の認知度であり、その中で1番認知度が低かったのは「琉球王国のグスク及び関連遺産群(18.5%)」であった。
3. 日本人は旅行を計画するとき世界遺産を考慮する
日本人の旅行と世界遺産の関係についても調査を行った。「旅行の行程を考えるとき、世界遺産の場所を訪れる、またそのようなオプションに申し込むなど世界遺産自体を意識しプランに影響を与えることがありますか」という問いに対し、53.8%の人があると回答した。
今年の夏休みに世界遺産を訪れた人のうち、最も人気があった場所は「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(17.2%)」であった。夏休みの世界遺産を訪れた人のその場所に対する満足度は90.6%と非常に高い数値を示した。
また、いつか旅行したい、訪れたい世界遺産で1位に選ばれたのは「屋久島(56.0%)」であった。
【調査概要】
「世界遺産に関する生活者の意識調査」
調査期間:2011年11月4日(金)〜11月6日(日)
調査サンプル数:965名(10代〜60代、男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査結果(詳細版)につきましては、ホームページよりご覧ください。
http://www.surece.co.jp