-日本に眠る貴金属に関する意識調査- 日本全国に埋蔵されている貴金属ジュエリーの総額は推定1兆6,550億円!
[12/07/12]
提供元:PRTIMES
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使用されずに眠る貴金属ジュエリーは女性一人あたり平均40,627円
〜全国で埋蔵者の割合が多い地域は九州!〜
貴金属ジュエリーリサイクルシステム「RE:TANAKA(リ・タナカ)」を展開する田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌)は、日本の女性たちに自宅で眠らせている貴金属ジュエリーの存在を思い起こしてもらい、さらにその価値に気付いてもらうための「眠れる輝き、発掘プロジェクト」の一環として、「日本に眠る貴金属に関する意識調査」を実施しました。調査期間は2012年6月14日(木)〜15日(金)、インターネットにより全国の20〜60代の女性1000名に対してアンケートを行いました。
≪調査結果概要≫
◆日本全国に埋蔵されている貴金属ジュエリーの総額は推定¥1,655,061,715,732!
◆埋蔵者の割合が多い地域は88.7%が使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した九州!
◆日本全国で眠る片方だけのピアス・イヤリングは合計推定2,627万個!
◆約60%の女性が貴金属ジュエリーを10年以上埋蔵している!
◆離婚経験のある女性の約60%が貴金属ジュエリーを失くした経験が「ある」と回答
◆女性の約6人に1人が恋人・配偶者からプレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験がある
◆離婚経験のある女性の43%が買取り・リサイクルサービスを利用している
―調査対象―
全国の20代、30代、40代、50代、60代女性 1000名(各世代200名ずつ)
【日本に眠る貴金属ジュエリーについて】
◆日本全国に埋蔵されている貴金属ジュエリーの総額は推定1兆6,550億円! (※1)◆
「持っているが使用していない貴金属ジュエリーの有無」について約80%の女性が「ある」と答え、その種類について聞いたところ1位「指輪」、2位「ネックレス」、3位「ピアス・イヤリング」という結果になりました。使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性に、その内容について「指輪」「ピアス・イヤリング」「ネックレス」のカテゴリごとに金・銀・プラチナの種類と個数について聞き、算出した日本全国で使用されずに眠る貴金属ジュエリーの総額は推定¥1,655,061,715,732になることがわかりました。これは、東京タワーの総工費(※2)に換算すると約550塔分に匹敵する金額だと言えます。
※1 <総額算出方法>
田中貴金属工業の直営店GINZA TANAKA銀座本店に持ち込まれるそれぞれのカテゴリ(指輪、ピアス・イヤリング、ネックレス)毎の平均重量をもとに、金はK18、プラチナはPt900、銀の2012年7月2日発表のリサイクル価格を掛け合わせて算出。
※2 東京タワーの総工費は約30億円(昭和33年当時)
◆全国で埋蔵者の割合が最も多い地域は九州!◆
使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性(n=743)の割合をエリア別にみると、九州が88.7%で1番多く、続いて関西79.7%、中部76.4%となり、九州エリアが他エリアと比較すると約10%割合が高い結果となりました。使用されていない貴金属ジュエリーが最も多く眠るエリアは九州であると言えます。
◆日本全国で眠る“片方だけ”のピアス・イヤリングは合計推定2,627万個!◆
使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性(n=743)に対し、その内容を聞いたところ「片方しか残っていないピアス・イヤリング」を選択した人は約40%いました。また、その個数をたずね、日本全国の女性の数で換算すると、合計推定26,275,365個のピアス・イヤリングが片方だけになって使用されずに眠っていることになります。
◆約60%の女性が貴金属ジュエリーを10年以上埋蔵している!◆
使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性(n=743)に対し、「使用していない理由」を聞いたところ、1位「デザインが古い」、2位「存在を忘れていた」、3位「片方なくした(ピアス・イヤリング)」などがあげられました。また、「使用していない貴金属ジュエリーで一番古いものは何年以上前のものですか」という質問では、約6割の女性が10年以上使用していない貴金属ジュエリーを持っていることが明らかになりました。使用していない理由と合わせてみても、使用されていない貴金属ジュエリーは今後も使われることがなく、長年使用しない貴金属ジュエリーを持つ女性の割合が高い理由がうかがえます。
【失くした貴金属ジュエリーについて】
◆離婚経験のある女性の約60%が貴金属ジュエリーを失くした経験がある◆
「貴金属ジュエリーを失くした経験」については、約50%の女性が「ある」と回答しました。また、離婚経験の有無別で比較したところ、離婚経験のある女性は58.5%が貴金属ジュエリーを失くしたことが「ある」と回答したのに対し、離婚経験のない女性で「ある」と回答したのは48.3%となり、離婚経験のある女性のほうが失くしものをしやすい傾向がみられました。
◆日本人女性の約6人に1人が恋人・配偶者からプレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験あり◆
貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性(n=496)に対し、「失くした貴金属ジュエリーは誰から貰ったものか」という質問をしたところ、1位は「自分で購入」、続いて2位「配偶者」、3位「恋人」、4位「親」となりました。「恋人」または「配偶者」と回答した人は日本人女性全体の約16.5%となり、約6人に1人の女性が恋人・配偶者からプレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験があることが明らかになりました。
また、プレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性(n=251)のうち、約6割がプレゼントしてくれた人には失くしたことを内緒にしており、これは日本人女性全体の約6.6人に1人にあたります。更に失くしたプレゼントと同じものを自分で買い直した経験のある女性は、プレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性のうち10.4%いました。
◆失くしたピアス・イヤリングの個数は女性1人あたり平均2.23個◆
貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性(n=496)に「片方だけ失くしたピアス・イヤリングの個数」を聞いたところ、1人あたり平均2.23個のピアス・イヤリングを失くしていることがわかりました。これを日本全国の20〜60代女性の人口で換算すると、日本中にはセットになっていないピアス・イヤリングが合計推定90,843,510個あることになります。
【貴金属ジュエリー買取・リサイクルサービスについて】
◆貴金属ジュエリー買取り・リサイクルサービスを利用したことのある女性23.3%◆
「貴金属ジュエリーを買取・リサイクルサービスに出したことがありますか?」という質問をしたところ、利用したことのある人は23.3%でした。また、買取り・リサイクルサービスを利用したことが「ない」と回答した人が「利用しない理由」は「面倒くさかった」や「高く売れないと思った」などが多く、日本女性1人あたり平均40,627円にもなる貴金属ジュエリーを76.7%の女性が自宅で眠らせたままにしています。
◆離婚経験のある女性の43%が買取り・リサイクルサービスを利用している◆
買取り・リサイクルサービスを利用したことのある女性の割合を離婚経験の有無で比較すると、離婚経験のある女性で利用したことのある女性は43.08%であったのに対し、離婚経験のない女性は20.52%という結果になりました。
離婚経験のある女性の方が買取り・リサイクルサービスを利用したことのある割合が高いことがわかりました。人生の節目の数だけ身の回りのものを断捨離する機会も増えることで利用率に差があるのではないかと考えられます。
◆50%以上の女性がピアス・イヤリングを片方だけでも買取り・リサイクル可能な店があることを知らずに眠ったままにしている!◆
「ピアス・イヤリングなど片方からでも買取り・リサイクル可能な店があることを知っていましたか。」という質問に対し、50.5%の女性が「知らない」と回答しました。合計2,627万個のピアス・イヤリングが女性の自宅で眠っていたり、1人あたり平均2.23個のピアス・イヤリングを片方だけ紛失している女性にとって、片方だけでも買取り可能な買取店の存在を知らずにそのままにしておくことは非常に“もったいない”状態であると言えます。「RE:TANAKA」では、ピアス・イヤリングを片方からでもお買取り可能です。
【「眠れる輝き、発掘プロジェクト」について】
田中貴金属工業では、貴金属ジュエリー買取サービスに馴染みのない日本の女性に、自宅で眠らせている貴金属ジュエリーの 存在を思い起こしてもらい、さらにその価値に気付いてもらうために「眠れる輝き、発掘プロジェクト」を実施しております。期間中は、自宅に埋蔵されている貴金属ジュエリーの買取価格がスマートフォンやPCから気軽にシミュレーション可能なキャンペーンサイトなどを展開しています。
■キャンペーン期間:2012年7月9日(月)〜10月1日(月)
■キャンペーンサイトURL:http://gold.tanaka.co.jp/retanaka/project/
【参考】田中貴金属工業とは
田中貴金属工業株式会社は、明治18年の創業以来、1世紀以上にわたり、金やプラチナなどの貴金属の精製・分析に携わるとともに、貴金属を用いたさまざまな工業製品の製造・販売、また、資産としての貴金属地金の売買を行っています。日本で金の輸出入自由化が施行された1978年には、金の精製・分析技術が高く評価され、日本で初めてロンドン金市場公認溶解検定業者の認定を受け、国際市場で通用する金地金を製造する資格を得ました。また2003年12月には、ロンドン金市場で取引される金地金の品質を審査する、世界で5社しか認定されない「公認審査会社」の1社に任命されています。現在直営店であるGINZA TANAKAの各店舗(7店舗)をはじめ、全国に広がる120店舗余りの特約店で金地金や地金型金貨等の売買を行っています。
【参考】貴金属ジュエリーリサイクルシステム『RE:TANAKA』(リ・タナカ)とは
『RE:TANAKA』は、「安心と信頼」をキーワードに、貴金属ジュエリーを中心とした貴金属製品を適正な公表価格で買取する貴金属ジュエリーリサイクルシステムです。さらに、田中貴金属工業では、この『RE:TANAKA』でリサイクルされた貴金属を溶かして精製しなおし、再び産業用用途に利用することで、貴重な貴金属資源を社会に還元いたします。貴金属は装飾用としての利用はもちろんのこと、最先端技術の分野でも役立っています。消費者の手元で滞留している貴金属資源を、さらに掘り起こし、還流させることによって、希少な貴金属資源の循環や、鉱山開発による自然環境ダメージの軽減へ貢献することを目指しています。
『RE:TANAKA』登録店舗全店には、特別に『RE:TANAKA』用に開発された蛍光X線検査装置を導入し、貴金属ジュエリーの成分(品種、品位)を鑑定します。蛍光X線検査装置では短時間で貴金属の種類(品種)と含有率(品位)を検査することができます。高度な専用機器を用いることで鑑定者の主観だけに偏らない客観性のある鑑定を実現しています。そして、鑑定結果の品種・品位に応じて、当日の金・プラチナ相場に連動した全国統一の品種・品位別リサイクル価格を適用し、適正価格の取引を実施します。『RE:TANAKA』には、全国37都道府県・67店舗が『RE:TANAKA』登録店として参加しており、全国統一のリサイクル価格で貴金属ジュエリーリサイクルを実施しています。(2012年5月現在)