NCLC、Pica8社製OpenFlowスイッチへSDNアプリケーションの無償バンドルを開始
[13/07/17]
提供元:PRTIMES
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NCLCは大学や専門学校、または、研究機関におけるSDNプロジェクトの裾野の拡大と技術イノベーションを推進することを目的とし、NCLC開発のオープンソース版SDNアプリケーションをPica8社製OpenFlowスイッチへ無償バンドルするキャンペーンを開始します
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長関根 尚、以下 NCLC)は、OSS(Open Source Software)ベースで開発されたNCLC社製SDN(Software Defined Networking)アプリケーションを、同社が販売提携する米国Pica8社製のOpenFlowスイッチに無償でバンドルすることを発表いたします。
バンドル開始日は8月1日となります。また、これまで弊社よりPica8社OpenFlowスイッチをご購入されたお客様へも無償提供されます。
NCLCは昨年4月のPica8社との販売提携以来、400台を超えるPica8社製OpenFlowスイッチを日本国内に導入してまいりました。
この度、Pica8スイッチに無償バンドルされるSDNアプリケーションは、これまでのNCLCにおける様々な開発実績をオープンソースとして市場に広めることで、Pica8スイッチによるSDNの実証実験や試験導入などのプロジェクトの裾野を拡大すると共に、ソースコードをオープンにすることで、様々なカスタマイズや新機能のスピーディな開発といったソフトウェア・イノベーションが広く市場で推進されていくことを目的としています。
「SDNは現在のネットワークの様々な課題を解決する新しいアーキテクチャとして期待されていますが、SDNがコスト的にも機能的にも既存技術を凌駕するリアルな新技術となるためには、もっともっと破壊的な技術イノベーションが起きなければいけません。しかしながら、現実は価格面でのハードルの高さや、SDNアプリケーション開発のための技術知識やマニュアルの普及の遅れ等によって、限られた先進ユーザーによる実証実験に留まっておりました。オープン・アーキテクチャであると共にコストパフォーマンスに優れたPica8スイッチと、オープンソースとしてのSDNアプリケーションを普及させていくことで、NCLCはこの現状を打破し、SDNという新技術による顧客ベネフィットの更なる増大に貢献したいと考えます」(NCLC代表取締役社長 関根 尚)
ONF(Open networking Foundation)のエグゼクティブ ディレクターであるDan Pitt氏からは以下のようなエンドースメントを寄せていただいております。
"Every time one of our member companies introduces a new SDN solution based on OpenFlow, it reinforces the momentum and market acceptance of this breakthrough technology," said Dan Pitt, Executive Director of the Open Networking Foundation. "We are particularly excited to see the novel approaches our members use to deliver customer value, and we continue to marvel at the innovative enthusiasm of the OpenFlow-based SDN market in Japan."
【訳】「このように我々のメンバー企業がOpenFlowベースの新しいSDNソリューションを市場に紹介していく毎に、この革新技術の「勢い」と「市場受容性」はより強化されていくことでしょう。特に、顧客ベネフィットのために我々のメンバー企業が駆使するこのような斬新なアプローチを見ることはエキサイティングなものです。我々は日本のSDN/OpenFlow市場における革新的な情熱に対してずっと驚かされております。」(ONF エグゼクティブ・ディレクター Dan Pitt氏)
この度Pica8社製スイッチに無償バンドルされるSDNアプリケーション(「DTE(Dynamic Traffic Engineering) Series1.0」)は、最新のOpenFlow 1.3 によって開発されており、SDN/OpenFlowの基本的な特徴を盛り込んだSDNアプリケーションの「入門編」という位置づけで、以下の機能を持っております。
・トポロジー自動検出機能
・最短パスルーティング
・自動経路バックアップ
・Web GUI
・トラフィック統計情報管理
NCLCはこのDTEアプリケーションをシリーズ化し、順次、充実した機能を開発・リリースしていく予定です。更に、お客様が様々にカスタマイズしたソースコードを共有することのできるコミュニティ・サイトをスタートさせSDNアプリケーションのイノベーションに貢献していく計画です。
DTE Series 1.0 について
【機能】
●トポロジー自動検出機能
L2専用パケット(LLDP)をコントローラから定期的に送信し、自動的に全体のトポロジー構成を把握することができます。
●最短パスルーティング
MACアドレスベースでの通信フロー制御をおこない、ダイクストラアルゴリズムにより最短パス通信をノード間で行うことができます。
●自動経路バックアップ
リンクダウン・スイッチダウンを検出し自動的にバックアップ経路に切り替えを行うことができます。
●Web GUI
管理Webブラウザより物理ネットワークトポロジー情報、通信パスの経路表示、各スイッチのステータス情報を表示することができます。
●トラフィック統計情報管理
スイッチのトラフィック統計情報を個別に取得することができ解析することができます。
【仕様】
コントローラ
開発フレームワーク:Trema-edge
対応オペレーティングシステム:Ubuntu 12.04 32bit
CPU:2GHz,1コア以上
メモリー:2GB以上
ハードディスク:5GB以上
ネットワークインターフェース:1個以上
Pica8スイッチ
対応ハードウェア:P-3290/P-3295/P-3780/P-3920
対応OS:PicOS 2.0 以上
OpenFlowバージョン:1.3 以上
【システムイメージ】
【スクリーンショット】
【次期バージョン】
マルチテナントサポートしたDTE2.0を年内にリリース予定です。
Pica8社 OpenFlow スイッチについて
NCLCが取扱う米国Pica8社のOpenFlowスイッチは日本国内においてこれまで400台を超える導入実績を数え、OpenFlowスイッチとしては国内最大級の導入実績を持つ製品です。
最新バージョンのOS(PicOS2.0)においてOpenFlow の最新Version である 1.3 をサポートしております。
Pica8 社のOpenFlowスイッチは、同時にハイパフォーマンスなL2L3スイッチとしても動作し、多くの導入実績をもっております。グローバルなWEBサービスを提供する企業様、あるいは、キャリア様などにおいて、導入コスト面における圧倒的な優位性と、カスタマイズ可能な強力なL2L3スイッチソフトについて高い評価を頂いております。
Pica8社のOpenFlowスイッチは、オープン・アーキテクチャに基づいて開発された次世代ネットワークスイッチとして、既存のネットワークを強力にサポートすると共に、SDN/OpenFlowによる新しいネットワークアーキテクチャへの現実的な移行を可能にします。
【Pica8 Open Networking Architecture】
<NCLCのSDNソリューションに関するご参考>
下記のURLリンクをご参照ください。
・ 無償バンドルキャンペーンについて http://www.nclc.co.jp/products/sdn/startup/package/
・ Pica8社 OpenFlow スイッチについて http://www.nclc.co.jp/products/sdn/pica8/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社について
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(略称NCLC)は、海外IT製品の輸入・販売・保守ならびにプロダクトインテグレーションを行うITの専門家集団です。1986年に設立し、ネットワーク、セキュリティ、ストレージ、CRMを中心として、先進的かつユニークな製品・ソリューションを拡充しており、 時代の潮流を見据えて、積極的に事業領域を拡大しています。
◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
基盤ソリューション事業部 TEL:03-6229-8713 Email:cloud-sales@nclc.co.jp
※記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長関根 尚、以下 NCLC)は、OSS(Open Source Software)ベースで開発されたNCLC社製SDN(Software Defined Networking)アプリケーションを、同社が販売提携する米国Pica8社製のOpenFlowスイッチに無償でバンドルすることを発表いたします。
バンドル開始日は8月1日となります。また、これまで弊社よりPica8社OpenFlowスイッチをご購入されたお客様へも無償提供されます。
NCLCは昨年4月のPica8社との販売提携以来、400台を超えるPica8社製OpenFlowスイッチを日本国内に導入してまいりました。
この度、Pica8スイッチに無償バンドルされるSDNアプリケーションは、これまでのNCLCにおける様々な開発実績をオープンソースとして市場に広めることで、Pica8スイッチによるSDNの実証実験や試験導入などのプロジェクトの裾野を拡大すると共に、ソースコードをオープンにすることで、様々なカスタマイズや新機能のスピーディな開発といったソフトウェア・イノベーションが広く市場で推進されていくことを目的としています。
「SDNは現在のネットワークの様々な課題を解決する新しいアーキテクチャとして期待されていますが、SDNがコスト的にも機能的にも既存技術を凌駕するリアルな新技術となるためには、もっともっと破壊的な技術イノベーションが起きなければいけません。しかしながら、現実は価格面でのハードルの高さや、SDNアプリケーション開発のための技術知識やマニュアルの普及の遅れ等によって、限られた先進ユーザーによる実証実験に留まっておりました。オープン・アーキテクチャであると共にコストパフォーマンスに優れたPica8スイッチと、オープンソースとしてのSDNアプリケーションを普及させていくことで、NCLCはこの現状を打破し、SDNという新技術による顧客ベネフィットの更なる増大に貢献したいと考えます」(NCLC代表取締役社長 関根 尚)
ONF(Open networking Foundation)のエグゼクティブ ディレクターであるDan Pitt氏からは以下のようなエンドースメントを寄せていただいております。
"Every time one of our member companies introduces a new SDN solution based on OpenFlow, it reinforces the momentum and market acceptance of this breakthrough technology," said Dan Pitt, Executive Director of the Open Networking Foundation. "We are particularly excited to see the novel approaches our members use to deliver customer value, and we continue to marvel at the innovative enthusiasm of the OpenFlow-based SDN market in Japan."
【訳】「このように我々のメンバー企業がOpenFlowベースの新しいSDNソリューションを市場に紹介していく毎に、この革新技術の「勢い」と「市場受容性」はより強化されていくことでしょう。特に、顧客ベネフィットのために我々のメンバー企業が駆使するこのような斬新なアプローチを見ることはエキサイティングなものです。我々は日本のSDN/OpenFlow市場における革新的な情熱に対してずっと驚かされております。」(ONF エグゼクティブ・ディレクター Dan Pitt氏)
この度Pica8社製スイッチに無償バンドルされるSDNアプリケーション(「DTE(Dynamic Traffic Engineering) Series1.0」)は、最新のOpenFlow 1.3 によって開発されており、SDN/OpenFlowの基本的な特徴を盛り込んだSDNアプリケーションの「入門編」という位置づけで、以下の機能を持っております。
・トポロジー自動検出機能
・最短パスルーティング
・自動経路バックアップ
・Web GUI
・トラフィック統計情報管理
NCLCはこのDTEアプリケーションをシリーズ化し、順次、充実した機能を開発・リリースしていく予定です。更に、お客様が様々にカスタマイズしたソースコードを共有することのできるコミュニティ・サイトをスタートさせSDNアプリケーションのイノベーションに貢献していく計画です。
DTE Series 1.0 について
【機能】
●トポロジー自動検出機能
L2専用パケット(LLDP)をコントローラから定期的に送信し、自動的に全体のトポロジー構成を把握することができます。
●最短パスルーティング
MACアドレスベースでの通信フロー制御をおこない、ダイクストラアルゴリズムにより最短パス通信をノード間で行うことができます。
●自動経路バックアップ
リンクダウン・スイッチダウンを検出し自動的にバックアップ経路に切り替えを行うことができます。
●Web GUI
管理Webブラウザより物理ネットワークトポロジー情報、通信パスの経路表示、各スイッチのステータス情報を表示することができます。
●トラフィック統計情報管理
スイッチのトラフィック統計情報を個別に取得することができ解析することができます。
【仕様】
コントローラ
開発フレームワーク:Trema-edge
対応オペレーティングシステム:Ubuntu 12.04 32bit
CPU:2GHz,1コア以上
メモリー:2GB以上
ハードディスク:5GB以上
ネットワークインターフェース:1個以上
Pica8スイッチ
対応ハードウェア:P-3290/P-3295/P-3780/P-3920
対応OS:PicOS 2.0 以上
OpenFlowバージョン:1.3 以上
【システムイメージ】
【スクリーンショット】
【次期バージョン】
マルチテナントサポートしたDTE2.0を年内にリリース予定です。
Pica8社 OpenFlow スイッチについて
NCLCが取扱う米国Pica8社のOpenFlowスイッチは日本国内においてこれまで400台を超える導入実績を数え、OpenFlowスイッチとしては国内最大級の導入実績を持つ製品です。
最新バージョンのOS(PicOS2.0)においてOpenFlow の最新Version である 1.3 をサポートしております。
Pica8 社のOpenFlowスイッチは、同時にハイパフォーマンスなL2L3スイッチとしても動作し、多くの導入実績をもっております。グローバルなWEBサービスを提供する企業様、あるいは、キャリア様などにおいて、導入コスト面における圧倒的な優位性と、カスタマイズ可能な強力なL2L3スイッチソフトについて高い評価を頂いております。
Pica8社のOpenFlowスイッチは、オープン・アーキテクチャに基づいて開発された次世代ネットワークスイッチとして、既存のネットワークを強力にサポートすると共に、SDN/OpenFlowによる新しいネットワークアーキテクチャへの現実的な移行を可能にします。
【Pica8 Open Networking Architecture】
<NCLCのSDNソリューションに関するご参考>
下記のURLリンクをご参照ください。
・ 無償バンドルキャンペーンについて http://www.nclc.co.jp/products/sdn/startup/package/
・ Pica8社 OpenFlow スイッチについて http://www.nclc.co.jp/products/sdn/pica8/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社について
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(略称NCLC)は、海外IT製品の輸入・販売・保守ならびにプロダクトインテグレーションを行うITの専門家集団です。1986年に設立し、ネットワーク、セキュリティ、ストレージ、CRMを中心として、先進的かつユニークな製品・ソリューションを拡充しており、 時代の潮流を見据えて、積極的に事業領域を拡大しています。
◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
基盤ソリューション事業部 TEL:03-6229-8713 Email:cloud-sales@nclc.co.jp
※記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。