Yahoo! JAPAN、次世代インターネットサービスに関する新コンセプトモデル「さわれる検索」を発表
[13/09/17]
提供元:PRTIMES
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インターネットの未来は情報を「見る」「聞く」だけでなく「さわる」へ進化する
日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」と「3Dプリンタ」が融合
盲学校で「さわれる検索」プロジェクトがスタート
プロジェクトサイト:http://sawareru.jp
Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、次世代インターネットサービスに関する新コンセプトモデル「さわれる検索」、ならびに新コンセプトを実際に具現化した「さわれる検索」プロジェクトを発表しました。
「さわれる検索」とは、これまでのインターネット利用のスタイルであった文字・音声入力によって情報を「見る」「聞く」ことから、情報を「さわる」ことに発展させたコンセプトモデルです。3Dデータベースと3Dプリンタを融合させることにより、音声入力によって認識されたキーワードを3Dプリンタからの出力によって実際の「立体物」を生成し、アウトプットするという仕組みになっています。
Yahoo! JAPANの広告全般を統括する部門であるマーケティングソリューションカンパニーは、広告領域において「アート&テクノロジー」を推進、新しい広告を積極的に提案しており、このコンセプトモデルを通じて、「インターネットを通して、ユーザーに立体イメージを届ける」という新しい広告表現の可能性を提示し、より良い広告の未来にチャレンジしていきたいと考え、今回の発表にいたりました。
また同時にYahoo! JAPANでは、「さわれる検索」プロジェクトとして、筑波大学附属視覚特別支援学校(盲学校)への導入を行います。9月4日(水)にはテスト導入として、実際に盲学校の生徒達へ向け「さわれる検索」プロジェクト特別授業を実施し、9月13日(金)まで学校内に試験的に設置しました。本格導入として、9月20日(金)〜10月18日(金)までの約1ヶ月間設置し、盲学校の生徒達に自由に体験いただきます。その後は有効利用していただける機関を選定し、「さわれる検索」マシンを寄贈する予定です。また、9月18日(水)〜19日(木)はデジタルマーケティングカンファレンス「アドテック東京」に出展し、一般の方々へ向けた公開も行います。
なお、本日よりプロジェクトサイトを開設し、企業や一般の方々から3Dデータを募集することによって、より多くの3Dデータを収集し「さわれる検索 」プロジェクト用として蓄積していきます。さらに、「さわれる検索」は3Dプリンタを持つ一般の方々へも一部データを期間限定で提供し、多くの方々へインターネットの未来に触れていただく機会もご提供します。
新コンセプトモデル詳細
<「さわれる検索」の仕組み>
「さわれる検索」とは、これまでのインターネット利用のスタイルであった文字・音声入力によって情報を「見る」「聞く」ことから、情報を「さわる」ことに発展させたコンセプトモデルです。3Dデータベースと3Dプリンタを融合させることにより、音声入力によって認識されたキーワードを3Dプリンタからの出力によって実際の「立体物」を生成し、アウトプットするという仕組みになっています。
<企業との連携(広告ビジネス展開案の例)>
現在、Yahoo! JAPANが提供する広告は、大きく二つに分けると、一定のスペースに画像や映像を用いて表示される「プレミアム広告」と、クリック課金型のテキスト・画像広告である「プロモーション広告」があります。
Yahoo! JAPANの広告全般を統括する部門であるマーケティングソリューションカンパニーは、このコンセプトモデルを通じて、新しい広告表現の可能性を提示し、より良い広告の未来にチャレンジしていきたいと考えています。
合わせて、企業向け説明サイトもご参照ください。URL:http://sawareru.jp/press/
「さわれる検索」プロジェクトの概要
<「さわれる検索」プロジェクトについて>
◆実施期間 : 9月20日(金)〜10月18日(金) *本格導入
<テスト導入は9月4日(水)〜9月13日(金)>
◆実施場所 : 筑波大学附属視覚特別支援学校
◆対象児童 : 小学部1〜3年生(低学年グループ 全14名)、4〜6年生(高学年グループ 全16名)、幼稚部 2名
目的/背景
情報技術で人々や社会の課題を解決する「課題解決エンジン」をミッションとして掲げるYahoo! JAPANは、「さわれる検索」マシンを、「さわる」ことを最も必要とされる人に使っていただこうと考えました。
「さわる」ことを最も必要としている人とは、視覚障害をもつ子どもたちです。視覚障害をもつ方々は、「形」を認識することを、「さわる」ことを通して行います。このような理由から、この「さわれる検索」を盲学校教育の一部に役立てていただこうと考え、「さわれる検索」プロジェクトを立ち上げました。
概要
視覚障害をもつ子どもたちが、筑波大学附属視覚特別支援学校にある「さわれる検索」マシンで日々「さわる」体験ができます。子どもたちがさわりたい物の3Dデータがない場合は、プロジェクトサイト上に掲載され、企業や一般の方々から3Dデータを募集します。「さわれる検索」は、みんなの力で盲学校の子どもたちの「さわれる」体験を実現するプロジェクトです。
プロジェクトサイトについて サイトURL:http://sawareru.jp
プロジェクトサイト内では、筑波大学附属視覚特別支援学校にある「さわれる検索」マシンを通じて、生徒たちがどのような「さわれる」体験を行ったかを随時レポートしていきます。メインコンテンツとしては、「さわれる検索」で
1.出力し実際に既に『さわった』
2.出力することができる『さわれる』
3.音声検索をしたがまだデータが存在しなかった『さわりたい』
の3つにカテゴライズされています。
プロジェクトサイトでは、盲学校の生徒達が『さわりたいもの』を中心に、企業や一般の方々から3Dデータの募集を行い(※)、お持ちの3Dデータをアップロード(協賛)して頂くことによって、より多くの3Dデータのご提供を盲学校へ行うことが可能となります。
また、3Dデータの一部は、一般の方々もダウンロード可能です。
※「Links for Good」というYahoo! JAPANの社会貢献支援のためのプラットフォームを活用して、より多くの3Dデータを集められるよう告知を行います。
「Links for Good」詳細は下記Webサイトをご覧ください。
http://linksforgood.yahoo.co.jp/
3Dデータ協賛企業 (2013年9月17日 現在)
「さわれる検索」プロジェクトは、お金ではなく、3Dデータの協賛という新しい協賛のスタイルにチャレンジしております。
*日産自動車株式会社:セレナのモデルデータ提供
*東武タワースカイツリー株式会社:東京スカイツリーのモデルデータ提供
*株式会社アマナイメージズ:複数のモデルデータ提供
<「さわれる検索」プロジェクト特別授業レポート>
筑波大学附属視覚特別支援学校の生徒達に「さわれる検索」マシンをお披露目した9月4日(水)に、マシンの説明や、実際に自分が検索したモノを3Dプリンタを通じてその場で出力される体験、そして様々な出力した模型に触れてもらう授業を実施しました。
授業の内容は以下の通りです。
1. Yahoo! JAPAN 担当者による挨拶
2. 「さわれる検索」体験
・「さわれる検索」マシンの技術、仕組みについての説明。
・数名が「さわれる検索」マシンの使い方と簡単な出力(丸、三角、四角など)を体験。
・各学年ごとに事前に決めておいた出力したいものを「さわれる検索」マシンで出力。
3. 「さわって当てよう!クイズ」
・グループに分かれて、 「さわれる検索」マシンで出力した模型を当てるクイズを実施。
※低学年グループ(1〜3年生)と高学年グループ(4〜6年生)に分かれて約90分間実施。
※幼稚部は「さわって当てよう!クイズ」のみ実施。
子ども達の感想(抜粋)
◆低学年グループ(1〜3年生)
・(授業を終えた感想は?)今日、Yahoo!で一番楽しかったことは、マシンでいろいろなものを作れたことです。この 学校にマシンが1ヶ月あると聞いて、僕は嬉しいです。またいっぱい遊びたいです。
・(どれが一番触って嬉しかった?)触り心地がすごく不思議だなと思ったのがおばけとイカでした。
◆高学年グループ(4〜6年生)
・かっこよくて本物に(実物に)とても近い形で出来たのが良かったです。そういうのに触れた体験が良かったと思います。触ってよくわかったというのが、実際よく触れない、クジラやイルカなどのそういう海の中の生物でした。
・3Dプリンタという新しいマシンがあって、なんでも欲しいものがいろいろ手に入るみたいな感じになったのでそういうマシンが普及してほしいと思いました。
大きさとか細かさがあって結構、模型が複雑に作られていたのでびっくりしました。
・(3Dプリンタで作られたスカイツリー模型を触って)え、(スカイツリーは)こんな形なの!
副校長 星先生からのコメント
今まで言葉だけは知っていても、実際にはさわったことがないもの、危険で触れられなかったもの、大きすぎて触ることができなかった様々なものに触れられることができるようになったことは、盲学校教育としても大きな意義を持っていると思っています。またさわることだけではなく、自分の言ったものがその場で出力される“テクノロジー“にも児童たちは大きな興味を持っており、彼らの探究心を養うことにも役立っています。
日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」と「3Dプリンタ」が融合
盲学校で「さわれる検索」プロジェクトがスタート
プロジェクトサイト:http://sawareru.jp
Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、次世代インターネットサービスに関する新コンセプトモデル「さわれる検索」、ならびに新コンセプトを実際に具現化した「さわれる検索」プロジェクトを発表しました。
「さわれる検索」とは、これまでのインターネット利用のスタイルであった文字・音声入力によって情報を「見る」「聞く」ことから、情報を「さわる」ことに発展させたコンセプトモデルです。3Dデータベースと3Dプリンタを融合させることにより、音声入力によって認識されたキーワードを3Dプリンタからの出力によって実際の「立体物」を生成し、アウトプットするという仕組みになっています。
Yahoo! JAPANの広告全般を統括する部門であるマーケティングソリューションカンパニーは、広告領域において「アート&テクノロジー」を推進、新しい広告を積極的に提案しており、このコンセプトモデルを通じて、「インターネットを通して、ユーザーに立体イメージを届ける」という新しい広告表現の可能性を提示し、より良い広告の未来にチャレンジしていきたいと考え、今回の発表にいたりました。
また同時にYahoo! JAPANでは、「さわれる検索」プロジェクトとして、筑波大学附属視覚特別支援学校(盲学校)への導入を行います。9月4日(水)にはテスト導入として、実際に盲学校の生徒達へ向け「さわれる検索」プロジェクト特別授業を実施し、9月13日(金)まで学校内に試験的に設置しました。本格導入として、9月20日(金)〜10月18日(金)までの約1ヶ月間設置し、盲学校の生徒達に自由に体験いただきます。その後は有効利用していただける機関を選定し、「さわれる検索」マシンを寄贈する予定です。また、9月18日(水)〜19日(木)はデジタルマーケティングカンファレンス「アドテック東京」に出展し、一般の方々へ向けた公開も行います。
なお、本日よりプロジェクトサイトを開設し、企業や一般の方々から3Dデータを募集することによって、より多くの3Dデータを収集し「さわれる検索 」プロジェクト用として蓄積していきます。さらに、「さわれる検索」は3Dプリンタを持つ一般の方々へも一部データを期間限定で提供し、多くの方々へインターネットの未来に触れていただく機会もご提供します。
新コンセプトモデル詳細
<「さわれる検索」の仕組み>
「さわれる検索」とは、これまでのインターネット利用のスタイルであった文字・音声入力によって情報を「見る」「聞く」ことから、情報を「さわる」ことに発展させたコンセプトモデルです。3Dデータベースと3Dプリンタを融合させることにより、音声入力によって認識されたキーワードを3Dプリンタからの出力によって実際の「立体物」を生成し、アウトプットするという仕組みになっています。
<企業との連携(広告ビジネス展開案の例)>
現在、Yahoo! JAPANが提供する広告は、大きく二つに分けると、一定のスペースに画像や映像を用いて表示される「プレミアム広告」と、クリック課金型のテキスト・画像広告である「プロモーション広告」があります。
Yahoo! JAPANの広告全般を統括する部門であるマーケティングソリューションカンパニーは、このコンセプトモデルを通じて、新しい広告表現の可能性を提示し、より良い広告の未来にチャレンジしていきたいと考えています。
合わせて、企業向け説明サイトもご参照ください。URL:http://sawareru.jp/press/
「さわれる検索」プロジェクトの概要
<「さわれる検索」プロジェクトについて>
◆実施期間 : 9月20日(金)〜10月18日(金) *本格導入
<テスト導入は9月4日(水)〜9月13日(金)>
◆実施場所 : 筑波大学附属視覚特別支援学校
◆対象児童 : 小学部1〜3年生(低学年グループ 全14名)、4〜6年生(高学年グループ 全16名)、幼稚部 2名
目的/背景
情報技術で人々や社会の課題を解決する「課題解決エンジン」をミッションとして掲げるYahoo! JAPANは、「さわれる検索」マシンを、「さわる」ことを最も必要とされる人に使っていただこうと考えました。
「さわる」ことを最も必要としている人とは、視覚障害をもつ子どもたちです。視覚障害をもつ方々は、「形」を認識することを、「さわる」ことを通して行います。このような理由から、この「さわれる検索」を盲学校教育の一部に役立てていただこうと考え、「さわれる検索」プロジェクトを立ち上げました。
概要
視覚障害をもつ子どもたちが、筑波大学附属視覚特別支援学校にある「さわれる検索」マシンで日々「さわる」体験ができます。子どもたちがさわりたい物の3Dデータがない場合は、プロジェクトサイト上に掲載され、企業や一般の方々から3Dデータを募集します。「さわれる検索」は、みんなの力で盲学校の子どもたちの「さわれる」体験を実現するプロジェクトです。
プロジェクトサイトについて サイトURL:http://sawareru.jp
プロジェクトサイト内では、筑波大学附属視覚特別支援学校にある「さわれる検索」マシンを通じて、生徒たちがどのような「さわれる」体験を行ったかを随時レポートしていきます。メインコンテンツとしては、「さわれる検索」で
1.出力し実際に既に『さわった』
2.出力することができる『さわれる』
3.音声検索をしたがまだデータが存在しなかった『さわりたい』
の3つにカテゴライズされています。
プロジェクトサイトでは、盲学校の生徒達が『さわりたいもの』を中心に、企業や一般の方々から3Dデータの募集を行い(※)、お持ちの3Dデータをアップロード(協賛)して頂くことによって、より多くの3Dデータのご提供を盲学校へ行うことが可能となります。
また、3Dデータの一部は、一般の方々もダウンロード可能です。
※「Links for Good」というYahoo! JAPANの社会貢献支援のためのプラットフォームを活用して、より多くの3Dデータを集められるよう告知を行います。
「Links for Good」詳細は下記Webサイトをご覧ください。
http://linksforgood.yahoo.co.jp/
3Dデータ協賛企業 (2013年9月17日 現在)
「さわれる検索」プロジェクトは、お金ではなく、3Dデータの協賛という新しい協賛のスタイルにチャレンジしております。
*日産自動車株式会社:セレナのモデルデータ提供
*東武タワースカイツリー株式会社:東京スカイツリーのモデルデータ提供
*株式会社アマナイメージズ:複数のモデルデータ提供
<「さわれる検索」プロジェクト特別授業レポート>
筑波大学附属視覚特別支援学校の生徒達に「さわれる検索」マシンをお披露目した9月4日(水)に、マシンの説明や、実際に自分が検索したモノを3Dプリンタを通じてその場で出力される体験、そして様々な出力した模型に触れてもらう授業を実施しました。
授業の内容は以下の通りです。
1. Yahoo! JAPAN 担当者による挨拶
2. 「さわれる検索」体験
・「さわれる検索」マシンの技術、仕組みについての説明。
・数名が「さわれる検索」マシンの使い方と簡単な出力(丸、三角、四角など)を体験。
・各学年ごとに事前に決めておいた出力したいものを「さわれる検索」マシンで出力。
3. 「さわって当てよう!クイズ」
・グループに分かれて、 「さわれる検索」マシンで出力した模型を当てるクイズを実施。
※低学年グループ(1〜3年生)と高学年グループ(4〜6年生)に分かれて約90分間実施。
※幼稚部は「さわって当てよう!クイズ」のみ実施。
子ども達の感想(抜粋)
◆低学年グループ(1〜3年生)
・(授業を終えた感想は?)今日、Yahoo!で一番楽しかったことは、マシンでいろいろなものを作れたことです。この 学校にマシンが1ヶ月あると聞いて、僕は嬉しいです。またいっぱい遊びたいです。
・(どれが一番触って嬉しかった?)触り心地がすごく不思議だなと思ったのがおばけとイカでした。
◆高学年グループ(4〜6年生)
・かっこよくて本物に(実物に)とても近い形で出来たのが良かったです。そういうのに触れた体験が良かったと思います。触ってよくわかったというのが、実際よく触れない、クジラやイルカなどのそういう海の中の生物でした。
・3Dプリンタという新しいマシンがあって、なんでも欲しいものがいろいろ手に入るみたいな感じになったのでそういうマシンが普及してほしいと思いました。
大きさとか細かさがあって結構、模型が複雑に作られていたのでびっくりしました。
・(3Dプリンタで作られたスカイツリー模型を触って)え、(スカイツリーは)こんな形なの!
副校長 星先生からのコメント
今まで言葉だけは知っていても、実際にはさわったことがないもの、危険で触れられなかったもの、大きすぎて触ることができなかった様々なものに触れられることができるようになったことは、盲学校教育としても大きな意義を持っていると思っています。またさわることだけではなく、自分の言ったものがその場で出力される“テクノロジー“にも児童たちは大きな興味を持っており、彼らの探究心を養うことにも役立っています。