住宅メーカー9社による住宅購入に関する共同意識調査
[13/09/24]
提供元:PRTIMES
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“デフレ世代”は将来不安から堅実でリアリズム志向 一方、“バブル世代”はポジティブ志向
子育て目的での家購入が多いと思われがちだが、“デフレ世代”の45%が
「子どもがいなくても家を建てた」と、家を“資産”視する傾向
就職氷河期後半2000〜2005年入社世代を「デフレ世代」(30〜34歳)、バブル景気1986〜1991年の売り手市場時の入社世代を「バブル世代」(45〜49歳)と設定
住宅メーカー9社(※)が共同で住宅購入に関する有益な情報提供などを行うイエノミカタプロジェクト(URL http://ienomikata.com/)は、過去5年以内に自社(※と同様)で戸建て住宅を購入した人を対象に「住宅購入に関する意識調査」を実施しました。この調査は、今後住宅購入を検討する人にとって購入の参考となる情報を提供することで、住宅購入における不安や悩みを解消し、家づくりを楽しく行えるようにすることを目的として行ったものです。
1.住宅購入の“デフレ世代”は将来不安から堅実でリアリズム志向で家を“資産”視
子どもへの愛情を見せる半面、実は約45%が「子どもがいなくても建てた」と回答
<“デフレ世代”の傾向とは>
●約8割が「将来不安」を感じ、半数以上が「住生活の安定」を目的に住宅購入(P2参照)
●「ライフプラン作成率」や「FP相談率」など“バブル世代”より高く、計画的(P3参照)
●「将来、子どもと同居したい」と、子どもへの愛情を見せる一方で、実は、「子どもがいなくても家を
建てた」人は4割以上と“バブル世代”より19ptも高い。また、家を“資産”として見る傾向(P3参照)
2.どの世代も変化より安定を求め、“確実性”の高いものに投資(P4〜5参照)
●最近5年以内に「平均114万円」もの自分のためのものを節約
●5割以上が「大切なもののみ」にお金を使い、目的指向が明確である傾向
― 調査概要 ―
調査対象 : 全国の過去5年以内に住宅メーカー9社(※)で家を購入した経験がある
男性・女性 有効回答数450名
(30〜34歳83名、35〜39歳155名、40〜44歳127名、45〜49歳85名)
調査期間 : 2013年6月29日(土)〜30日(日)
調査手法 : インターネットリサーチ(楽天リサーチパネル)
※・・・旭化成ホームズ株式会社(へーベルハウス)、住友林業株式会社、積水化学工業株式会社(セキスイハイム)、大和ハウス工業株式会社、
トヨタホーム株式会社、パナホーム株式会社、ミサワホーム株式会社、三井ホーム株式会社、株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム、
1.住宅購入の“デフレ世代”は将来不安から堅実でリアリズム志向で家を“資産”視
子どもへの愛情を見せる半面、約45%が「子どもがいなくても建てた」と回答
◆“デフレ世代”の約8割が「将来不安」を感じ、半数以上が「住生活の安定」を目的に住宅購入
「Q1.将来に対する不安はありますか」という問いに対して、「すごくある」と答えた人が31.8%、「どちらかといえばある」と答えた人は44.9%で、合わせて76.7%という結果が得られ、住宅購入者のほとんどが将来に対して何らかの不安があることがわかりました。年代別に回答を見ると、30代前半の“デフレ世代”の42.2%が将来に対する不安を「すごく感じる」と回答したのに対して、40代後半の“バブル世代”は「すごく不安に感じる」と回答した人が30.6%と低い結果となりました。
また、「Q.2家を建てた目的は何ですか」という問いに対して、全体のうち、「子どもをのびのび育てたい」35.6%、「賃料がもったいないから」30.9%の2つを大きく上回り、「住生活の安定」と答えた人が50.7%と最多となりました。特に“デフレ世代”は53.0%が「住生活の安定」、44.6%が「子どもをのびのび育てたい」と回答しており、バブル世代の「住生活の安定」45.9%、「子どもをのびのび育てたい」27.1%と比較すると安定志向が高い結果になりました。
Q1, 将来に対する不安はありますか(有効回答数、左から全体n=450、30〜34歳n=83、45〜49歳n=85、単位%)
Q2, 家を建てた目的は何ですか。(複数回答/有効回答数、全体n=450、30〜34歳n=83、45〜49歳n=85、単位%)
◆「ライフプラン作成率」や「FP相談率」など“バブル世代”より高く、計画的
Q3, ライフプラン作成に関しては全体では、「ライフプランを作成した」14.7%、「ざっくり考えた」53.3%と合計68%が「なにかしらライフプランを立てた」ことがわかったほか、“デフレ世代”では71.1%、“バブル世代”で61.2%と“デフレ世代”が9.9pt高い傾向が出ています。“デフレ世代”の「ライフプランを作成した」と回答した人のうち73.3%が「FP(フィナンシャルプランナー)に相談」し、具体的にライフプランを作成しているのに対して、 “バブル世代”で「FPに相談した」と回答した人は44.3%に留まり、その差30ptという結果となりました。
Q3, 家を建築する際にライフプランを作成しましたか。(有効回答数、左からn=450、 83、85、単位%)
Q4, ライフプランを立てる際、誰かに相談しましたか。
(複数回答/有効回答数、全体n=66、30〜34歳n=15、45〜49歳n=9、単位%)
◆「将来、子どもと同居したい」と子どもへの愛情を見せる一方で、「子どもがいなくても家を建てた」人は
4割以上と“バブル世代”より19ptも高い。また、家を“資産”として見る傾向
「Q5,将来、子どもと同居したいか」との質問に対しては、“デフレ世代”は「同居したい」「子どもが望めばしたい」と回答した人が61.4%と“バブル世代”の55.3%を6.1pt上回るなど、子どもへの愛情が強くでた結果になりました。
また、「Q6,今の家にずっと暮らしたいですか」という問いに対して、全体では62.4%が「一生暮らしたい」と回答し、15.8%が、「子どもが自立するまで暮らしたい」と回答しており、住宅に対する価値観として、一生のお買いものとして、家を大切なものとして扱っている傾向が見られました。
Q5, 将来子どもと同居したいですか。(下図左)
(有効回答数、左からn=450、83、85、単位%)
Q6, 今の家にずっと暮らしたいですか。(下図右)
(有効回答数、左からn=450、83、85、単位%)
一方で、「Q7,子どもがいなかった場合でも家を建てましたか」という問いに対して、全体の33.0%、特に“デフレ世代”の45.0%が「子どもの有無に関係なく家を購入した」と回答し、“バブル世代”25.7%を19.3ptも上回る結果となり、家を購入するのは子育て目的という一般的な認識との相違も見てとれます。
また、「Q8.家は資産だと思いますか」という問いに対して、56.7%が「家は資産である」と回答。また、“デフレ世代”62.7%、“バブル世代”52.9%が「家は資産だと思う」と回答し、“デフレ世代”は家をより資産としてみていることがわかります。
Q7, 子どもがいなかった場合でも家を建てていますか(下図左)
(有効回答数、左からn=361、60、74、単位%)
Q8, 家は資産になると思いますか(下図右)
(有効回答数、左からn=450、83、85、単位%)
◆Q1,〜Q8, 分析結果
このことから、“デフレ世代(30〜34歳)”は、“バブル世代(45〜49歳)”に比べて、将来に対する不安が多いが、ライフプランを作成するなど、住宅購入に対し堅実的でリアリズム志向の考え方をしていることが判明しました。そのため子どもへの愛情を見せる一方で、一般的には子育て目的が多いと思われがちですが、実は「子どもがいなくても家を建てた」と家を資産として視る傾向もありました。
2.どの世代も変化より安定を求め、“確実性”の高いものに投資
◆最近5年以内に「平均114万円」もの自分のためのものを節約
Q9, 最近5年以内に我慢した自分のための高価な買い物について聞いてみたところ、「家電製品」が最も多く28.7%でした。次いで、「自動車」が多く、25.6%を占めました。また、我慢した金額について聞いたところ、「平均114万円」の買い物を我慢しているという結果が得られました。
Q9, 最近5年以内に我慢した自分のための買い物(複数回答/有効回答数n=450、単位%)
上述した金額に関して、【フィナンシャルプランナー 角田圭子氏】に取材をしたところ、「家計の見直しを行うことにより、保険料、携帯電話やスマートフォンの付加サービス、使用していないクレジットカードの年会費、使途不明金など、削減可能な支出があるはずです。5年間で100万円以上の不要な支出を抑え、家電製品、自動車も購入のサイクルを長くすることで、我慢していたものも、購入可能となるのではないでしょうか。」とアドバイスをいただきました。
※角田圭子氏・・・角田圭子税理士事務所代表。ファイナンシャルプランナー(CFP)。税理士、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイサーとして、一般消費者向けセミナー講師、日本FP協会広報センター(女性相談員第1号)・住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)住情報相談センター・区役所税務相談他公的機関の相談員を経験。
◆5割以上が「大切なもののみ」にお金を使い、目的指向が明確である傾向
「Q.10 あなたの生活観としてふさわしいものをお選びください」という問いに対して、全体では「大切なものにのみお金を使う」15.3%、「どちらかというと大切なものにお金を使う」35.8%を合わせて51.1%が大切なものにお金を使うと回答しました。
さらに年代別にみると、“デフレ世代”の20.5%が、「大切なもののみにお金を使う」との回答が最も高く、大切なもののために準備を行っていることが予想されます。
また、「Q.11仕事と家族どちらを優先しますか」という問いに対して、「断然家族」39.1%、「やや家族」38.1%と合わせて77.2%の人が家族優先であると考えていることがわかりました。
Q10, あなたの生活観として当てはまるものをお選び下さい。
(有効回答数、全体n=450、30〜34歳n=83、45〜49歳n=85、単位%)
Q11, 仕事と家族どちらを優先しますか(有効回答数、n=450、単位%)
【参 考】
イエノミカタとは(サイトURL http://ienomikata.com/ )
『イエノミカタ』は、住宅メーカー9社(※)の集まりです。家に対する価値観は時代の変化と共に、エネルギー問題や、自然災害の備え、多様化する家族構成などについて大きく変化をしています。『イエノミカタ』は、住宅メーカー各社が長年培ったノウハウを共通のサイト上に展開することで、これから家を建てようという初期ユーザーに対して家づくりにおける「見かた」のコツをお伝えし、いい家を建てるための強力な「味方」でありたいという各社の思いを具現化したものです。
※・・・旭化成ホームズ株式会社(へーベルハウス)、住友林業株式会社、積水化学工業株式会社(セキスイハイム)、大和ハウス工業株式会社、
トヨタホーム株式会社、パナホーム株式会社、ミサワホーム株式会社、三井ホーム株式会社、株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム、
子育て目的での家購入が多いと思われがちだが、“デフレ世代”の45%が
「子どもがいなくても家を建てた」と、家を“資産”視する傾向
就職氷河期後半2000〜2005年入社世代を「デフレ世代」(30〜34歳)、バブル景気1986〜1991年の売り手市場時の入社世代を「バブル世代」(45〜49歳)と設定
住宅メーカー9社(※)が共同で住宅購入に関する有益な情報提供などを行うイエノミカタプロジェクト(URL http://ienomikata.com/)は、過去5年以内に自社(※と同様)で戸建て住宅を購入した人を対象に「住宅購入に関する意識調査」を実施しました。この調査は、今後住宅購入を検討する人にとって購入の参考となる情報を提供することで、住宅購入における不安や悩みを解消し、家づくりを楽しく行えるようにすることを目的として行ったものです。
1.住宅購入の“デフレ世代”は将来不安から堅実でリアリズム志向で家を“資産”視
子どもへの愛情を見せる半面、実は約45%が「子どもがいなくても建てた」と回答
<“デフレ世代”の傾向とは>
●約8割が「将来不安」を感じ、半数以上が「住生活の安定」を目的に住宅購入(P2参照)
●「ライフプラン作成率」や「FP相談率」など“バブル世代”より高く、計画的(P3参照)
●「将来、子どもと同居したい」と、子どもへの愛情を見せる一方で、実は、「子どもがいなくても家を
建てた」人は4割以上と“バブル世代”より19ptも高い。また、家を“資産”として見る傾向(P3参照)
2.どの世代も変化より安定を求め、“確実性”の高いものに投資(P4〜5参照)
●最近5年以内に「平均114万円」もの自分のためのものを節約
●5割以上が「大切なもののみ」にお金を使い、目的指向が明確である傾向
― 調査概要 ―
調査対象 : 全国の過去5年以内に住宅メーカー9社(※)で家を購入した経験がある
男性・女性 有効回答数450名
(30〜34歳83名、35〜39歳155名、40〜44歳127名、45〜49歳85名)
調査期間 : 2013年6月29日(土)〜30日(日)
調査手法 : インターネットリサーチ(楽天リサーチパネル)
※・・・旭化成ホームズ株式会社(へーベルハウス)、住友林業株式会社、積水化学工業株式会社(セキスイハイム)、大和ハウス工業株式会社、
トヨタホーム株式会社、パナホーム株式会社、ミサワホーム株式会社、三井ホーム株式会社、株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム、
1.住宅購入の“デフレ世代”は将来不安から堅実でリアリズム志向で家を“資産”視
子どもへの愛情を見せる半面、約45%が「子どもがいなくても建てた」と回答
◆“デフレ世代”の約8割が「将来不安」を感じ、半数以上が「住生活の安定」を目的に住宅購入
「Q1.将来に対する不安はありますか」という問いに対して、「すごくある」と答えた人が31.8%、「どちらかといえばある」と答えた人は44.9%で、合わせて76.7%という結果が得られ、住宅購入者のほとんどが将来に対して何らかの不安があることがわかりました。年代別に回答を見ると、30代前半の“デフレ世代”の42.2%が将来に対する不安を「すごく感じる」と回答したのに対して、40代後半の“バブル世代”は「すごく不安に感じる」と回答した人が30.6%と低い結果となりました。
また、「Q.2家を建てた目的は何ですか」という問いに対して、全体のうち、「子どもをのびのび育てたい」35.6%、「賃料がもったいないから」30.9%の2つを大きく上回り、「住生活の安定」と答えた人が50.7%と最多となりました。特に“デフレ世代”は53.0%が「住生活の安定」、44.6%が「子どもをのびのび育てたい」と回答しており、バブル世代の「住生活の安定」45.9%、「子どもをのびのび育てたい」27.1%と比較すると安定志向が高い結果になりました。
Q1, 将来に対する不安はありますか(有効回答数、左から全体n=450、30〜34歳n=83、45〜49歳n=85、単位%)
Q2, 家を建てた目的は何ですか。(複数回答/有効回答数、全体n=450、30〜34歳n=83、45〜49歳n=85、単位%)
◆「ライフプラン作成率」や「FP相談率」など“バブル世代”より高く、計画的
Q3, ライフプラン作成に関しては全体では、「ライフプランを作成した」14.7%、「ざっくり考えた」53.3%と合計68%が「なにかしらライフプランを立てた」ことがわかったほか、“デフレ世代”では71.1%、“バブル世代”で61.2%と“デフレ世代”が9.9pt高い傾向が出ています。“デフレ世代”の「ライフプランを作成した」と回答した人のうち73.3%が「FP(フィナンシャルプランナー)に相談」し、具体的にライフプランを作成しているのに対して、 “バブル世代”で「FPに相談した」と回答した人は44.3%に留まり、その差30ptという結果となりました。
Q3, 家を建築する際にライフプランを作成しましたか。(有効回答数、左からn=450、 83、85、単位%)
Q4, ライフプランを立てる際、誰かに相談しましたか。
(複数回答/有効回答数、全体n=66、30〜34歳n=15、45〜49歳n=9、単位%)
◆「将来、子どもと同居したい」と子どもへの愛情を見せる一方で、「子どもがいなくても家を建てた」人は
4割以上と“バブル世代”より19ptも高い。また、家を“資産”として見る傾向
「Q5,将来、子どもと同居したいか」との質問に対しては、“デフレ世代”は「同居したい」「子どもが望めばしたい」と回答した人が61.4%と“バブル世代”の55.3%を6.1pt上回るなど、子どもへの愛情が強くでた結果になりました。
また、「Q6,今の家にずっと暮らしたいですか」という問いに対して、全体では62.4%が「一生暮らしたい」と回答し、15.8%が、「子どもが自立するまで暮らしたい」と回答しており、住宅に対する価値観として、一生のお買いものとして、家を大切なものとして扱っている傾向が見られました。
Q5, 将来子どもと同居したいですか。(下図左)
(有効回答数、左からn=450、83、85、単位%)
Q6, 今の家にずっと暮らしたいですか。(下図右)
(有効回答数、左からn=450、83、85、単位%)
一方で、「Q7,子どもがいなかった場合でも家を建てましたか」という問いに対して、全体の33.0%、特に“デフレ世代”の45.0%が「子どもの有無に関係なく家を購入した」と回答し、“バブル世代”25.7%を19.3ptも上回る結果となり、家を購入するのは子育て目的という一般的な認識との相違も見てとれます。
また、「Q8.家は資産だと思いますか」という問いに対して、56.7%が「家は資産である」と回答。また、“デフレ世代”62.7%、“バブル世代”52.9%が「家は資産だと思う」と回答し、“デフレ世代”は家をより資産としてみていることがわかります。
Q7, 子どもがいなかった場合でも家を建てていますか(下図左)
(有効回答数、左からn=361、60、74、単位%)
Q8, 家は資産になると思いますか(下図右)
(有効回答数、左からn=450、83、85、単位%)
◆Q1,〜Q8, 分析結果
このことから、“デフレ世代(30〜34歳)”は、“バブル世代(45〜49歳)”に比べて、将来に対する不安が多いが、ライフプランを作成するなど、住宅購入に対し堅実的でリアリズム志向の考え方をしていることが判明しました。そのため子どもへの愛情を見せる一方で、一般的には子育て目的が多いと思われがちですが、実は「子どもがいなくても家を建てた」と家を資産として視る傾向もありました。
2.どの世代も変化より安定を求め、“確実性”の高いものに投資
◆最近5年以内に「平均114万円」もの自分のためのものを節約
Q9, 最近5年以内に我慢した自分のための高価な買い物について聞いてみたところ、「家電製品」が最も多く28.7%でした。次いで、「自動車」が多く、25.6%を占めました。また、我慢した金額について聞いたところ、「平均114万円」の買い物を我慢しているという結果が得られました。
Q9, 最近5年以内に我慢した自分のための買い物(複数回答/有効回答数n=450、単位%)
上述した金額に関して、【フィナンシャルプランナー 角田圭子氏】に取材をしたところ、「家計の見直しを行うことにより、保険料、携帯電話やスマートフォンの付加サービス、使用していないクレジットカードの年会費、使途不明金など、削減可能な支出があるはずです。5年間で100万円以上の不要な支出を抑え、家電製品、自動車も購入のサイクルを長くすることで、我慢していたものも、購入可能となるのではないでしょうか。」とアドバイスをいただきました。
※角田圭子氏・・・角田圭子税理士事務所代表。ファイナンシャルプランナー(CFP)。税理士、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイサーとして、一般消費者向けセミナー講師、日本FP協会広報センター(女性相談員第1号)・住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)住情報相談センター・区役所税務相談他公的機関の相談員を経験。
◆5割以上が「大切なもののみ」にお金を使い、目的指向が明確である傾向
「Q.10 あなたの生活観としてふさわしいものをお選びください」という問いに対して、全体では「大切なものにのみお金を使う」15.3%、「どちらかというと大切なものにお金を使う」35.8%を合わせて51.1%が大切なものにお金を使うと回答しました。
さらに年代別にみると、“デフレ世代”の20.5%が、「大切なもののみにお金を使う」との回答が最も高く、大切なもののために準備を行っていることが予想されます。
また、「Q.11仕事と家族どちらを優先しますか」という問いに対して、「断然家族」39.1%、「やや家族」38.1%と合わせて77.2%の人が家族優先であると考えていることがわかりました。
Q10, あなたの生活観として当てはまるものをお選び下さい。
(有効回答数、全体n=450、30〜34歳n=83、45〜49歳n=85、単位%)
Q11, 仕事と家族どちらを優先しますか(有効回答数、n=450、単位%)
【参 考】
イエノミカタとは(サイトURL http://ienomikata.com/ )
『イエノミカタ』は、住宅メーカー9社(※)の集まりです。家に対する価値観は時代の変化と共に、エネルギー問題や、自然災害の備え、多様化する家族構成などについて大きく変化をしています。『イエノミカタ』は、住宅メーカー各社が長年培ったノウハウを共通のサイト上に展開することで、これから家を建てようという初期ユーザーに対して家づくりにおける「見かた」のコツをお伝えし、いい家を建てるための強力な「味方」でありたいという各社の思いを具現化したものです。
※・・・旭化成ホームズ株式会社(へーベルハウス)、住友林業株式会社、積水化学工業株式会社(セキスイハイム)、大和ハウス工業株式会社、
トヨタホーム株式会社、パナホーム株式会社、ミサワホーム株式会社、三井ホーム株式会社、株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム、