約4人に1人がインターネット詐欺被害が身近に発生し 40%は金銭被害、中には100万円以上の被害があるも、意識レベルはまだまだ低い結果に
[13/10/15]
提供元:PRTIMES
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〜インターネット詐欺リポート9月度〜
ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社(本社:東京都港区、社長:溝口 泰雄、以下「BBソフトサービス」)は、2013年9月度のインターネット詐欺リポートを発表します。このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威とネット詐欺に対する注意喚起を目的として、BBソフトサービスの「Internet SagiWall(R)(インターネットサギウォール)」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果と、インターネット利用者の意識調査の結果を報告するものです。
■ネット詐欺サイトの検知数(2013年9月度)
「Internet SagiWall(R)」による9月度の調査では、インターネット詐欺サイトの検知数は66万7,847件で、前月と比べて4.9%増加しました。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイト98.2%(前月比0.5ポイント減)、フィッシング詐欺サイト0.8%(前月比0.1ポイント増)、マルウエア感染サイト0.3%(前月比変わらず)、ボーガスウエア配布サイト0.2%(前月比変わらず)、ぜい弱性悪用サイト0.5%(前月比0.4ポイント増)を検知しました。
OSごとのネット詐欺種類別検知率は、前月に引き続きワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合が最も多い状況です。9月度はAndroid(TM) 、Windows(R)搭載端末で、サイトのぜい弱性をついた悪用サイトの検知率が増加しました。
■OSごとのネット詐欺種類検知率(Windows/Android/iOS)
ワンクリック・不当請求詐欺サイト 72.62%/99.35%/95.83%
フィッシング詐欺サイト 14.73%/0.20%/4.08%
マルウエア感染サイト 6.59%/0.03%/0.00%
ボーガスウエア配布サイト 1.96%/0.11%/0.00%
脆弱性悪用サイト 4.10%/0.31%/0.09%
■インターネット詐欺に関する調査の実施結果
BBソフトサービスでは、20歳〜60歳代の全国の男女を対象に、一般のインターネット利用者のインターネット詐欺に関する意識や遭遇状況、実際の被害状況について調査(調査期間:2013年9月17日〜9月19日)を実施し、671名の回答を得ました。
調査結果概要
・約10人に1人がインターネット詐欺に遭遇したことがあると回答。
・インターネット詐欺に遭遇したことがある人の約40%が金銭被害にあったと回答。
最高被害金額が100万円以上の人も。
・約7割の人がインターネット詐欺に引っ掛からないと思っていると回答。
・ユーザーが最も重視するのは『フィッシング詐欺』からの防御
■インターネット詐欺への遭遇率
「フィッシング詐欺や不当請求などのフィッシング詐欺に遭遇したことはありますか?」との質問に、自分自身があると答えた方は12.8%と10人に1人以上が遭遇したことがあるという結果になりました。家族や友人があると答えた人を含めると24.6%となり、約4人に1人が、インターネット詐欺が身近に発生したという結果となりました。2012年度のIPA調査によるとウイルスとの遭遇率は約12%(※)であり、インターネット詐欺がウイルスと肩を並べる程に顕在化した脅威となっている現実が明らかになりました。(※IPA 2012年度情報セキュリティの脅威に対する意識調査)
■“出会い系” “アダルト”以外にも広がりをみせるインターネット詐欺サイト
インターネット詐欺に遭遇した場所は、ブログやSNS、金融系サイト、ECサイト、ポータルサイトなどを合計すると、アダルトサイトに次ぐ件数になっており、一般に広く利用されて生活に密着したサイトを模した詐欺サイトが、多数出現している実態が判明いたしました。犯罪者の手口は、一般に危険だと思われていないカテゴリーの偽サイトを作る手法にも手を広げ、IDやパスワードの盗難、金銭の搾取を行っているものと考えられます。
■インターネット詐欺の金銭被害の実態
自分自身が詐欺被害にあった方に「インターネット詐欺に遭遇した際の最高被害金額はいくらでしたか?」と質問したところ、約40%(※)が金銭被害にあったことがあると判明しました。被害金額は10万円未満がほとんどを占めていますが、10万円以上の高額被害が3.5%、被害額100万以上のケースもありました。全体的には100人あたり5.2人と、金銭被害が思いのほか進んでいる実態が明らかとなりました。※「答えたくない/わからない」という回答も金銭被害者に含む
■インターネット詐欺への関心
インターネット詐欺ニュースが急増している昨今、「インターネット詐欺のニュースをみてどのように思いますか?」との質問に、『自分はひっかからないと思う』と答えたのは約7割以上(70.5%)となりました。さらに、「今後インターネット詐欺対策を強化しようと考えていますか?」との質問には、半数以上(52.6%)の人が考えていないと回答し、インターネット詐欺への意識の低さが顕れました。日ごろの防犯意識が低い人こそ犯罪者の格好の標的となるため、より一層の啓発が必要であると考えられます。
■ユーザーが最も重視するのは『フィッシング詐欺』からの防御
「有料でも利用したいインターネット詐欺対策可能なソフトはどれですか?」との質問に、ユーザーが最も重視したのは『フィッシング詐欺(ID・パスワードを盗む)サイトから守ってくれる』ソフト、次に『ウイルスに感染させるサイトから守ってくれる』ソフトという結果になりました。金銭搾取による被害拡大によって、フィッシング詐欺やIDパスワードを盗むマルウェアに感染させるサイトなどへの関心が高まっていると考えられます。その一方で、目視で判断しやすい偽ブランド品販売や不当請求などの詐欺については、ニーズが低い結果となりました。
■「Internet SagiWall(R)」について(http://www.sagiwall.jp)
「Internet SagiWall(R)」は、ウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの“コンテンツを解析”し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出します。悪意のあるコンテンツを検出した場合、そのサイトへのアクセスをブロックして脅威からユーザーを守るウェブブラウザー専用のセキュリティー対策ソフトウエアです。Windows(R)やAndroid(TM)搭載端末向けには組み込み型の「Internet SagiWall(R)」を提供しており、iPhoneやWindows(R) 8 Modern UI 搭載端末向けには「Internet SagiWall(R)」をバックグラウンドエンジンとして使用しているウェブブラウザー「あんしんWeb by Internet SagiWall(R)」を提供しています。この方式で、ウイルス対策ソフトウエアをすり抜けてきたブラウザー経由の脅威を検出し、日々進化する脅威に対応します。
<インターネット詐欺とは?>
インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称で、他のWebサイトを装い個人情報を騙し取るフィッシング詐欺や、加入に同意していない有料会員登録の代金を請求するワンクリ詐欺(ワンクリック詐欺)、ネットショッピングで代金未払いや商品未発送により金品を不正に得る詐欺などがあります。これらはコンピューターウィルスを使わない場合も多く、一般的なセキュリティ対策ソフトでは検知することが困難な状況です。
<会社概要>
社名: BBソフトサービス株式会社
所在地: 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス
代表者: 代表取締役社長 溝口 泰雄
設立日: 2006年1月17日
株主: ソフトバンクBB株式会社 100%
事業内容: ブロードバンドを利用したコンシューマー・SOHO用アプリケーションサービス、
およびオリジナルアプリケーションサービスの企画・開発・販売・運営
URL: http://www.bbss.co.jp/
・ iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
・ iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
・ Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
・ Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
・ その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
・ このプレスリリースに記載されている内容、製品・サービスの価格、仕様、お問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更する場合があります。
ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社(本社:東京都港区、社長:溝口 泰雄、以下「BBソフトサービス」)は、2013年9月度のインターネット詐欺リポートを発表します。このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威とネット詐欺に対する注意喚起を目的として、BBソフトサービスの「Internet SagiWall(R)(インターネットサギウォール)」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果と、インターネット利用者の意識調査の結果を報告するものです。
■ネット詐欺サイトの検知数(2013年9月度)
「Internet SagiWall(R)」による9月度の調査では、インターネット詐欺サイトの検知数は66万7,847件で、前月と比べて4.9%増加しました。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイト98.2%(前月比0.5ポイント減)、フィッシング詐欺サイト0.8%(前月比0.1ポイント増)、マルウエア感染サイト0.3%(前月比変わらず)、ボーガスウエア配布サイト0.2%(前月比変わらず)、ぜい弱性悪用サイト0.5%(前月比0.4ポイント増)を検知しました。
OSごとのネット詐欺種類別検知率は、前月に引き続きワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合が最も多い状況です。9月度はAndroid(TM) 、Windows(R)搭載端末で、サイトのぜい弱性をついた悪用サイトの検知率が増加しました。
■OSごとのネット詐欺種類検知率(Windows/Android/iOS)
ワンクリック・不当請求詐欺サイト 72.62%/99.35%/95.83%
フィッシング詐欺サイト 14.73%/0.20%/4.08%
マルウエア感染サイト 6.59%/0.03%/0.00%
ボーガスウエア配布サイト 1.96%/0.11%/0.00%
脆弱性悪用サイト 4.10%/0.31%/0.09%
■インターネット詐欺に関する調査の実施結果
BBソフトサービスでは、20歳〜60歳代の全国の男女を対象に、一般のインターネット利用者のインターネット詐欺に関する意識や遭遇状況、実際の被害状況について調査(調査期間:2013年9月17日〜9月19日)を実施し、671名の回答を得ました。
調査結果概要
・約10人に1人がインターネット詐欺に遭遇したことがあると回答。
・インターネット詐欺に遭遇したことがある人の約40%が金銭被害にあったと回答。
最高被害金額が100万円以上の人も。
・約7割の人がインターネット詐欺に引っ掛からないと思っていると回答。
・ユーザーが最も重視するのは『フィッシング詐欺』からの防御
■インターネット詐欺への遭遇率
「フィッシング詐欺や不当請求などのフィッシング詐欺に遭遇したことはありますか?」との質問に、自分自身があると答えた方は12.8%と10人に1人以上が遭遇したことがあるという結果になりました。家族や友人があると答えた人を含めると24.6%となり、約4人に1人が、インターネット詐欺が身近に発生したという結果となりました。2012年度のIPA調査によるとウイルスとの遭遇率は約12%(※)であり、インターネット詐欺がウイルスと肩を並べる程に顕在化した脅威となっている現実が明らかになりました。(※IPA 2012年度情報セキュリティの脅威に対する意識調査)
■“出会い系” “アダルト”以外にも広がりをみせるインターネット詐欺サイト
インターネット詐欺に遭遇した場所は、ブログやSNS、金融系サイト、ECサイト、ポータルサイトなどを合計すると、アダルトサイトに次ぐ件数になっており、一般に広く利用されて生活に密着したサイトを模した詐欺サイトが、多数出現している実態が判明いたしました。犯罪者の手口は、一般に危険だと思われていないカテゴリーの偽サイトを作る手法にも手を広げ、IDやパスワードの盗難、金銭の搾取を行っているものと考えられます。
■インターネット詐欺の金銭被害の実態
自分自身が詐欺被害にあった方に「インターネット詐欺に遭遇した際の最高被害金額はいくらでしたか?」と質問したところ、約40%(※)が金銭被害にあったことがあると判明しました。被害金額は10万円未満がほとんどを占めていますが、10万円以上の高額被害が3.5%、被害額100万以上のケースもありました。全体的には100人あたり5.2人と、金銭被害が思いのほか進んでいる実態が明らかとなりました。※「答えたくない/わからない」という回答も金銭被害者に含む
■インターネット詐欺への関心
インターネット詐欺ニュースが急増している昨今、「インターネット詐欺のニュースをみてどのように思いますか?」との質問に、『自分はひっかからないと思う』と答えたのは約7割以上(70.5%)となりました。さらに、「今後インターネット詐欺対策を強化しようと考えていますか?」との質問には、半数以上(52.6%)の人が考えていないと回答し、インターネット詐欺への意識の低さが顕れました。日ごろの防犯意識が低い人こそ犯罪者の格好の標的となるため、より一層の啓発が必要であると考えられます。
■ユーザーが最も重視するのは『フィッシング詐欺』からの防御
「有料でも利用したいインターネット詐欺対策可能なソフトはどれですか?」との質問に、ユーザーが最も重視したのは『フィッシング詐欺(ID・パスワードを盗む)サイトから守ってくれる』ソフト、次に『ウイルスに感染させるサイトから守ってくれる』ソフトという結果になりました。金銭搾取による被害拡大によって、フィッシング詐欺やIDパスワードを盗むマルウェアに感染させるサイトなどへの関心が高まっていると考えられます。その一方で、目視で判断しやすい偽ブランド品販売や不当請求などの詐欺については、ニーズが低い結果となりました。
■「Internet SagiWall(R)」について(http://www.sagiwall.jp)
「Internet SagiWall(R)」は、ウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの“コンテンツを解析”し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出します。悪意のあるコンテンツを検出した場合、そのサイトへのアクセスをブロックして脅威からユーザーを守るウェブブラウザー専用のセキュリティー対策ソフトウエアです。Windows(R)やAndroid(TM)搭載端末向けには組み込み型の「Internet SagiWall(R)」を提供しており、iPhoneやWindows(R) 8 Modern UI 搭載端末向けには「Internet SagiWall(R)」をバックグラウンドエンジンとして使用しているウェブブラウザー「あんしんWeb by Internet SagiWall(R)」を提供しています。この方式で、ウイルス対策ソフトウエアをすり抜けてきたブラウザー経由の脅威を検出し、日々進化する脅威に対応します。
<インターネット詐欺とは?>
インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称で、他のWebサイトを装い個人情報を騙し取るフィッシング詐欺や、加入に同意していない有料会員登録の代金を請求するワンクリ詐欺(ワンクリック詐欺)、ネットショッピングで代金未払いや商品未発送により金品を不正に得る詐欺などがあります。これらはコンピューターウィルスを使わない場合も多く、一般的なセキュリティ対策ソフトでは検知することが困難な状況です。
<会社概要>
社名: BBソフトサービス株式会社
所在地: 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス
代表者: 代表取締役社長 溝口 泰雄
設立日: 2006年1月17日
株主: ソフトバンクBB株式会社 100%
事業内容: ブロードバンドを利用したコンシューマー・SOHO用アプリケーションサービス、
およびオリジナルアプリケーションサービスの企画・開発・販売・運営
URL: http://www.bbss.co.jp/
・ iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
・ iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
・ Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
・ Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
・ その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
・ このプレスリリースに記載されている内容、製品・サービスの価格、仕様、お問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更する場合があります。