Wi2とアクセンチュア、共同開発した 新たなO2Oソリューションを生み出すサービス基盤の提供を開始
[13/11/05]
提供元:PRTIMES
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位置情報とビッグデータ分析技術を組み合わせ、 高精度なレコメンド配信などのサービスが実現可能に
【東京発、2013年11月5日】
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大塚 浩司、以下、Wi2)、およびアクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:程 近智、以下、アクセンチュア)は、Wi-Fiアクセスポイントから収集される位置情報データ等と、先進のビッグデータ分析技術を組み合わせ、位置情報を活用した新たなO2O*1(Online to Offline)ソリューションを生み出すサービス基盤を共同で開発、およびその提供を開始することを発表します。
本サービス基盤は、外食産業、コンビニ、アパレルなどの小売業、レジャー・娯楽関連施設や公共交通事業など、顧客の街中における動きを適切に捕捉して自社の店舗等に導く施策が、サービスの向上や売り上げの増加につながる業界に大きく貢献します。
今回Wi2とアクセンチュアが共同で開発した基盤は、Wi-Fiアクセスポイントから収集される、連続かつリアルタイムな位置情報を取得・管理するWi2のWi-Fi基盤、およびオープンソースのHadoop*2を活用して、独自の高度な分析を可能とするアクセンチュアのビッグデータ分析基盤によって構成されています。
ユーザー企業は、自社で持つスマートフォンなどのモバイル端末向けアプリと本サービス基盤とを連携させることで、アプリをダウンロードした顧客の属性情報、ならびに位置情報から分析された趣味嗜好や行動パターンに基づく*3、顧客の好みに合ったコンテンツを最適なタイミングで配信するサービスなどの提供が可能になります。また、ユーザー企業には、分析結果から得られた高度な分析レポートの提供も可能であり、データに基づく意思決定やサービスレベルの向上にも貢献します。
顧客の趣味嗜好や行動パターンは、データが蓄積されるほど精緻化されていくため、POS(Point of Sales: 販売時点管理)や会員ID情報だけでは得られなかった、潜在的な顧客特性(例:自社の上顧客になり得るかどうかの推定など)の把握も可能にします。 また、ユーザー企業が個別に保有する情報(顧客情報、購買履歴、閲覧履歴、操作履歴等)を本サービス基盤に連携させることで、顧客特性の分析精度をさらに高度化させることも可能です。*3
■本サービス基盤の活用例
レコメンド配信サービス(ジオフェンス*4 活用送客サービス)
・ ユーザー企業の店舗付近を顧客が通ると、実施中のキャンペーンやクーポン情報などをプッシュ配信
・ 来店するだけでポイント付与を行ったり、顧客の趣味嗜好に基づいた各種レコメンド情報のコンテンツを適切なタイミングで配信するなど
■ユーザー企業向け分析レポート サービスの活用例
・ 来店した顧客の、過去の来店や行動パターンから、自社にとっての上顧客を見出し、手厚い接客対応の実施
・ 店舗別注文数推移やクーポン配信実績、ポイント利用実績情報などに基づく、「サービス効果モニタリングレポート」を用いた、店舗内でのクーポン・ポイントの活用促進施策の実施など、購入率・顧客満足度向上に向けた取組み
・ 「ユニークユーザーのリピート率・来店頻度分析」による、来店者の傾向を考慮したキャンペーンの実施
・ 商圏分析やユーザー属性分布分析などに基づく「マーケティングレポート」を用いた、ターゲット顧客の利用路線推定による、効果的な広告展開の実施
*1 O2O (Online to Offline): オンラインとオフラインとの間で、顧客の購買行動などが連携しあうこと、また、オンライン上でのさまざまな働きかけによって、実店舗の業績に影響を及ぼすこと。
*2 Hadoop: The Apache Software Foundationが開発・公開しているオープンソースソフトウェアであり、ビッグデータの効率的な並列分散処理を可能とするソフトウエア基盤。
*3 本サービスで取扱う情報は、全て下記の「本サービス基盤における個人情報の取り扱いについて」の記載に準拠します。
*4ジオフェンス: スマートフォンなどの衛星利用測位システム(GPS)などと連携し、スマートフォンアプリやWebサービスの地図上に仮想的な「フェンス(境界)」の設定を可能とする技術。 設定された「フェンス」内に入った人や端末を検知し、クーポン配信などのサービスが実現できる。本サービスでは、センサーとしての役割(来店の把握)、位置検知としての役割(現在地の把握)の双方をWi-Fiを用いて対応。
本サービス基盤にて取り扱う各種情報について
● 個人情報は、個人情報保護法を遵守して取り扱います。
● パーソナルデータ*5は、以下内容に従って取り扱います。
*5パーソナルデータとは、個人情報保護法の遵守を前提に取得した情報のうち、性別、年齢層や趣味嗜好などによって分類された、個人を特定することを目的としない情報の総称です。参考:経済産業省『IT融合フォーラム パーソナルデータワーキンググループ』、首相官邸『パーソナルデータに関する検討会』等
1. パーソナルデータの利用目的:
本サービス基盤で取得したパーソナルデータは、レコメンド配信などの情報提供への基情報としての利用、ユーザー企業向けに提供するレポート作成時の基情報として利用されます。
2. パーソナルデータの利用者:
ユーザー企業およびWi2のみ取得したパーソナルデータを利用します。また、本サービス基盤で扱う情報は明確な同意無く、第三者に提供することはありません。
3. パーソナルデータの取得条件:
当該アプリをダウンロード・利用時に、利用許諾の同意をした場合のみ、パーソナルデータを取得します。
4. 分析対象となるパーソナルデータの範囲:
本サービス基盤と連携したアプリをダウンロードする際に、上記1.の利用目的に同意した顧客の情報のみが、当該基盤で取り扱われる対象となります。 当該顧客は当該アプリをアンインストールすることで、この対象から外れます。
5. パーソナルデータの秘匿性:
顧客から取得したパーソナルデータは、個人が特定できない形式で利用します。
利用における目的は、前述の「1.パーソナルデータの利用目的」に従います。
6. アクセンチュアが受託する分析業務の対象範囲:
本サービス基盤で取得したパーソナルデータとユーザー企業が個別に保有する情報(顧客情報、購買履歴、閲覧履歴、操作履歴等)を足し合わせた分析業務は、ユーザー企業から委託があった場合のみ実施します。ユーザー企業以外の他企業が保持する情報を、ユーザー企業の分析対象に含めることはありません。
7. パーソナルデータを利用したサービスの範囲:
本サービス基盤を介したパーソナルデータを利用した顧客向けのあらゆるサービスは、各ユーザー企業が開発し、本サービス基盤と連携させているアプリを介してのみ提供されます。
【Wi2について】
Wi2は、公衆無線LAN事業者として国内最大級のWi-Fiスポット構築、運営を行っております。また、各業界のお客様と共にWi-Fiを中心としたオープンで簡便な無線ブロードバンド環境の整備、および新たなビジネスの創出を通して、お客様にとって想定を超えるような身近で欠かせない快適・快速無線インターネット生活を提供するべく邁進しております。今後もWi-Fiのプロフェッショナル企業として、圧倒的な専門知識と時代の先を見据えた技術開発により、社会貢献とともに、新価値創造および新生活の提供を目指します。Wi2の詳細は、 http://www.wi2.co.jp/index.html を、またWi2が提供するコンシューマー向けサービス「Wi2 300」については http://300.wi2.co.jp/ をご確認ください。
【アクセンチュアについて】
アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業です。約27万5000人の社員を擁し、世界120カ国以上のお客様にサービスを提供しています。豊富な経験、あらゆる業界や業務に対応できる能力、世界で最も成功を収めている企業に関する広範囲に及ぶリサーチなどの強みを生かし、民間企業や官公庁のお客様がより高いビジネス・パフォーマンスを達成できるよう、その実現に向けてお客様とともに取り組んでいます。2013年8月31日を期末とする2013年会計年度の売上高は、286億USドルでした(2001年7月19日NYSE上場、略号:ACN)。
アクセンチュアの詳細は http://www.accenture.com/us-en/pages/index.aspx を、アクセンチュア株式会社の詳細は http://www.accenture.com/jp-ja/Pages/index.aspx をご覧ください。
【東京発、2013年11月5日】
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大塚 浩司、以下、Wi2)、およびアクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:程 近智、以下、アクセンチュア)は、Wi-Fiアクセスポイントから収集される位置情報データ等と、先進のビッグデータ分析技術を組み合わせ、位置情報を活用した新たなO2O*1(Online to Offline)ソリューションを生み出すサービス基盤を共同で開発、およびその提供を開始することを発表します。
本サービス基盤は、外食産業、コンビニ、アパレルなどの小売業、レジャー・娯楽関連施設や公共交通事業など、顧客の街中における動きを適切に捕捉して自社の店舗等に導く施策が、サービスの向上や売り上げの増加につながる業界に大きく貢献します。
今回Wi2とアクセンチュアが共同で開発した基盤は、Wi-Fiアクセスポイントから収集される、連続かつリアルタイムな位置情報を取得・管理するWi2のWi-Fi基盤、およびオープンソースのHadoop*2を活用して、独自の高度な分析を可能とするアクセンチュアのビッグデータ分析基盤によって構成されています。
ユーザー企業は、自社で持つスマートフォンなどのモバイル端末向けアプリと本サービス基盤とを連携させることで、アプリをダウンロードした顧客の属性情報、ならびに位置情報から分析された趣味嗜好や行動パターンに基づく*3、顧客の好みに合ったコンテンツを最適なタイミングで配信するサービスなどの提供が可能になります。また、ユーザー企業には、分析結果から得られた高度な分析レポートの提供も可能であり、データに基づく意思決定やサービスレベルの向上にも貢献します。
顧客の趣味嗜好や行動パターンは、データが蓄積されるほど精緻化されていくため、POS(Point of Sales: 販売時点管理)や会員ID情報だけでは得られなかった、潜在的な顧客特性(例:自社の上顧客になり得るかどうかの推定など)の把握も可能にします。 また、ユーザー企業が個別に保有する情報(顧客情報、購買履歴、閲覧履歴、操作履歴等)を本サービス基盤に連携させることで、顧客特性の分析精度をさらに高度化させることも可能です。*3
■本サービス基盤の活用例
レコメンド配信サービス(ジオフェンス*4 活用送客サービス)
・ ユーザー企業の店舗付近を顧客が通ると、実施中のキャンペーンやクーポン情報などをプッシュ配信
・ 来店するだけでポイント付与を行ったり、顧客の趣味嗜好に基づいた各種レコメンド情報のコンテンツを適切なタイミングで配信するなど
■ユーザー企業向け分析レポート サービスの活用例
・ 来店した顧客の、過去の来店や行動パターンから、自社にとっての上顧客を見出し、手厚い接客対応の実施
・ 店舗別注文数推移やクーポン配信実績、ポイント利用実績情報などに基づく、「サービス効果モニタリングレポート」を用いた、店舗内でのクーポン・ポイントの活用促進施策の実施など、購入率・顧客満足度向上に向けた取組み
・ 「ユニークユーザーのリピート率・来店頻度分析」による、来店者の傾向を考慮したキャンペーンの実施
・ 商圏分析やユーザー属性分布分析などに基づく「マーケティングレポート」を用いた、ターゲット顧客の利用路線推定による、効果的な広告展開の実施
*1 O2O (Online to Offline): オンラインとオフラインとの間で、顧客の購買行動などが連携しあうこと、また、オンライン上でのさまざまな働きかけによって、実店舗の業績に影響を及ぼすこと。
*2 Hadoop: The Apache Software Foundationが開発・公開しているオープンソースソフトウェアであり、ビッグデータの効率的な並列分散処理を可能とするソフトウエア基盤。
*3 本サービスで取扱う情報は、全て下記の「本サービス基盤における個人情報の取り扱いについて」の記載に準拠します。
*4ジオフェンス: スマートフォンなどの衛星利用測位システム(GPS)などと連携し、スマートフォンアプリやWebサービスの地図上に仮想的な「フェンス(境界)」の設定を可能とする技術。 設定された「フェンス」内に入った人や端末を検知し、クーポン配信などのサービスが実現できる。本サービスでは、センサーとしての役割(来店の把握)、位置検知としての役割(現在地の把握)の双方をWi-Fiを用いて対応。
本サービス基盤にて取り扱う各種情報について
● 個人情報は、個人情報保護法を遵守して取り扱います。
● パーソナルデータ*5は、以下内容に従って取り扱います。
*5パーソナルデータとは、個人情報保護法の遵守を前提に取得した情報のうち、性別、年齢層や趣味嗜好などによって分類された、個人を特定することを目的としない情報の総称です。参考:経済産業省『IT融合フォーラム パーソナルデータワーキンググループ』、首相官邸『パーソナルデータに関する検討会』等
1. パーソナルデータの利用目的:
本サービス基盤で取得したパーソナルデータは、レコメンド配信などの情報提供への基情報としての利用、ユーザー企業向けに提供するレポート作成時の基情報として利用されます。
2. パーソナルデータの利用者:
ユーザー企業およびWi2のみ取得したパーソナルデータを利用します。また、本サービス基盤で扱う情報は明確な同意無く、第三者に提供することはありません。
3. パーソナルデータの取得条件:
当該アプリをダウンロード・利用時に、利用許諾の同意をした場合のみ、パーソナルデータを取得します。
4. 分析対象となるパーソナルデータの範囲:
本サービス基盤と連携したアプリをダウンロードする際に、上記1.の利用目的に同意した顧客の情報のみが、当該基盤で取り扱われる対象となります。 当該顧客は当該アプリをアンインストールすることで、この対象から外れます。
5. パーソナルデータの秘匿性:
顧客から取得したパーソナルデータは、個人が特定できない形式で利用します。
利用における目的は、前述の「1.パーソナルデータの利用目的」に従います。
6. アクセンチュアが受託する分析業務の対象範囲:
本サービス基盤で取得したパーソナルデータとユーザー企業が個別に保有する情報(顧客情報、購買履歴、閲覧履歴、操作履歴等)を足し合わせた分析業務は、ユーザー企業から委託があった場合のみ実施します。ユーザー企業以外の他企業が保持する情報を、ユーザー企業の分析対象に含めることはありません。
7. パーソナルデータを利用したサービスの範囲:
本サービス基盤を介したパーソナルデータを利用した顧客向けのあらゆるサービスは、各ユーザー企業が開発し、本サービス基盤と連携させているアプリを介してのみ提供されます。
【Wi2について】
Wi2は、公衆無線LAN事業者として国内最大級のWi-Fiスポット構築、運営を行っております。また、各業界のお客様と共にWi-Fiを中心としたオープンで簡便な無線ブロードバンド環境の整備、および新たなビジネスの創出を通して、お客様にとって想定を超えるような身近で欠かせない快適・快速無線インターネット生活を提供するべく邁進しております。今後もWi-Fiのプロフェッショナル企業として、圧倒的な専門知識と時代の先を見据えた技術開発により、社会貢献とともに、新価値創造および新生活の提供を目指します。Wi2の詳細は、 http://www.wi2.co.jp/index.html を、またWi2が提供するコンシューマー向けサービス「Wi2 300」については http://300.wi2.co.jp/ をご確認ください。
【アクセンチュアについて】
アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業です。約27万5000人の社員を擁し、世界120カ国以上のお客様にサービスを提供しています。豊富な経験、あらゆる業界や業務に対応できる能力、世界で最も成功を収めている企業に関する広範囲に及ぶリサーチなどの強みを生かし、民間企業や官公庁のお客様がより高いビジネス・パフォーマンスを達成できるよう、その実現に向けてお客様とともに取り組んでいます。2013年8月31日を期末とする2013年会計年度の売上高は、286億USドルでした(2001年7月19日NYSE上場、略号:ACN)。
アクセンチュアの詳細は http://www.accenture.com/us-en/pages/index.aspx を、アクセンチュア株式会社の詳細は http://www.accenture.com/jp-ja/Pages/index.aspx をご覧ください。