インターナショナルSOS:変化する世界情勢においてビジネストラベラーが直面する健康上のリスクについて
[14/04/15]
提供元:PRTIMES
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2013年統計を発表
2013年にインターナショナルSOSが医療アシスタンスを行った事例の40%超が、当社の医療リスク評価により「ハイリスク」、またはもっともリスクの高い「エクストリームリスク」に分類された国々で発生しています。2010年の25%未満に比べ急激な増加傾向にあります。また、「エクストリームリスク」と評価された国々において、高額医療費負担を強いられた多くの事例を予防可能と判断します。
昨今では、医療の十分な設備が整っていないなど高い医療リスクをかかえる国々へ派遣されるビジネストラベラーと駐在員の数が増大し、より多くの人々がかつてないほどの数の医療アシスタンスを必要としています。
2013年のインターナショナルSOSの統計によると、当社のメンバーシッププログラムを保有する企業の社員が、リスクの高い地域に勤務・居住するケースがますます増えており、それに応じてメディカルリスクを回避するための事前の計画立案と対策検討が必要となっています。
インターナショナルSOSのメディカル・ディレクターの安藤裕一医学博士は、企業が直面する医療リスクについて次のように語っています。
「私たちインターナショナルSOSは、これまで渡航者のリスクをあまり重視してこなかった企業様は、今こそ十分に考慮されるべきだろうと考えます。なぜなら海外で入院や医療搬送を必要とした事例の多くは、負傷や心血管障害などに適切な手当てを行うことで防ぐことができたケースであり、特に医療搬送の多くは現地の医療レベルに関係があると考えるからです。
事前に渡航地の医療リスクを確認したり、医療情報の収集や健康診断を受けるなど、渡航前に十分な準備を行うことで渡航後のリスクを軽減することができます。これは特にリスクが「ハイ」または「エクストリーム」と評価されている国々へ渡航する方々にとって、とても重要なことだと思いますし、これらのリスクを回避することは、結果として企業様の事業継続に好影響を与えることになるはずです。事前に渡航者の健康管理を行わない場合、職員配置の失敗や回避可能な損失、訴訟、あるいは悲劇的な結果を招く恐れがあります。」
2013年の統計: 約 600,000件の医療事例データからのケーススタディ
グローバルの場合
医療事例全体の40%超が、当社の医療リスク評価により「ハイリスク」、またはもっともリスクの高い「エクストリームリスク」に評価された国で発生しています。これは、2010年の25%未満に比べ急激な増加傾向にあります。
医療事例別にみると、男性では心臓病が5位を占めていますが、女性では10位以下です。
「エクストリームリスク」の国では医療事例の11%が心疾患であり、同じく11%はマラリアやデング熱などの感染症に起因しています。これらの患者の多くが心臓病の検査や蚊媒介性感染症を防ぐ教育など、派遣前のプログラムを通して防ぐことが可能だったといえるでしょう。
ここ数年、インターナショナルSOSのメンバーシッププログラムを保有する企業の社員が医療アシスタンスを求める最も一般的な事例は、負傷、呼吸障害と胃腸障害です。
アジアと中東の場合
アジアと中東の事例の50%は「ハイリスク」国で発生しており、最もアシスタンスが必要な国はインドネシア、インド、中国、ベトナムです。これは2010年の29%に比べ増加傾向です。
その他の地域の場合
アフリカは引き続き、「ローリスク」と評価された国はありません。「ハイリスク」または「エクストリームリスク」の国における医療事例の合計は2010年以降78%から85%に増加しています。
ヨーロッパは、医療事例に関しておおむね「ローリスク」のと言えます。しかしながら、ローリスク地域でも多くの人々が医療アシスタンスを必要としています。実に87%の方々が、「ローリスク」国から弊社のアシスタンスサポートを利用しています。これは、2010年の59%から増加しています。
北南米の医療事例は2010年の事例とほとんど同等です。「エクストリームリスク」の国々での症例は若干ながら減少傾向です。
リスクの高いオセアニア諸国の医療事例数は過去4年で増加しており、2010年は14%だったのに対し、2013年は25%に増加しています。
メンバーシッププログラムを保有する企業の場合
40歳未満では渡航前または滞在中にインターナショナルSOSの支援を求める男性と女性の割合は同等です。しかし、40歳以上では女性の倍以上の男性が医療アシスタンスを求めています。
海外滞在中、男性は女性よりも怪我をする可能性が高いといえます。また、男性は女性に比べ心臓麻痺など心臓血管の問題を抱えていたり、マラリアやデング熱などの昆虫媒介性の疾病に罹りやすいといえます。
上記のデータ分析は、以下のインターナショナルSOSの最新の調査とも合致しています。
「ハイリスク」国で入院した渡航者と駐在員の約50%に、医療搬送が必要になります。
「エクストリームリスク」国では、その数字はほぼ80%まで上昇します。
628団体のうち、駐在員を派遣する前に、インターナショナルSOSが事前にリスク評価を実施したのはわずか32%でした。
International SOS について(www.internationalsos.co.jp)
インターナショナルSOS は、世界最大手のメディカル&セキュリティアシスタンス企業です。
世界76カ国700カ所にわたる拠点から、グローバルに活躍する顧客企業をサポートしています。
1,200名の医師及び200名のセキュリティ・スペシャリストをはじめとする10,000名以上の従業員が、日夜アシスタンスに従事しており、そのプロフェッショナルな専門知識は他の追随を許しません。
インターナショナルSOSは広範囲なリスクに対する予防的プログラムと、緊急事態における圧倒的な実行手段を他社に先駆けて提供してきました。顧客企業が世界中どこでも『従業員の健康と安全』を実現いただけるよう、全力を挙げてサポートしています。
<本件のお問い合わせ先>
インターナショナルSOS ジャパン株式会社
セールス&マーケティング本部
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂4 丁目2 番6住友不動産新赤坂ビル11階
電話: 03-3560-8400
tokyosales@internationalsos.com
http://www.internationalsos.co.jp
2013年にインターナショナルSOSが医療アシスタンスを行った事例の40%超が、当社の医療リスク評価により「ハイリスク」、またはもっともリスクの高い「エクストリームリスク」に分類された国々で発生しています。2010年の25%未満に比べ急激な増加傾向にあります。また、「エクストリームリスク」と評価された国々において、高額医療費負担を強いられた多くの事例を予防可能と判断します。
昨今では、医療の十分な設備が整っていないなど高い医療リスクをかかえる国々へ派遣されるビジネストラベラーと駐在員の数が増大し、より多くの人々がかつてないほどの数の医療アシスタンスを必要としています。
2013年のインターナショナルSOSの統計によると、当社のメンバーシッププログラムを保有する企業の社員が、リスクの高い地域に勤務・居住するケースがますます増えており、それに応じてメディカルリスクを回避するための事前の計画立案と対策検討が必要となっています。
インターナショナルSOSのメディカル・ディレクターの安藤裕一医学博士は、企業が直面する医療リスクについて次のように語っています。
「私たちインターナショナルSOSは、これまで渡航者のリスクをあまり重視してこなかった企業様は、今こそ十分に考慮されるべきだろうと考えます。なぜなら海外で入院や医療搬送を必要とした事例の多くは、負傷や心血管障害などに適切な手当てを行うことで防ぐことができたケースであり、特に医療搬送の多くは現地の医療レベルに関係があると考えるからです。
事前に渡航地の医療リスクを確認したり、医療情報の収集や健康診断を受けるなど、渡航前に十分な準備を行うことで渡航後のリスクを軽減することができます。これは特にリスクが「ハイ」または「エクストリーム」と評価されている国々へ渡航する方々にとって、とても重要なことだと思いますし、これらのリスクを回避することは、結果として企業様の事業継続に好影響を与えることになるはずです。事前に渡航者の健康管理を行わない場合、職員配置の失敗や回避可能な損失、訴訟、あるいは悲劇的な結果を招く恐れがあります。」
2013年の統計: 約 600,000件の医療事例データからのケーススタディ
グローバルの場合
医療事例全体の40%超が、当社の医療リスク評価により「ハイリスク」、またはもっともリスクの高い「エクストリームリスク」に評価された国で発生しています。これは、2010年の25%未満に比べ急激な増加傾向にあります。
医療事例別にみると、男性では心臓病が5位を占めていますが、女性では10位以下です。
「エクストリームリスク」の国では医療事例の11%が心疾患であり、同じく11%はマラリアやデング熱などの感染症に起因しています。これらの患者の多くが心臓病の検査や蚊媒介性感染症を防ぐ教育など、派遣前のプログラムを通して防ぐことが可能だったといえるでしょう。
ここ数年、インターナショナルSOSのメンバーシッププログラムを保有する企業の社員が医療アシスタンスを求める最も一般的な事例は、負傷、呼吸障害と胃腸障害です。
アジアと中東の場合
アジアと中東の事例の50%は「ハイリスク」国で発生しており、最もアシスタンスが必要な国はインドネシア、インド、中国、ベトナムです。これは2010年の29%に比べ増加傾向です。
その他の地域の場合
アフリカは引き続き、「ローリスク」と評価された国はありません。「ハイリスク」または「エクストリームリスク」の国における医療事例の合計は2010年以降78%から85%に増加しています。
ヨーロッパは、医療事例に関しておおむね「ローリスク」のと言えます。しかしながら、ローリスク地域でも多くの人々が医療アシスタンスを必要としています。実に87%の方々が、「ローリスク」国から弊社のアシスタンスサポートを利用しています。これは、2010年の59%から増加しています。
北南米の医療事例は2010年の事例とほとんど同等です。「エクストリームリスク」の国々での症例は若干ながら減少傾向です。
リスクの高いオセアニア諸国の医療事例数は過去4年で増加しており、2010年は14%だったのに対し、2013年は25%に増加しています。
メンバーシッププログラムを保有する企業の場合
40歳未満では渡航前または滞在中にインターナショナルSOSの支援を求める男性と女性の割合は同等です。しかし、40歳以上では女性の倍以上の男性が医療アシスタンスを求めています。
海外滞在中、男性は女性よりも怪我をする可能性が高いといえます。また、男性は女性に比べ心臓麻痺など心臓血管の問題を抱えていたり、マラリアやデング熱などの昆虫媒介性の疾病に罹りやすいといえます。
上記のデータ分析は、以下のインターナショナルSOSの最新の調査とも合致しています。
「ハイリスク」国で入院した渡航者と駐在員の約50%に、医療搬送が必要になります。
「エクストリームリスク」国では、その数字はほぼ80%まで上昇します。
628団体のうち、駐在員を派遣する前に、インターナショナルSOSが事前にリスク評価を実施したのはわずか32%でした。
International SOS について(www.internationalsos.co.jp)
インターナショナルSOS は、世界最大手のメディカル&セキュリティアシスタンス企業です。
世界76カ国700カ所にわたる拠点から、グローバルに活躍する顧客企業をサポートしています。
1,200名の医師及び200名のセキュリティ・スペシャリストをはじめとする10,000名以上の従業員が、日夜アシスタンスに従事しており、そのプロフェッショナルな専門知識は他の追随を許しません。
インターナショナルSOSは広範囲なリスクに対する予防的プログラムと、緊急事態における圧倒的な実行手段を他社に先駆けて提供してきました。顧客企業が世界中どこでも『従業員の健康と安全』を実現いただけるよう、全力を挙げてサポートしています。
<本件のお問い合わせ先>
インターナショナルSOS ジャパン株式会社
セールス&マーケティング本部
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂4 丁目2 番6住友不動産新赤坂ビル11階
電話: 03-3560-8400
tokyosales@internationalsos.com
http://www.internationalsos.co.jp